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結節影経過観察編 | 気管支鏡検査までの流れ

【経緯まとめ】
(2022年2月コロナ罹患。咳が治らず3月に内科受診したところ肺に影がありコロナ肺炎と一度診断される)
・2022年7月 | 人間ドックで右肺に影が見つかり内科医から連絡をもらう
・2022年8月 | かかりつけ医(内科医)に相談、CT撮影→念の為に呼吸器内科を紹介される
・2022年8月 | 院長が呼吸器内科専門医のクリニックで診てもらい、特に問題無さそうとの事で、一旦、経過観察となる
・2022年11月(上旬) | 呼吸器内科クリニック受診
・2022年11月(下旬) | PET CT検査
・2022年12月 | PET CT検査結果受け取る。集積無しで経過観察継続。
・2023年4月~6月 | 経過観察から気管支鏡検査へ←今回はこの検査までの流れについて書きます

12月のPET CTで目立った集積が無かったので、経過観察をそのまま続ける事になり、4月に改めて呼吸器内科クリニックを受診しました。「影、薄くなってたらいいなー」と思いながら受診したのですが、残念ながら薄くも小さくもなっておらず、医師も「うーん」という反応でした。影自体は2022年3月に撮影していたCTに既に映っていたため、1年経過しても変化がないというのがやはり気持ち悪い感じがするという事でした。

肺癌の場合は、X線→CTという順で検査が進んで、私のように画像診断だけでは判断出来ない場合等に、細胞や組織を採って確定診断を確定する流れとなります。詳細の流れはこちらをご覧ください。

細胞や組織を採って検査を行う「気管支鏡検査」や「経皮的針生検」は体に負担がかかるので(リスクが伴うので)、医師もそれまでは検査を進めてこなかったのですが、最初に影が出現したのを認知してから、1年経過したという事もあり、呼吸器内科の医師から、体に負担はかかるけど、経皮的針生検を検討して欲しいと言われて、経皮的針生検を行っている総合病院に紹介状を持って、受診する事になりました。何故、気管支鏡検査ではなく経皮的針生検を進められたかというと、以前公開した写真の通り、気管支が枝分かれした先の方に影があるから、気管支鏡だと細胞が採れない可能性が高く、であれば経皮的針生検の方は背中から針を刺すので、細胞が採れる可能性が上がるから、気管支鏡は飛ばして経皮的針生検を行った方が良いという説明でした。

この時点で、気管支鏡検査と経皮的針生検両方のメリットデメリットをしっかり確認して、5月に総合病院の呼吸器内科を受診しました。

総合病院の医師は「仮に癌だった場合、経皮的針生検で針を抜く時に、癌細胞が他の場所に触れて転移する可能性が0じゃないから、細胞自体が取れずに確定診断出来ない可能性はあるけど、一度、気管支鏡検査をまずやる方向がいいと思う」との事でした。事前にクリニックで説明を受けた際にも「可能性はかなり低いけど、経皮的針生検で転移する可能性は0では無い」と聞いていた事と気胸になる事も聞いていたので、メリットデメリットを考えて、私は気管支鏡検査を受ける事にして、その場でさっくり6月に予約(一泊入院)を入れました。

その時の自分に言いたい。気管支鏡検査を受ける選択する事自体はいいけど、自分が検査を受ける病院の検査方法がどのような内容なのか、詳細を聞かなかった(調べなかった)あなたはあとで痛み目を見ると。何故か気管支鏡検査を甘く見ていたんですよ、私。静脈麻酔を使う胃カメラくらいの検査だろうと勝手に思い込んでいました・・・。冷静に考えれば、気管支鏡検査って検査する病院でやり方違うんですよね、当たり前ですけど・・・。

次回は気管支鏡検査(入院)について公開予定です。

※本ブログは一個人の経験・体験・知識に基づいた情報発信となり、質疑応答や相談を受ける事は出来ませんので、あらかじめご了承ください。

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