不妊治療|顕微授精によるに移植が叶わなかった日
こんにちわINFOBOXです。
先日の記事で不妊治療による顕微授精で約2年間凍結していた受精卵(胚)を移植し2021/10/20に血液検査による妊娠判定があることを書きました。
(その時の記事がこちらです)
結果としては夫婦で望んでいた結果が叶わなかったのでその時のお話をしたいと思います。
顕微授精治療により成功した受精卵は2つ!
2年前の話ですが初めて不妊治療を開始してから顕微授精の時に受精卵を2つ作ることに成功しました。
卵ちゃん達にはランクがあり妊娠する確率が高い方を最初の移植で採用しました。
奇跡的にも1回目の移植で妊娠し2020年に元気な息子(今では1歳3ヵ月)を授かることができたので、
本当に私たちは恵まれていました。
今回の2人目への挑戦に向けて残り1つの(1つ目よりは成功率が低いと言われている)卵ちゃんを移植することになりました。
胚凍結してから2年後に不妊治療再開し胚移植を行う
2021/10/11が移植日でしたが、その3週間ほど前から薬の投与を開始し妊娠しやすい状態に整えていくのですが毎日のことなのでこれが大変なんですよね。私は夫の立場なので直接的な負担はありませんが、日々妻の努力を見ているだけでも大変さが伝わってきました。
移植そのものは痛みも無く無事に終わり、
その後も着床しやすい状態にするため薬の投与を続けてから9日後に妊娠判定を迎えます。
妊娠判定3日前にて妊娠検査薬による判定結果
2人目ということもあり2年前ほどのそわそわ感も無く、夫婦間では「成功できたら奇跡だよね!」って心構えでいようと平常心を保ってはいたものの、
移植してから約一週間経過してきた頃にはやはり気になる気になる・・・
ってことで市販の検査薬を使ってみた結果・・・
陰性判定・・・
どちらかと言うと妊娠しない確率の方が高いと言われていることもありある程度の想像はしていましたが、
やっぱり結果をみると少し寂しさを感じてしまいます。
妊娠判定前日にて妊娠検査薬による判定結果
陰性判定・・・
やっぱりと言った感情でした。世の中そんなに甘くないでは無いですが、
あらためて出産は奇跡的な出来事なんだなと再認識させられました。
とは言え病院での血液検査による検査の方がより詳細の情報が分かるので、
淡い期待は若干残しつつ当日を迎えました。
妊娠判定当日の判定結果を受けて
当日は私が息子を一時保育へ預けつつ、妻は病院へ
朝からバタバタした一日の始まりだったこともあり、
特に特別な感情はありませんでしたが妊娠判定の時は妻と一緒に病院で聞きたかったことが何より悔やまれます。
ただ、息子も一緒に病院へ連れていくことはできないため叶わぬことではありましたがせめて病院の外で待っていることくらいはできたのではと・・・
結果はタイトルでも書かせて頂いた通り残念ながら妊娠には至りませんでした。
妻が聞いた先生からの話では血液検査の数値結果として100以上あれば「妊娠おめでとうございます!」になるようですが、
今回の数値は9だったようです。
ちなみに一人目の時の数値は200だったと聞きどれほど低い数値なのかが分かります。
先生からは可能性はゼロでは無いですがこの数値から出産に至った方は過去に1人~2人いたかどうか位の可能性らしいです。
このまま治療(薬の投与)を続けるかどうかの判断はお任せしますと・・・
この話を妻は一人で聞いたのですがその判断をするために電話がありました。
2人で話し合った結論としては治療は断念することにしました。
治療費の負担と言うよりは可能性がほぼ0に近い状態でまた日々薬の投与を続けていく身体的負担と精神面を考慮した結果の答えです。
通院先の病院も引っ越す前にお世話になっていた所だったので電車で片道1時間以上かかる場所も理由の一つとしてありました。
電話で話を聞いた時は妻の声も覇気が無く暗い印象もあり、
私も残念な気持ちはありつつもやはり一人で結果を聞いたこと。
何より治療を続けてきた努力や2年間凍結していた受精卵で満を持して移植したことの期待感が全て失ってしまったことの衝撃は想像以上でした。
今後の不妊治療との向き合い方について
幸いにも私は40歳ですが妻はまだ20代後半のため、
まだまだ望みはあると思っています。
今後また治療を再開する際は近くの病院に移ってからとなる予定ですが、
一旦は3人での平穏な生活に戻り安定した日々を過ごしたいと思っています。
妻から聞いた話ですが、
妊娠判定当日に電話がかかってきた時が一番精神的に辛かったようですが、
会話している間に徐々に落ち着いてきたようです。
その日の夜は息子を寝かしつけた後に夫婦二人で残念会としてお刺身と妻の大好きなビールで乾杯しました。