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「過去の私」を期待された時の得策

人間というものは変化する。というか、万物は変化する。

私個人は「常に変化していきたい」という願望を持っている。自分の思う良い方向に。自分のペースで。

いや、人生の流れ(言い換えると、神の導き)に逆らいたくないと言った方が的確かもしれん。

私は自分自身思う。昔の私と今の私…。比較すると、見た目も考え方も着実に変化している。

特に、この5年間。私の考え方はまるで別人のように変化した。


昨日ある人と5年ぶりくらいに会った。

5年ぶりに会ったその人は、5年前の私しか知らないので、その時の私を求めてくる。私はどのような態度を取ればいいのか?一瞬迷った。

「過去の私を演じてあげようか」とサービス精神が一瞬働きそうになったが、それに従わなかった。

20分で限界。相手の話を聞くのに耐えられなくなった私は、突然ムクッと立ち上がった。

私は相手の顔も見ずにその場を去った。相手は相当驚いたと思う。

私からすると、人がいつまでも自分の目の前にいると思っていること自体が甘いなと。ある程度の緊張感があるから、互いに協力し合って良い関係を生むことができるのだと思う。「親しき仲にも礼儀あり」って奴である。

こりゃ楽しい会話にならないな…と思った相手への1番の得策は「その場から去る」ことだと私は思っている。

突然その場からいなくなっちゃえばいいのだ。

私は誰でも彼でも議論はしない。この人と話したら面白そうだな…まともな会話が成立しそうだな…と自分から相手を選ぶ。その選別が直感的にできるようにもなった。

昨日のように、稀に「自分をわかってない道場破り」みたいな奴が現れるがw、最近はその場からいなくなってしまうことの方が多い。


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