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インドネシアで出会った青春の1ページ

父親の仕事の関係で、小学校中学校をインドネシアで過ごしまして、日本に帰ってきてからは、しばらく縁遠かったのですが、

とある仕事のきっかけでインドネシアに20年ぶりに行ったときに
「あ、ここで育ったんだ」と猛烈に実感しまして、
なんていうか、自分の中にある色々な感覚の根底に、この国由来のものが数多くあるのを実感したといいますか

とにかくそこから、インドネシアに行きたくて行きたくて
僕は映像を作る仕事をしていたので、
インドネシアの映像なら無料で作りますよみたいなことをして
実にたくさんインドネシアに行かせていただくことができました。

気づけばたくさんの映像を撮影してきたので
それを少しずつ紹介していければと思っておる次第なのですが、

記念すべき第1回は、そんなインドネシアの取材中に出会った、奇跡みたいに美しい瞬間をお伝えできればと思っています。

まずは、動画でその様子をどうぞ


これを撮影したのは2015年

インドネシアの動画を無料で作りますキャンペーンを始めて、縁日祭という世界でも最大級規模の日本の祭りを撮影させてもらう機会をいただいて、そこで知り合った日本人の方から、今度はジャカルタの地方で日本の祭りがあるから撮りに来ない?と誘われて行きました。

ジャカルタと比べると、このjababekaでの日本の祭りは規模も小さく、こじんまりとしていて、田舎特有のゆったりした時間が流れて、だからこそ、「こんな場所でもこんなにコスプレ好きがいたんだ!こんなに日本の音楽が好きなんだ!」と、かえってその愛の大きさにびっくりした覚えがあります。

緑も多くて、このほのぼのとした感じが良かった
ちなみにテーマは「運動会」だったので、綱引きとかあって、
インドネシア人はこういうのめっちゃ本気でやる

途中からスコールが降り出して、しばしの雨宿りタイムとなり、舞台裏で雨が止むのを待っていたボランティアの地元大学生たち。屋根の下とはいえ、強烈なスコールにびしょ濡れになって、みんなが笑っていて、そんな時になんとなく歌い始めたのが、日本のアニメの曲だったのが、どうにもなんとも良い時間だなあ、とそう思った瞬間でした。

この時、撮影しましたもみじ祭り2015のオフィシャルビデオもご一緒にどうぞ。


おわり


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