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新内節「鬼怒川物語 累(かさね)身売り」鶴賀流 鶴賀若狭掾一門浴衣会の映像・音声

4年前から鶴賀伊勢吉師匠のもとで江戸の伝統芸能「新内節」を学んでおります。その浴衣会(発表会)の様子がYouTubeに載りました。

私がつとめた「鬼怒川物語」は、祟られて醜女になってしまった累(かさね)という女性の物語です。

歌舞伎などにも累ものがあるので、何となくイメージがつく方もいらっしゃるかしら。

醜女になった累を夫 与右衛門は不気味がりますが(そもそも実は、祟りの原因は与右衛門の人殺しなのですが……)、鏡を見ることを禁じられていて、本人は自分の顔を知りません。

そんな中、与右衛門がどうしてもお金が必要な状況になり、累は、自分が吉原に身を売って、何とかお金を工面しようと考えるのです。

折しも、家に、女衒が訪ねてきます。累は友人の話だと偽りつつ、身売りの相談を持ちかけます。そして、与右衛門に身を売るために離縁してくれ、と言って泣くのです。

そんなストーリーをどれぐらい伝えられているか、全く自信はありませんが、、、

新内ならではの、上調子付きの三味線の音色など、お楽しみいただけたら幸いです。


参考 鶴賀若狭掾師匠のウェブサイト
https://shinnai.com/?lang=ja


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