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2024ベストバイは洗濯乾燥機→時間の概念について考えさせられた

ガジェット系や生活改善系のブロガー及びYouTuberはこの時期必ず投稿するコンテンツがある。

今年のベストバイ〜選みたいな投稿だ。

視聴者に有益な情報を与えつつ、リンクから購入を煽ることでアフィリエイト収入を得る仕組みになっており、両者得をする画期的なシステムだ。

だが、たまにお金に困った発信者による「トンデモ商品」が紛れているので嘘を嘘と見抜けない人には中々厳しい出費地獄が待っている。

ここで私の記事が登場。

私は公務員であり、当然アフィリエイト収入を得ることはできない。

たまに家族名義で副収入を得た公務員が断罪されているのを見るが、私はそんな度胸はない。
絶対的保守派なので1%のリスクも追いたくない。

なんなら政権交代とかもして欲しくない(関係ない)

なので、私のオススメは使ってみて本当に良かったという
純粋無垢かつ真球のような純白レビューである。

記事の信憑性を上げるために他者を下げる御託を並べたので早速記事に戻る。

『今年のベストバイはドラム式洗濯乾燥機』


擦られに擦られまくった家電ではある。
そんなことは百も承知だが
結論は「アレ?意外とクソじゃね?」ってなってるので、どうしてその思考に至ったのかを見届けてほしい。

『究極の時短家電』


洗濯って本当にだるいですよね。

疲れ切って帰宅したあなたに立ち塞がる圧倒的図体。
不快の塊、濡れた布を干す作業。
そして、帰るまでが遠足ですよと言わんばかりの畳む作業。

これらの作業が”ほとんど”ボタンひとつで解決してしまう最強の時短家電なのだ。

『一応デメリット』


ただただ褒めちぎるだけの記事なんて見ていて楽しくないので
一旦デメリットを紹介しておく。

・服が縮む


私はかなり昔からヒートテックを愛用している。
同じ長袖とレギンスを4セット所有するほど。

これらがツンツクテンになってしまった。
サイズはLで少し大きめに買ったのがこれだ。

・思った以上に入らない


私の家は子供2人の4人家族だ。
多分2日分を一気に回すことは無理だと思う。
朝仕事に行く前に寝巻きを回収して1回。
寝る前に1回の1日計2回回している。

・電気代がかかる


とて、乾燥一回につき50円ほどであるのでそこは経済状況と価値観。
我が家では1日2回で100円、1ヶ月でちょうど3000円値上がりした。

・たまに乾燥し切れていない時がある



これも入れる人の問題だが、靴下など厚手の物は丸まっていると乾燥されていない時がある。
スウェット系も一回で乾燥されていない時があるので、その時は干さないといけない。

・本体の値段が高い


ちょうどモデルチェンジのタイミングで買ったので、パナソニックの2023年モデルを諸々込みで18万円で購入することが出来た。
だがしかし、18万円だ。
結構痛い出費。

ただ、皆様のポケットに入っているiPhoneだって18万円くらいする。
二年間くらいですぐ買い換えるのは何でだろう?(すっとぼけ)

・毎回お手入れが必要



お手入れというほどでもないが、フィルターにゴミが詰まるので毎回掃除をしなくてはならない
本当に少しの作業だが、人間楽をすると少しの手間も面倒になっていくのである。
マジ怠惰。
マジ人間。

・結局タンスにしまう時畳む



私は同じ服しか持っていないので朝そのまま着ていくのだが、妻や子供達はそうはいかない。
そのままハンガーにかけることもアリだが、全員分の服をハンガーにかける場所は賃貸アパートには存在しない。
結局コンパクトに収納するには畳むしかないのだ。

『何かがおかしい』


一旦落としてからメリットをブチ込んで褒めちぎるのが、人を引き込む何とやらと聞いたことがある。
今記事もその予定だったが、想像以上にデメリットが多すぎる様な気がする。

『一応メリット』


・楽
・毎日10分くらい浮いた
・服の総数を減らせた(私のみ)

やはり、何かがおかしい。暗雲。

『浮いた時間の使い道』


時短家電の存在意義は時間を浮かせることで、その浮かせた時間に何をするかが肝心なのだ。

我が家はどうだろうか?

私→誰も見ない記事を執筆
妻→ショート動画をブン回して脳を溶かす

これでは意味がない。

また、私は最初に触れた様に職業上マネタイズすることはできない。
また、そんな能力もない

そして特に転職なども考えていない。
これも先に触れた様に絶対的保守派なので環境を変えたくない。

妻も同様で、扶養内で働き抑えをしている状況なのでマネタイズをしてしまうと色々と面倒になってしまう。
残念なことに103万円の壁が上がっても、仕事時間が増えるリスクが伴うため、世の流れに妻は危機感を感じている。(手取りは節約で増やすスタイル)

節約は手取りを増やす手っ取り早い方法の一つであることは言うまでもない。
しかも非課税。

時短をする意味自体がなかったのかもしれない。

『現状』


18万円で洗濯機を買い、月3000円電気代が高騰、洗濯のたびにちょこちょこフィルター清掃、浮いた時間で誰も見ない記事をツンツクテンの服を着ながら執筆。

妻はソファで脳を溶かしている。

『時間食い虫は随所にある』


そもそも15分早く起きれば0円で時間を捻出できるし、可愛いだけの女の子が踊っている動画をカットすれば、18万円+月3000円は回避できると言える。

早送りで観る、情報としてのアニメやドラマに意味があるのか。
その先の自分だけが観ていない可能性に怯えるコミュニケーションに意味があるのか。

毎日同じ愚痴を聞く会に意味があるのか。

あなたが本当にしたいことは何なのか?

それが見つからなければ、一旦全てに意味を見つけて辞めてみればいい。
残ったことが案外やりたかったことなのかもしれない。

消去法は案外役に立つ。

『時間を金で買うのはおかしい』


最後は問題提起して終わりたいのだが、現代人はそんなに洗濯物を干したり畳んだりする時間すら勿体ないくらい時間に追われているのだろうか?

タイムイズマネーとはよく言うが。
人類皆平等に与えられている時間をわざわざ購入しなくてはいけないのは甚だ疑問だ。

今回時短家電を導入することによって、時間の使い方を見直すきっかけが出来た様な気がした。

時短家電に頼らなくても余裕のあるゆったりした生活を送りたいと、乾燥機が稼働している音を聞きながら句点を打つのだった。

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