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提唱者-INFJ-と管理者-ISTJ-

INFJから見たISTJは、非常に興味深く、かつ複雑な存在です。
以下にINFJがISTJに対して持つ観察や感情、そして両者の相互作用について説明致します。

尚これは全ての人に当てはまるとは限りませんので、決して先入観を持たず相手の考えや価値観を深く理解するための一つの方法としてお読み頂けると幸いです。


管理者-ISTJ-

(内向的・感覚的・思考的・判断的)の性格タイプで構成されています。

ロジスティシャンは現実的かつファクト重視の気質があり、
とても頼りがいがあります。

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自分が誠実な人間であることに誇りを感じている人達であり何かにコミット(結果を約束する、積極的に関わること)をしたら最後までやり遂げる、
そして建前ではなく本音を語るタイプでもあります。

全人口のかなりを占める性格タイプで、特に周りから注目されたいと思ったり派手だったりするわけではありませんが、強固で安定した社会基盤の維持に大きく貢献する人たちです。
ものすごくストレスフルな状況においても落ち着いて論理的でいられる上に現実的で頼りがいがある人として、家庭やコミュニティ内で尊敬されているでしょう。

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INFJから見ると、ISTJは信頼性と責任感の化身です。
彼らは規則や伝統を重視し、常に現実的な解決策を追求します。
INFJはこのタイプの人々を堅実で安定した存在と感じることが多く、
仕事やプロジェクトを一緒に進める際には心強いパートナーです。
しかし、ISTJの柔軟性の欠如や変化に対する抵抗が、
INFJにとってはストレスになることもあります。

https://note.com/infj_typet/n/n653223ac6df7

信頼性と責任感

INFJは、ISTJの強烈な信頼性と責任感を非常に高く評価します。
ISTJは規則や伝統を重んじ、約束や義務を守ることに心血を注ぐため、
INFJは彼らを安定した基盤として見ることが多いのです。

INFJ(提唱者)

  • 信頼性: INFJは非常に信頼性が高いとされています。彼らは他人の感情やニーズに敏感で、約束を守ることを重視します。人のために尽力する傾向があり、信頼できる相談相手でもあります。

  • 責任感: INFJは自分が引き受けた責任を真剣に取り組みます。理想や価値観に基づいて行動し、長期的な視点から物事を考えます。そのため、任された仕事やプロジェクトを完遂するために努力します。しかし、時には自分の健康や幸福を犠牲にしがちな一面もあります。

ISTJ(管理者)

  • 信頼性: ISTJは非常に信頼性の高いタイプです。彼らは規則や伝統を尊重し、約束や期限を厳守します。具体的で実際的なアプローチを好み、信頼性はその勤勉さと一貫性から来ています。

  • 責任感: ISTJは責任感が非常に強く、自分が担当するタスクやプロジェクトに対して高い責任感を持ちます。詳細に注意を払い、計画を立ててそれを確実に実行に移す能力があります。仕事を完璧にこなすことへの強い意欲があり、他人からの信頼を得ることが多いです。

“整った環境”や“伝統“を深く尊重するので、明確な序列があり、
求められていることが明らかな組織・職場・教育環境に
惹かれることが多いでしょう。

管理者16personalities

総括

  • INFJは感情的にも道徳的に責任を感じ、信頼性は他人への深い理解と配慮から来ます。

  • ISTJは実際的で具体的な方法で責任を果たし、信頼性はその計画性と一貫性から生じます。

仕事やプロジェクトでISTJと一緒に取り組む場合、
INFJは彼らの詳細さと計画性に頼りミスが少ない確実な結果を得ることができます。
どちらのタイプも信頼性と責任感が非常に高いですが、表現の仕方や背景が異なります。INFJは人のために、ISTJはシステムや規則のためにその資質を発揮することが多いです。


現実主義と具体性

ISTJは非常に現実主義者で、具体的な事柄に強い関心を示します。
これはINFJにとって、時に世界をより現実的に見るための良いバランスを提供します。INFJはしばしば理想主義的であり未来や可能性について考えがちですが、ISTJはその理想を現実に落とし込むための具体的な方法やステップを提供します。

自分の行動や決断について責任を取ることに滅多に躊躇せず、通常、世間体が悪くても自分の過ちをすぐに認め、真実を受け入れられる人たちです。
ロジスティシャンにとって建前を言うより正直であることの方が断然大事なので、嘘をついて誰かに好印象を与えるより、自分の良心を満足させたいと思うのです。

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この点で、INFJはISTJの現実的なアプローチを尊重し、また学ぶことが多いでしょう。


コミュニケーション

INFJから見ると、ISTJのコミュニケーションスタイルは直接的で、しばしば感情よりも事実やデータに基づいています。

ISTJ(管理者)とINFJ(提唱者)の共通点

  • 信頼と尊重: どちらのタイプも信頼性と責任感が高いため、互いに尊重しあうことが多く、長期的な関係を築くことが可能です。

  • 詳細への配慮: INFJは感情的な詳細に、ISTJは実際的な詳細に注意を払うため、プロジェクトやタスクの管理において補完的な役割を果たすことができます。

コミュニケーションの特徴

INFJ(提唱者)

  • 感情的アプローチ: INFJはコミュニケーションにおいて感情や個人の価値観を重視します。直感的で、しばしば未来志向の会話をします。

  • 深い理解: 人々の感情を読み取り、深い対話を好みます。相手の視点から物事を考える能力が高いです。

ISTJ(管理者)

  • 事実とデータ: ISTJは具体的で実用的、コミュニケーションでも事実やデータ、過去の経験を基に話す傾向があります。

  • 明確さと構造: 論理的で構造化された会話を好み、はっきりとした指示や計画を好みます。

提唱者は誠意を大事にし、自分が正しいと思うことをしないと気が済まない性分です。自分の価値観をはっきり認識している上に、大切なことを見失わないように常に意識している根っから実直な人たちです。他の人の考えや社会規範をそのまま受け入れるのではなく、自身の知識と直感を基に何が大事か判断して、それを見失わないよう努める人が提唱者です。

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・ISTJとINFJは、真面目な姿勢を持ち、高い誠実さと責任感があります。
しっかりとした価値観に基づいて行動し正々堂々とした印象を与えます。・人間関係は永続的な絆を大切にし相手への思いやりの心を忘れません。

・また冷静沈着で落ち着いた雰囲気を醸し出ており仕事において着実な業績を上げることができます。


ISTJ(管理者)とINFJ(提唱者)の相違性

潜在的な課題

  • 感情と事実のギャップ: INFJが感情的な理解を求める一方で、ISTJが事実に基づくアプローチを好むため、意見の食い違いが生じることがあります。INFJはISTJが冷たく感じることがあり、逆にISTJはINFJが非現実的だと思うことがあります。

  • コミュニケーションスタイル: INFJは暗示やニュアンスを多用することがありますが、これがISTJに対しては明確さを欠くと感じられる可能性があります。一方、ISTJの直線的なコミュニケーションがINFJにとっては硬く感じられるかもしれません。

・ISTJは現実的で具体的な面に着目しますが、
INFJは抽象的で理想を重視する傾向があります。

・ISTJは規律と秩序を重んじますが、
INFJは新しいアイデアを生み出すことに長けています。

・ISTJは感情表現を控えめにしますが、
INFJは人間愛に満ちた温かみのある面があります。

・ISTJは変化を受け入れにくいのに対し、
INFJは独自の視点から物事を見ることができます。

INFJは感情の共有や深い話題に自然に引き込まれる傾向がありますが、ISTJとの対話では、もっと形式的で構造化された会話が求められることがあります。これが、INFJにとってはややストレスになることもあり、感情的なつながりを築くのが難しいと感じるかもしれません。


変化への抵抗と衝突

ISTJの変化に対する抵抗は、INFJにとっては大きな挑戦です。
INFJは進化や成長を重視し、新しいアイデアやアプローチを試すことを楽しむことが多い一方で、ISTJは既存のシステムや方法を維持することを好みます。
INFJはこの点で、ISTJと衝突することがあり、特に急速な変化が必要な状況では、ISTJの保守性が苛立ちの種となる可能性があります。


相互理解と尊重

INFJは他者の心理や動機を理解しようとする特性を持っていますが、ISTJの内面はしばしば謎に包まれています。
ISTJは感情を表に出さないことが多いため、INFJは彼らが何を考え、感じているのかを理解しようとする努力を重ねることになります。
しかし、この努力を通じて、INFJはISTJの忠誠心や献身、そして静かな情熱を知ることができ、それらを深く尊重するようになります。

改善のための戦略

  • 明確なコミュニケーション: INFJは自分の感情や直感を具体的に表現し、ISTJは相手の感情的なニーズにもっと注意を払うことが重要です。

  • 共通の目標設定: 両者が共通の目標を設定し、そこに向けた具体的なステップを共有することで、理解と協力が深まります。

  • フィードバックの文化: 定期的なフィードバックを交換することで、お互いのコミュニケーションスタイルを理解し、調整することが可能になります。

ISTJとINFJの相性は、
お互いの長所を上手く活かせれば良好な関係が築けることが可能です。

INFJがビジョンや長期的な目標を提供し、
ISTJがその実現のための具体的な計画と実行を担当することで、
バランスの取れたチームワークが生まれます。

INFJはISTJの詳細さと組織力に感謝し、
ISTJはINFJの洞察力や創造性に感心するでしょう。

ISTJの着実な行動力と、INFJの理想を追求する姿勢があいまって、
大きな成果が期待できるのです。

互いの価値観の違いを受け入れ互いの個性を尊重し合えることが大切です。

しかしINFJにとっては、ISTJの柔軟性の欠如や感情表現の少なさが、
時に人間関係を難しくさせるかもしれません。
そのため相互理解と忍耐が求められ両者が互いの違いを認識し尊重することでより深い関係や効果的なパートナーシップを築くことが可能となります。


貴方はINFJですか?それともISTJですか?
この記事が貴方や周りの視点の理解を広げるキッカケとなれば幸いです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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提唱者@人間哲学
ありがとうございます。