映画【パーフェクトデイズ】
映画【パーフェクトデイズ】最高でした!
役所広司演じる
平山さんの大ファンになりました。
平山さんはトイレ掃除が仕事、一人暮らしの安アパートと職場である公衆トイレの往復が繰り返されるだけの映画。
でもそこに・・・
人間ドラマがあるんです。
平山さんもそうですが、
数少ない登場人物たちもみんな超人間味が溢れていて、、、
所々で号泣するでもなく
ポロポロと泣けてくるんです。
これは私ごとですが大学留年5年目の時、
寮を追い出され、日雇い労働者が住んでいる安アパート(4畳で家賃5,000円)に一年住んでいたことがあって、その時のことが思い出されました。
昨日は住宅展示場で住宅ローンの選び方の講師をやった後にこの映画、住宅展示場にあるような立派な家にも平山さんのような質素なアパートにも人が住んでいます。
幸せは器(建物の質)ではない、そこに住んでいる人の住まい方にあると思いました。
平山さんはなぜ質素なアパートで一人で暮らしているのか?
ひたむきにまでもトイレ掃除の仕事を懸命にやっているのか?
過去になにか大きな出来事があったんじゃなかと思わせるいくつかのシーンが有るのですが
結局、最後までそれは明かされることなく・・・
ヴィム・ヴェンダース監督、うまいなぁ〜と思いました。
昨日この映画を鑑賞した映画館「シアタス心斎橋」はパルコの中にあって、その中の飲食店で映画チケットを見せるとちょっとしたサービスを受けられるんです。
その中でも丸福珈琲は
コーヒー飲んだだけでもプリンが付くのです。
超贅沢な私にとってパーフェクトデイでした。