noteクリエイターが選んだ「#2019年のベストnote」をご紹介します!
いつもnoteをご利用いただきありがとうございます。
投稿企画「#2019年のベストnote」では、みなさんが2019年に読んで心に残っている記事を紹介しながら、そのnoteへの想いを綴っていただきました。
ここからは、noteクリエイターが選んだ「2019年のベストnote」を紹介していきます!
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■絶対、絶対、絶対に許せない気持ち。 / 阿部光平さん
わたしはこんなふうにちゃんと自分の気持ちを父にぶつけられたことは一度もないけれど、それでもなぜか昔の自分を思い出して胸が苦しくなった。たぶん言えなかったけれど、わたしもこうやって正面から気持ちを伝えたかったんだと思う。照れくさくても言い訳せず、父にもこうやって正面から受け止めてほしかったのだと思う。
阿部さんはしっかり向き合い、心から謝って娘さんと仲直りできたらしい。本当に良かった良かった。
この素敵な親子のじれったかったり切なかったり、でもあったかいエピソードをもっともっと読みたい。
■【#2019年のベストnote】noteで泣きました(ごはん #毎日更新中さん )よりご紹介
■めくるめくアウェイ沼へようこそ / 峰 麻美さん
アウェイ沼とはうまいこと言うなあ、と。その底知れぬ行動力と好奇心があったればこそ「アウェイ沼」という底なし沼にハマることも可能なわけでしてね。それをよく著してるテキストだと思いましたね。
先程も書いたような、峰さんって書き手に通底する「底知れぬ行動力と好奇心」を存分に味わえる文章かと。ぜひ御一読ください。
■おこがましくて選べないんですが(KAZZさん)よりご紹介
■ラブホは建築(たり得る)か?─建築家が設計したラブホに泊まりに行ったらとんでもないことになってた話 / にゃんちあきさん
建築についてのnoteといえば、ある建築作品、あるいは建築家についてその魅力を伝えよう、という動機が定番。趣味として建築を見に出かける、あるいは旅行先で観光名所でもなんでもない、現代建築家による作品に立ち寄るといった話をすると、たいがい不審な目で見られるのです。
そんな状況を少しでも変えていきたいと、われわれ建築好きは見に行った建築物の魅力を語りたくなるんですよね。僕自身も、訪れた建築の魅力をnoteで書き綴っています。そして…2019年の締めくくりに自薦できるようにと力を入れて書いた記事があったのですが。完全に負けました!
対象として扱っている建築物や建築家に対する熱量、見に行った道程やそこで感じた印象を、エンタメとして昇華している。
なにせ扱っている建築が「ラブホ」なので、途中「なにを読まされているんだ」と思いながらもグイグイ引き込まれてしまいます。専門用語を避け、だれにでもわかりやすい文章を追求しつつ、作品や建築家のどこがすごいのかもきちんと伝わるテキストに感服しました。
■建築好きなら読み返したい、2019年のベストnote5選(ロンロ・ボナペティ|建築×編集さん)よりご紹介
■やりたいことをやりなさい / 伊藤緑さん
伊藤さんの作品は、特に、まず読んで欲しい。それで他のひとが語る言葉が不要だと思ったら、私の駄文は無視してもらっていいです。紡がれた言葉を、言葉のままに味わってもらいたいのです。
相手を慮った言葉はときにひとを深く傷付ける。悪意のない言葉は、悪意とともに投げ掛けられたものよりも、深く沈殿する。言葉とはそのぐらい繊細なものだ、ということが本作を読むと、強く伝わってきます。
本作はあくまで〈掌編小説〉です。作者がどれだけこの作品に自身を投影させたのかは分かりませんが、でも実はそんなことどうでもいいのです。すくなくとも私には。なめらかな文章の美しさと鋭い棘を忍ばせた繊細な思考描写のすこしざらざらとした感触の合わさったこの小説は、とても愛おしい。伊藤緑さんの作品は文章の美しさはもちろんのこと、ものの見方に魅力を感じるものが多く、「やりたいことをやりなさい」が好きな方は、ぜひ「魂を削って」もおすすめです。
■noteがきっかけで読んだ作品⑤偏愛おすすめnote記事集①(サトウ・レンさん)よりご紹介
■夏生まれに贈る、全力ビール / ありのす/瞬殺飯と日々のことさん
私が初サポートを捧げたnoteです。五感でうわーーーっと襲ってくるパワーがありつつも優しさと包容力に満ちあふれていて、ただただ圧倒されました。語りだしたら止まらないのですが、ありのすさんの言葉の選び方がほんっとーーーに好きです。「すんすん匂いを嗅ぎながら」とか「ああ。おめでとう!!」の瞬間、リズムの置き方とか。食材が全力でおいしそう。乾杯の表現がここまでおいしそうなことに、同じテーマで小説を書いた自分は少し嫉妬したくらい。本当にスキ。
■ぐっと心に残ったnote 2019(宿木雪樹さん)よりご紹介
■「良いデザイン」について考え続けていたら全てがつながって途方に暮れたけど、越境して少し強くなれた、わたしの話。 / 筒井美希さん
越境ってのが核心的。
デザイナーは越境して橋かけていくイメージがピッタリはまる。
このnoteを読んだ後、自分のデザイナーやデザインに対する認識がクリアになってきていて、質感と質量がある感覚になりました。
なぜ私は組織に属す選択をしているのか。
なぜその中でデザイナーを選択したいのか。
それを改めて見つめ考える材料がたくさん詰まった内容でした。
デザイナーやデザインに関心のある人に勧めたいnoteです。
■私がデザイナーであることを選択したい理由 #2019のベストnote (dharaさん)よりご紹介
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2020年もクリエイターのみなさまが素敵なnoteと出会えるよう、note編集部一同ちからを尽くしていきます。
たくさんのご投稿ありがとうございました!