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子供は親を選べない

東京で3歳女児が8日間も一人きりで放置され、
亡くなったというショッキングなニュースがありました。

ツインズの娘を育てている立場としては、幼くて尊い命が失われてしまったことへの悲しみがあります。
餓死ということですが、何も食べられないのは辛かっただろうし、親を求めて泣き叫んでいたのかも知れません。
そう思うと、胸が苦しくなります。

加害者の母親は、年齢が24歳と若く、もしかしたら自分のプライベートを優先させたかったのかも知れません。
ですが、生半可な気持ちで子育ては出来ません。


子供は親を選べないということで、
産まれた瞬間に親に命を握られている状態です。
親の行為次第で、子供の運命は左右されてしまうのです。

子供は親のアクセサリーでも所有物でもありません。
一人の自立できる人間として育てる必要があります。

そして、昨今は核家族の増加、夫婦共働き世帯の増加に伴い、昔に比べて子育てがしにくい時代になっていると感じます。

結婚して何となく子供を産もうとしている親も多いと思います。
(私もそうでした)


また、晩婚化や未婚率の上昇もあり、もはや結婚や子育て自体が数ある選択肢の中の一つに過ぎないようになっています。
つまり、誰もが経験する時代では無いということです。


そんな時代に子育てをしていくとなると、
やはり子供について学ぶ必要があります。

育児業、子育て業・・・・子供を産み育てる事が難しいからこそ、前もって学んでおくのが理想です。

個人的には経験をするしないにせよ、義務教育である中学生くらいには、子育てに関して伝えるべきではないかと感じます。
そういう行為に興味を持つ年頃ですし、産もうと思えば産める体になっているからです。

しかし、これを学校に求める訳にはいきません。
ただでさえ、先生たちは忙しいのに、そこに負担を増やすべきでは無いです。
学校に丸投げするのではなく、最初の家庭教師である親が、子供を育てること、産むことについてきちんと伝える必要があると思います。


このような問題は、女性側の負担が増すケースが多いです。
伝え方は学ぶ必要がありますが、話をきちんとできる関係を日頃から作っておく必要があると感じました。







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