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嘘の退職理由で夢を叶えてみる①【INFJ公務員】

今年度末に退職することはすでに人事と上司には伝えてあり、あとは本当に信頼できる先輩・同僚だけに話してある。

こういう噂は鬼のように早く広まるというのは知っているので、面倒を避けるためにかなり情報統制をしてきたつもりだ。

しかし、3月に向けて有給を消化するために、そろそろ所属の課のみんなには話すときが来たようだ。

こうなったらもう止められない。

「あー、ももんが辞めるんだ。ふーん、で、誰だっけ」などと鼻をほじりながら言われないくらいの仕事はしてきたつもりなので、多分ビックリされ、2週間ほどで庁内に噂は広まると思われる。

多くのお世話になった人に対してですらも軽々に転職の詳細は明かしたくない私なので、特に親しくもない知り合い程度の人から、興味本意の詮索は受けたくない。

中でも、全く親しくないのに人の転職先を根掘り葉掘り聞いてくるタイプの人は、私が公務員を辞めて上に行くのか下に行くのか気になっているだけだし、もっと言えば自分より落ちぶれていくのか確かめたいだけなのだ

その人たちの「落ちぶれていく」の定義は分かりかねるが、今より給料が安かったり安定していない職業なら落ちぶれていることになるのだろう。

だったらそんな奴らは無視すればいいじゃんと思うが、悲しいことに、私は私が公務員を辞めてどうするのか気になっている全く親しくない人が、その答えを私から聞き出すまでの薄ら笑いの待ちの表情を拝んでみたい気持ちが沸き起こっている…!!

なので、冗談で言っていると分かる程度の、しかし、もしかしたら本当かもしれないと思わされる絶妙なラインの嘘退職理由をいくつか考えて、有事の場合はランダムで披露しようと決めた。

しかも、自分が一度はやってみたかった夢を織り混ぜれば自分も楽しくHAPPYなのである。


①捜査関係者が集う小料理屋を開くことにしたので退職します。

実際に弊社から退職して飲食店を開業して成功している方もいたので、これはかなりありえるライン。

というか、まだ店を開いてもいないのに捜査関係者が集うと断言するのはどうなのか?なぜなのか?

なぜなら私が集ってほしいから集うことになってるんです‼️妄想なので!!

そして私の何気ない一言が事件の謎を解く鍵になります。

「……コラーゲンたっぷりの手羽先?……!!ママ!それだよそれ!」(ガタッ)
「ヤダ、安浦さんどうしたの?」
「真相がわかったんだよ!もう行くからツケといて!」(ガラガラッ ピシャッ)
「ちょ……全く……いつも慌ただしいんだから」

こうなります。

完全に「はぐれ刑事純情派」の、安浦刑事(藤田まこと)が通う高級バー「さくら」がイメージです。

もう少し設定を詰めるために、まずはコラーゲンたっぷりの手羽先が事件の謎を解く鍵になっている事件から考えてみます。。。

続く。


今日のBGM

Dos Monos - MOUNTAIN D


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