シェア
ようこそ、ライターさとゆみの押しかけ問答部屋へ。 ライターさんに伺う1問1答シリーズ第4弾です。 今回お話を伺ったのは、主にウェブメディアを中心に執筆をされているライターのモリジュンヤ(@JUNYAmori) さん。ウェブ媒体「greenz.jp」の編集を経て、現在はライティングだけではなく「THE BRIDGE」「マチノコト」をはじめとする、メディアの運営や編集もされています。 Q1:モリさんとは一度、ferret編集長の飯高さんにご紹介いただいてお食事をご一緒さ
「夏」の中に身を置くのは今年で31回目なので もうそこそこ慣れた手つきで「毎度」とか言いながら、秋までまっすぐ線をひくことが出来てもいいだろうに、私は毎年、線をカックカックと蛇行させ、お約束のように起点すら見失う。 それでも「夏はフェードアウトするものだよね」と「夏」を形容するあらゆるものを身体全体に浴びておこうと、空を仰ぐ。 やる気もないくせに「夏だから、サーフィンとかしたいよね」などと言ってみる。 しかし、夏の全体部分を抱えてしまおうと思えば思うほど、どこからどこま
Heart partyについて (1)メディアの分水嶺 僕が最初にメディアに関わった1970年代は、メディアは黄金時代だったのかも知れない。大手出版社には、森羅万象の知識を持ち、広範囲の人脈と底知れぬ胆力を兼ね添えたスーパー編集長がいて、続々と大型雑誌を創刊し、新しい才能を見出して時代を切り拓く書籍を刊行していた。テレビ局にも、何もなかったテレビ文化の創世記を知るディレクターたちが成熟期を迎え、縦横無尽に映像文化をテレビ画面で表現していた。雑誌やテレビより以前の文化であ