多様な人間模様や人の心の奥底を知りたい!INFJにオススメの漫画20選【INFJ公務員】
こんにちは。
今回は、漫画大好きな私が厳選した漫画紹介です。
INFJの人って、人間観察が好きなだけあり、人の様々な人生を描いた人間模様や、主人公だけでなく様々なキャラクターに焦点が当たる群像劇、心の機微が描かれているお話、人間の心理を深掘りするお話が好きなことが多くないですか?
私もそうで、かなり色々な漫画を読んできた自負があります!
メジャーからマイナーまで、20選紹介します!
中にはKindleUnlimitedで読める作品もありますよ。
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人間交差点
まずは人間模様と言ったらコレ!という超メジャー作品です。
生きる・死ぬ・愛・憎など人間の感情がリアルに描いてあり、主人公は刑務所に収監されている人からエリート会社員まで様々ですが、全体を「人間模様」というキーワードが貫きます。
一話完結漫画です。
岳
北アルプスを舞台に、若くして世界の名峰に登頂した経歴がある実力派山岳救助ボランティアの島崎三歩を主人公にしたこの漫画は、小栗旬さん主演で映画化もされているようです。
救助する人、救助される人両方が描かれていて、中には目を覆いたくなるような遭難死の現実も。時には人の命を奪う厳しい山、でもそれぞれの人に山に登る理由があるんだと思わされる漫画です。基本は1〜2話ほどで完結していくお話です。
死役所
公務員としては絶対に外せないこの作品。
この世で亡くなってしまった人が行き着く先、それが「死役所」。その死因により「他殺課」、「交通事故死課」など該当窓口に振り分けられます。
殺された・殺したという事件性の強い話も多いですが、妻亡きあと、セルフケアもご近所付き合いもできず、プライドだけが空回りしたまま孤独死するお爺さんの話など、役所勤めで「地味によく聞く」話もあり、胸がウッとなります。
死から遡る形で振り返る誰かの人生、最期が分かっているだけに辛いものがありますが、必読の漫画です。
おいピータン!!
男前なデブ(読めばわかります!)の大森さんと生真面目な彼女の渡辺さんを中心に描いた、食をテーマにしたオムニバス漫画。
食の好みは人の好み!おでんの好きな具で気が合ったり、店屋物が原因でケンカしたり、突発的にホットドッグの材料を買いに出たり、細やかな日常の中にある的確な「この気持ち」を軽く描いてくれるのがこの漫画です!
まずいラーメンを食べて不敵に笑う大森さんの背中のカッコいいことよ!
コスメの魔法
マ・ベール化粧品の名物カリスマ美容部員、高樹礼子の元には「美」に悩む女性が日々訪れます。
単にメイクで美しくなるのではなく、なぜ美しくなりたいのか、自分なりの美しさとはなんなのかを問いかけ、一人一人に時に厳しく寄り添うオムニバスです。
1999年に1巻が発売された漫画なのでメイクのテクニックやトレンドはやや古いものになりますが、それ以上に参考になるマインドが学べる漫画です。
萬田久子さん主演でドラマ化もしました。
ちなみに、メイクアップアーティストのジュリアン奥田役は大鶴義丹です。まーごめ。
ちひろさん
海辺の町の小さなお弁当屋「のこのこ弁当」の看板娘は元風俗嬢のちひろさん。
風俗店への勤務歴を隠すこともなく、様々な事情を抱える街の人々に寄り添います。
これ、INFJの人に本当にオススメしたい…!ちひろさんってINFJなんじゃないかなって勝手に思ってます。
人間を俯瞰で観察して共感力が高いのにどこか一線を引いていて、人と深入りしすぎるとバーンとシャッターが閉まるドアスラムも見受けられる。
有村架純さん主演でNetflixで実写化もしました。
でもまずは漫画を読んでみてほしいです!
スキエンティア
「科学の女神」という意味のスキエンティアという像がシンボルの高層ビルがある町が舞台。悩める人々は、惚れ薬やクローンなどの禁断の科学に手を染めていきます……。
世にも奇妙な物語の原作に使われたお話も掲載されています。
ヒューマンSFという温かいSFオムニバスです!
BEAST COMPLEX
「BEASTARS」の板垣巴留さんの短編集です。
動物だって学校に行って仕事して恋する世界では、ヒューマンドラマならぬアニマルドラマ?!が繰り広げられるのですが、動物には肉食と草食という区分がある以上、人間の世界よりはちょっぴり複雑。身体が心により影響を与えるような気がします。
続編もでているので合わせてどうぞ。
彼女のカーブ
絵柄がオシャレで可愛い〜!!
モテモテなお父さんと堅物なお母さんの馴れ初めのお話や、セクシーなエレベーターガールのほくろのお話など、身体のパーツをテーマにしたオムニバス。男女の心の穏やかな機微がふわりと、でも的確に描かれています。
同じ作者の方の「かばんとりどり」という漫画も鞄の中身をテーマにしたオムニバスで面白いです!
鵼の絵師
昭和初期が舞台で、生者を描けば命を奪い、死者を描けば蘇らせるという噂の天才肖像画家の菅沼が主人公。
肖像画の依頼人は、遺体の見つからない息子の母や、祖母の花嫁姿を描いて欲しい孫などワケアリですが、菅沼が絵のモデルとなる人と依頼人の関係や想いを丁寧に聞き取っていく中で人間ドラマが浮かび上がります。
依頼人の語る目・鼻・口などの限られた情報だけで肖像画を描くため、ツギハギの幻獣「鵼」の画家と言われているのです。
あいの結婚相談所
入会金200万円、会員は恋愛禁止⁉、お望みの相手との成婚率100%の結婚相談所⁉
あなたが結婚相手に求めるものは何ですか?愛・お金・信頼・安らぎ……。
風変りで少々気味が悪い所長の藍野は動物行動学者であり、その知識を生かして「人間という動物」の本能と建前を見抜き、「運命の相手」とのマッチングを行います!
人間も所詮動物!隠したい本音もあらわになっていく様子が楽しいシリーズです!
夕焼けの詩 三丁目の夕日
大好きな作品です。連載開始から40年以上経過した今もなお継続執筆されている作品。2024年6月になんと71巻が発売されました!
「ALWAYS 三丁目の夕日」として実写映画化もされたのでご存じの人もいるかもしれませんが、個人的にはぜひ原作をお勧めしたいです。
昭和30年代の架空の町「夕日町」の名もなき人々の日常を1話完結で描いた作品。ノスタルジックSFなお話もあり、心が疲れているときにもおすすめ。
ちなみに、作者である、現在御年77歳の西岸良平先生の好きなところとして、ネーミングセンスがあります。
「夕焼けの詩」でも百年野不作(ひゃくねんの ふさく)や糠田ナス(ぬかだ ナス)などの分かりやすすぎネームを生み出してきましたが、この作者の方の別の作品「鎌倉ものがたり」で大麻ラリ子という衝撃の豪速ストレートが登場したときは腰を抜かしました。ユーモアあふれる西岸作品をぜひ読んでほしいです!
陋巷酒家(うらまちさかば)
先に紹介した「夕焼けの詩 三丁目の夕日」が好きな人なら絶対気に入っていただけると思います。
こちらはSF下町ディストピアと言っていいのでしょうか。
荒廃した未来世界の地下街にある飲み屋さんの女将さんがヒロイン。
飲み屋の店員はアンドロイド、お客さんは義体化、謎の生物が店を襲撃…となんだか大変そうですが、描かれているのは市井の人々のなんてことない日常。
女将さんと、常連客の古道具屋さんの甘ずっぺ~恋模様も見どころです。
飲み屋漫画としても楽しめます。もっと有名になってほしいので激推しします。
世にも奇妙なスーパーマーケット
心にモヤモヤを抱えた人にだけオープンする不思議なスーパーマーケット。
モヤモヤといっても、旦那が片づけをしてくれないとか好きな人に素直になれないとか、比較的プチモヤモヤを、不思議な店長が紹介するグッズで解消(?)していきます。
このグッズを使うとどうなってしまうのか…?
雨柳堂夢噺(うりゅうどうゆめばなし)
お店の入り口に柳の木がある骨董店、「雨柳堂」が舞台の骨董にまつわる人々のオムニバス。表紙になっているのは、骨董店の主人の孫で何やら神秘的な力がありそうな「蓮」です。
この骨董店には人の想いが詰まったいわくつきの骨董が集まっていて、時には骨董自身が所有者を選ぶことも?
全体を通して神秘的で不思議な雰囲気が漂う作品です。
裁判長!ここは懲役4年でどうすか
ふとしたきっかけで裁判の傍聴を趣味として始めた北尾太郎は、裁判の傍聴を通して赤の他人の人生を見つめることになります。
原作者の方が実際に裁判を傍聴して書いたエッセイが元になっているため、実際の事件が元となっています。
女性としては、正直言うと、作中語られる主人公の裁判へのツッコミにムッとする部分もあるのですが、それも含めて生身の人間の本音が出ている作品なのかなと思います。
アラサーちゃん 無修正
男性には絶対読んでほしくない。女性の本音がバレるから。
いや、
女性の気持ちを分かってもらうためにも読んでほしい……。
二つの気持ちが永遠にシーソーする漫画です。
恋愛・セックス・女の友情・男の友情・嫉妬・マウント……登場人物みんなに好きな部分と嫌いな部分が均等に存在するのがすごい。
みんなズルいのに可愛く思える。笑えるのにたまに秘孔を突かれたように背筋がヒュッとする漫画です。
AIの遺電子
AIを搭載したヒューマノイドを「治療」する医者の物語です。
ヒューマノイドとは、人間に似た生物やロボットを指す言葉のようです。
人間に似ている顔形で、動けて喋れて思考できるのに、人間じゃない。
じゃあ人間って何なのか?
INFJの人の壮大な思考を受け止めてくれそうな漫画です。
彼女のやりかた
微スケベ話も多いのですが、絵柄がすっきり可愛いので割とさわやかに読めます。
もちろん人間模様も描かれているオムニバスなのですが、なんというか、登場人物たちの自らスリリングな状況を作りだしていく遊び心がツボにはまってしまった。
あの人にそんな秘密が……?と驚く短編集です。
蟲師
時代背景は、鎖国を続けた日本や江戸と明治の間にある架空の時代をイメージしているとか。ノスタルジックなのにファンタジーな雰囲気です。
動物でも植物でもない不思議な生命体である「蟲」を扱う「蟲師」のギンコが主人公で、蟲にまつわるあらゆる人の物語です。一話完結式。
蟲って何なんだろう…どんな存在なんだろう…最後まで分からなかったのですが、「大自然」を真正面から見据えたときの恐怖感というか、自分という存在の生身感というか、蟲を前にするとそんな感情が芽生えてきます。
まとめ
以上、INFJの方が好きそうな、人間模様や群像劇、人間の心理を深掘りする漫画作品を選んでみました。
ほかにもこんな漫画がおススメというものがあれば、ぜひ教えてください!