天空の階段を作ろう【PART3 】(Hip File配布)~Re:ゼロから始めるHoudini /Solaris ~
はじめに
YouTubeにて動画を公開しておりますので、併せてご覧ください。
https://youtu.be/hOtIWSFzC2Y
概要
このシリーズでは Houdini/Solaris を用いたワークフローを学ぶため、
モデリング〜レンダリング全ての工程を通してシーンを丸々一つ制作していきます。
【全体的な流れ】
①モデリング
②USDでのデータ書き出し
③マテリアル設定
④ライト・カメラの設定
⑤レンダリング
以上の5つのステップに分けてシーンを完成させていきます。
こちらの【Part3】では「雲のモデリング」を行います。球体やドーナツ型のモデルから雲の形に変換させていく過程を説明し、雲の厚さや明るさを調節することでどうやってリアルな質感を出していくのか、一緒に学んでいきましょう。
それでは、具体的な説明を行います。
雲のモデリング
まず円状の雲から作成していきます。
「Toursノード」を作成し雲の種となる形状を取得します。
そしてその下に「Mountainノード」を接続し、ノイズをかけます。
その下に「Cloudノード」を接続し、ポリゴンからボリュームにすることで雲のような外観を作成していきます。
そしてさらに雲っぽいノイズを足したい場合は「Cloud Noiseノード」を接続します。
次に雲のルックを確認するために「Pyro Bake Volume」を接続します。
これで円状の雲が完成しました。
次に階段の下に広がる雲を作成していきます。
「Sphereノード」を作成し雲の種となる形状を取得します。
そしてその下に「Mountainノード」を接続し、ノイズをかけます。
その下に「Cloudノード」を接続し、ポリゴンからボリュームにすることで雲のような外観を作成していきます。
そしてさらに雲っぽいノイズを足したい場合は「Cloud Noiseノード」を接続します。
階段の下に広がる雲に関しては、今の作成した一連のノードをコピーし
「Sphereノード」の値を変えることでバリエーションを持つ雲を合計3種類作成していきます。
最後に先ほどと同様に「Pyro Bake Volume」を接続します。
これで雲が完成しました。
完成図
これで雲が完成しました!
次回の【Part4】では、作成したデータをUSDで書き出していきます。
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今回の記事はここまでとなります。
閲覧いただきありがとうございました。
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