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#2 内向型INFJの私が初めて合コンに参加する話〜当日編〜

さて、当日になりました。

今までの数々の脳内シュミレーションと、
やりすぎとも言える事前準備の成果を
全て出し切る日です。

もうここまで来てしまうと、後戻りはできません。

嫌でも、「行くしかない」のです。

当日は、企画者の友人が家まで迎えに来てくれることになっていました。

「〇〇時に迎えに行くね〜!」というLINEが来てから、待ちきれず、「もう今来て・・。」
とすら思っていました。

朝から緊張していたので、正直「楽しむ」ことよりも、「早く終わらせたい」が勝っていたのです。

そんなこんなで、待ちに待った友人の車。
乗り込んでから、とても不安だった私は、
「私、今日、一切喋れないかもしれないし、
いつものような自分は出せないと思う。
あと、面白いことなんて一つも言えないと思うんだけど、本当に大丈夫?」
と不安たっぷりの質問を友人に投げかけました。

友人は、そんな不安そうな私を見て、
「大丈夫に決まってるじゃん!(私)ちゃんだから呼んだんだよ。
むしろ来てくれてありがとう!来てくれると思ってなかったから嬉しいよ!」
と笑って言ってくれました。

ここで私の緊張はほぐれ、正直涙が出そうでした・・・。
(自分どんだけ緊張してんだよ・・と今なら突っ込みたいです😅)

そんなこんなで、とうとうついてしまった会場。
店員さんに案内され、席に辿り着くまでの道のりが遠く感じ、一歩一歩進んでいく中で、いろんなことを考え、私の緊張はMAXになっていきました。

そして席に案内されたのですが、私たちの到着が結構遅れてしまったこともあり、もうすでに男性陣は座っており、料理も頼んで、一杯飲んでいる状況でした。

あれ?事前に調べていた順番と違うぞ?

シュミレーションしていた合コンの流れでは、
着席→飲み物注文→自己紹介
の流れです。

しかも、会場はチェーン店の居酒屋だったので、「時間制限のある飲み放題コース」だと思っていた私は、先に飲み始めている男性陣を見て「ああ、時間制限ないタイプか」とこれまた予想外の出来事にかなり動揺してしまいました。

そんな予想外の展開の連続に私の頭は真っ白。
その場にいるというのが精一杯でした。

しかし、なんとかその場の流れに身を任せ、
すでに何も考えられなくなっている頭でメニューを開き、飲み物と料理を注文しました。

そして、ついに自己紹介の時間がやってきました。

私が一番苦手とする自己紹介。

まずは、男性陣から自己紹介をしていったのですが、
名前から始まり、会社名、どんな仕事をしているのか、趣味等・・・。
皆、それぞれしっかりと自己紹介をしていました。
その間、何喋ろう、何喋ろうと考えている私。
しかも、席順に自己紹介をしていたので、男性陣が終わったら私の番なのです。
つまりは、トップバッター。
さらに緊張が襲ってきます。
ですが、すぐに順番はやってきて、あっという間に私の番になりました。

もう一つも頭は回りませんし、
皆が私に注目している状況がさらに私の緊張を煽り、
出た言葉は、自分の名前とよろしくお願いします!だけでした。

終わった・・。何も言えなかった。
事前に自己紹介をもっと考えておくべきだった・・・。
そんな後悔もありましたが、一番苦手な自己紹介が終わりホッとした自分もいました。
そして、やっと皆の話に集中できるようになりました。

一人一人自己紹介を終えた後は、フリートークの時間です。

お互いがお互いに質問をしたり、趣味の話をしたり・・・
正直、私は初対面の人に自分の話をするのが好きではないので聞かれたことだけに答えて、皆の話を聞いていました。
(まるで記者会見のようです😅)

この辺りからの私は、緊張もほぐれだいぶ余裕が出てきたので、皆の話を聞きながらひたすら「人間観察」をしていました笑

言葉遣い、態度、目線、仕草などを見ながら
この人はどんな人なのだろうか・・・と。

合コンでは、「相手の性格を知り、自分と合う人なのかを判断すること」が最も重要だったので慎重に慎重に観察しました。

きっと周りから見れば、何も喋らず、
ただニコニコしながら話を聞いているだけの私は、不思議な子だなと思われたかもしれませんし、つまらない子だなと思われたかもしれません。

でもこの時点で既に疲れ切っている私は、
もうなんとでも思ってくれ・・・
と諦めていました。

お相手の方々の話を聞く中で
皆、悪い人ではないのですが、
それぞれ価値観や性格が合わない部分があったり、ギャンブルが趣味の人がいたり😅
そういった部分が私には共感できなかったので
今回は「進展なし」という結果になりました。

さて、そんな初めての合コンに行ってから得たものはなんだったのか
そして、どんなことを思ったのかについては、次回の投稿に続きます。

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