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シンボルマークにこめた想い【三鷹古典サロン裕泉堂OPENまであと28日】

三鷹古典サロン裕泉堂のシンボルマークは、ロゴタイプと合わせ、土田智さんに依頼しました。こちらが、最初の提案資料です(紹介することはお伝え済みです)。

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“裕泉堂(ゆうせんどう)”の頭文字である「ゆ」を図案化したマークです。

ひらがなで「ゆ」と書くと、温泉マークに見えがち(笑) そう思われないよう、また、文字としてのアピールが強すぎないよう、45度傾けています。斜めにしたことにより、右上へ向かって拓き、伸びていくような躍動感も生まれました。

さらに、この場所において、「人と作品の縁」「人と人の縁」がゆるやかに結ばれていくことが、紐をモチーフにしたイメージで素敵に表現されています。今回は、実際に、紐で試作してくださったそうです(資料右下)。

サロン名にある「裕」という漢字には、「ゆたか」「ゆとり」「ゆったり」といった意味があります。このシンボルマークはそのイメージにぴったりです。紐の字のゆったりした曲線のラインも、背景の図形の曲線も、ゆったりとした温かなゆたかさを感じさせてくれますね。

右の雫型、左のクッション型、どちらも甲乙つけがたかったのですが、雫型は葉っぱ型にも見え、緑豊かな環境の裕泉堂を象徴するように思い、こちらにさせていただきました。

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ちなみに、以下のようなご提案もいただいていました。皆さんのお好みはどれだったでしょうか?

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電柱広告を作る過程で、色も考えていきました。

シンボルマークは、日本の伝統色から「若紫」。『源氏物語』のヒロインの名前でもあり、紫式部が藤原公任にからかわれたときのあだ名でもあります。

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そして、文字の色は少し濃く、読みやすい色として、「桔梗」を選びました。美しい紫色の桔梗は「秋の七草」にも選ばれています。

やわらかで上品な紫色の組み合わせが、古典を学ぶ場としての裕泉堂を象徴するのにいいかな、と思っております。

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