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密度差交換についてと、その作り方
こんにちは。無限です。
さて、少し前まで私は「交換型は同じ密度の文字同士でしか作れない」と思っていました。が、最近それを打破する方法を見つけ、それに密度差交換という名前を当てていました。正義型といい、こういうことばっかりしてますね。
そんなわけで、密度差交換の説明です。
密度差交換とは
読んで字のごとく、密度が違う文字同士の交換型です。
例えば、こちらの「神戸」
「神戸」
— 無限 (@infi_nazotoki) March 17, 2024
交換型#アンビグラム
ア局毎週お題から pic.twitter.com/7TagmJg6YZ
この例では「田フ/口」の対応を塗りつぶしによって対応させています。
このように、(主に)塗りつぶしの手法を使って密度の違うものの対応を可能にしているのが密度差交換なんですね~。
作ろう、密度差交換
ということで密度差交換を作っていきましょう!
単語探し
どうしようもないです。
密度差交換はその性質上、単語同士の密度の差が大きくなるので、ビリティ(アンビグラムにしやすさ)を見つけてから作ることはほとんどないです。
諦めて適当な単語にして、無理やり作りましょう。
さて、この文章を書いているときのア局毎週お題が「花」でした。花……花……
今回は「雄花」で作ってみましょう。
対応
まずは普通の交換型と同じく、似ているところを探していきます。ただここで、画数が多い隹は塗りつぶしておきましょう。(この意味は後々分かります)
![](https://assets.st-note.com/img/1714661030091-dHZJmjHxWF.png?width=1200)
結構似てるので今回はここを軸に作っていきましょう。
ここをにんべんとすると、ムは草冠と対応させたいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1714698071494-1bJnTtK0c7.png?width=1200)
ここが塗りつぶしの強いところなのですが、塗りつぶしているパーツは如何様にも切り出すことができます。このために画数が多いパーツを塗りつぶしていました。
一旦ここは草冠を切り出しておきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1714698490518-2clArWlLrk.png?width=1200)
ここまで見えたら後はもうヒを作るだけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1714698594080-VlHoUx7WBP.png?width=1200)
下の凹凸を斜め線にすればヒに見えそうですね。上の点は草冠の下と対応させてもいいかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1714698942754-StxHfhc66B.png?width=1200)
あとは二つを並べて、完成です!
![](https://assets.st-note.com/img/1714699045460-TZFF91GpQS.png?width=1200)
まとめ
ということで、ここまでの話をまとめると
1.密度差のある単語を見つける
2.画数が多いパーツは塗りつぶす
3.普通の交換型と同じく、似ているところを探す
4.塗りつぶしたパーツをお好みの形に切り分けたりする
5.幸せ
となります。
3・4で上手くいかないこともありますが、そうなったら1に戻って根気よく探してください。(2敗)
終わりに
今回は密度差交換について説明しました。
密度差交換はその特性上パーツの数が少ないことにより、制作時間が短い傾向にあって量産が可能なので、皆さんも是非作って沼に落ちてください。
ありがとうございました。