![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16531388/rectangle_large_type_2_8601cef1e6c4be35d0729249d00ccb7d.jpeg?width=1200)
沖縄本島の聖地〜百名ビーチ&浜川御嶽・佐司笠樋川〜
まずは、南部の百名ビーチで清め。
久しぶりの百名だったが、愛も変わらず気持ちが良い。前日の予報では降水確率80パーセントだったが、現地に着くと快晴も快晴。素晴らしい天気に恵まれた。
これはお隣さんの新原(ミーバル)ビーチで撮影したものw。百名ではこれよりさらに日差しが強く暖かくなった。聖地到着と同時に天候が変わる。これは、良くあること。
ひとまず海水で足・手・口、眉間を浄化。太陽光が私のオーラを浄化してくれる…。心地が良い。「あぁ…こんなに幸せなことがあるだろうか…」と心の中で本気で呟いた。
百名では、海の神様に感謝の祈りを捧げた。
浜川御嶽もよく通う聖地の1つ。百名もそうだが、エネルギーがとにかく優しい。ただ、ちょっと気になるのは、10年前と地形や岩の位置がかなり変わってきている点。湧き水や雨によって大地がだんだん溶けていっているようだ。大丈夫なのだろうか?
【追記】いや、そのままにしておくのが「愛」なのかもしれないという考えもよぎり、気持ちが揺れる。
浜川では湧き出ている水に祈りを込めて、声を捧げた。すると、森から湧き出でた水に太陽の光が反射。その光が暗い森の中にキラキラと差し込み始めた。美しい瞬間だった。
自然は、祈りに対して様々な形で反応を返してくれる。光・風・波・鳥の鳴き声・虫の音・目の前に落ちる木の実…。この呼応に、いつも私のココロは躍る。
次に向かった聖地は、尚真王の娘「佐司笠按司加那志(さしかさあじかなし)」が発見した泉。首里にある佐司笠樋川(さしかさひーじゃー)。指司笠という表記も間違ってはないようだ。
この場に到着した瞬間、土砂降りになった。
佐司笠の母方の父が、銘苅家の出。なのだが、最近妙に気になる銘苅家…。銘苅家といえば、伊是名島。ま、この辺は別の機会に…。
中には、2つの水場があった。こちらが①佐司笠樋川のよう。
階段を一歩一歩降りて行くと、妖気にも感じ取れる神妙な空気。水に感謝を込めて声を捧げたところ、心地良い風が吹いた。とともに樹の枝が揺れて雫が傘に落ち、バラバラバラッと音を立てる。
②世果報御井小(ゆがふーうかーぐゎー)。
声に出して読むならどこで切るべきかw?
「世果報(ゆがふー)/御井(うかー)/小(ぐゎー)」である。
上から撮った写真だが、葉で埋もれてしまって下が見えない。
井戸のようなものが2つあった。
階段をぐるっと回って下まで降りたのだが、この一帯に溜まっている気が怖くて井戸の側まで近づけなかった。気づいたら無意識に、声で場の浄化を行なっていた。
なぜだろう?尚家の敷地内にある聖地だから、手入れされていない事はないと思うのだが…近づけなかった。怖さ・抜けの悪さを感じた。葉が生い茂っていたため、気の抜けが悪くなっていたのだろうか…。
でも、歌い終わると同時に鳥がキレイに鳴き始め、スッキリした印象に。
沖縄に住んで12年目の私だが、佐司笠樋川は初めて。百名ビーチの柔和で明るいエネルギーとは打って変わって、妖気さ・おどろおどろしさも持つ樋川だった。
銘苅地区・銘苅家・水の神にまつわる聖地を巡っているが、今後どのような広がりを見せていくのか楽しみである。