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フリーランス25年 はじまりの物語
今日もありがとうございます
【中西旅人メールマガジン】73号
本日のテーマ
フリーランス25年 はじまりの物語
毎年この時期になると思い出します
25年前
英国系商社に勤務していた私
サラリーマン時代の私は
月~金は・・・会社員(英国系商社勤務)
土日は・・・
サマーシーズンはリバーガイド(川下りの船頭さん)
ウインターシーズンはガーデナー(庭師)として
三足のワラジをはいていました
365日ほぼフル稼働!
好きなことするって疲れない(笑)
もちろん会社に内緒
その会社も今はもうないし
時効だよね ウヒヒ
365日エブリデイ ENJOY!
それは今もかわらんか?(笑)
外資系の勤務先
年賀状や上司への盆暮れの挨拶も無用
土日の副業も会社に内緒だが楽しめてるし
そ・れ・が・・・青天の霹靂
勤務先が日本撤退! 突然、全員解雇
私の手元にも解雇通知なる紙っきれがとどき
私の中でココロのスイッチが、カチッ♪と入った音が聞こえました
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その時ちょうど
労働組合の書記長が長期療養中で
どういうわけか
私が書記長代行(社員代表)となったのです
わぁ〜〜〜 どうすんねん?
何からはじめたらいいんやろ?
まったくわからん(汗
そんな時
会社から私あてに労使交渉の申し出が届く
えーーーーー
クソ〜 こうなったら、やけくそや、、、
やるっきゃない!
労働組合って言ったって
ストをすることもなくなって
組織率は30%台まで落ちてるし
こんなんじゃ交渉にならない!
私の勤務地は大阪
日本の本部機能は東京だったので
労組の経費で毎週、東京へ出張
関連会社の社員も含め組織率を80%までアップ!
顧問弁護士も巻き込み
俄仕込みなれど、解雇の三要件など
法律的なことも学び
『不当解雇!』の文書作成、会社へ提出!
何度も東京本部へ行き
退職金の割増条件などの交渉
交渉しようにも日本の経営陣は
『ロンドンが・・・』を繰り返し
ロンドン本社に伺いばかり立てる
日本の経営陣じゃ埒が明かんやん
それまでは雲の上の存在だと思っていた経営陣
でも良く考えたら彼らも職を失うのは同じ
こういうときには私たち下っ端と
ちがいなんて何もないことに気づく!
ロンドン本社から
極東エリア担当ダイレクターを日本へ招聘
英語が堪能な友人を同時通訳につけ、直接交渉!
最後は握手で決着!
ピンチになると燃える性分はこの時からか?
退職金の積み増しなど
スタッフと私自身のその後の生活もかかってたしね(笑)
その後
趣味の川下りも卒業
マイホームも売却
身軽になって
1999年4月からフリーランスの道へ
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今から考えてもこれまで25年間
よく食べてこれたなぁ~ (^^ゞ
そうそうあの頃
Mr.Childrenの終わりなき旅が流行っていました
いいことばかりではないさ、
でも次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す
終わりなき旅♬
あの時、突然の解雇
あの一件があったからこそ今がある
一つの旅の終わりは新しい旅の始まり
一見ネガティブに思えた出来事には
特に深い意味があることを知った
閉ざされたドアの向こうに
新しい扉が待っていて
きっと~きっと~って
僕を動かしてる♬
新しい扉の向こうには新しい世界が待ってる
やればできる!
自分を強く信じろ!
次なるステージが
わたしたちを待っています
今日もENJOY!
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