見出し画像

12, INDEPENDENCE 自立|Dr.チャック・スペザーノのセルフ・セラピー・カード

射手座満月・皆既月食・ウエサク祭の2021年5月26日、いかがお過ごしですか?私には数日前からちょっとした意識の変化が訪れております。

過去記事リンク〉土星逆行から2021年5月26日満月・皆既月食に向けて

久しぶりにしっかりめの浄化が必要だなと思い、「Dr. チャック・スペザーノのセルフ・セラピー・カード」を使って自分自身をリーディングしてみました。

で、1枚目に引いたのが、このカード。

INDEPENDENCE  自立

画像1

12,INDEPENDENCE 自立

カードの意味

「自立」とは、ハートブレイクや嫉妬が癒されていないことに対する反応で、ハートブレイク・嫉妬・犠牲・喪失などの辛い感情を埋め合わせるためのもの。

「自立」しているほど、親密になることを怖れ、無防備な状態で人から受け取ることを怖れています。それは、昔の辛い感情がまた湧き上がってくるのを怖れているからです。「自立」することによって、辛い感情から自分を切り離そうとしているのです。

ただややもすると、感じるという能力が全て失われてしまいます。ポジティブな感情も感じられなくなり、その人が「自立」していればしているほど、ハートブレイクや犠牲から立ち直っていないのです。

「自立」の中心的な要素は、人とのつながりが不足している事と、他の人へのコミットメント(相手に自分を与え続けるという決意や覚悟)が欠けている事です。

「自立」している人は、自分にも人にも厳しくなる傾向があります。「自立」していることにより、自ずと犠牲的な傾向が出てくるのも問題です。犠牲の役割を身につけると、自分は与えるけれども人からは受け取らないし、本当の自分自身を与えようとしないからです。

「自立」している人は親密感を怖れ、自分が何かを受け取ることを怖れていますから、「問題を解決するため」と称して物理的にも感情的にもその場から逃げようとするでしょう。厭世(えんせい)的になったり、人付き合いが悪くなるのもそのせいです。

「自立」のもう1つの重要な側面は、人間関係において密かに(堂々とすることもありますが)人と競争しているということです。

例えば、あまりにも優秀なので他の人が誰も競争しようとはしないとか、何でも良く出来るから「競争なんてくだらないことをする必要はない」ということなども隠れた競争なのです。

心理的に競争というのは逃避の1つであり、勝つということだけは強調されている状態です。これが人間関係では非常には快適になる可能性があります。競争の根底にある目的は、一歩前に進むのを避けることであり、そこから目をそらせることです。

このカードが出たら

このカードを引いた人は、次のことを見つめてみる必要があります。

あなたが自分自身とも人とも繋がっていないこと(あなたが孤立していることや競争心を持っていること)が、いま現在抱えている問題の原因ではないでしょうか?

ここで成功するには、全く新しいレベルで人と繋がる必要があることを意味します。そのためには、辛い感情を恐れず、自分の欲求も人の欲求も怖れないあなたの意欲が必要です。また、内面に隠れていた感情も感じ取り、それがポジティブな感情に変容するまで感じ続けるという意欲が求められます。

あなたが今まで自分の中でその存在を否定し、人に投影してきた部分をもう一度取り戻すことが求められています。それには、自分自身の欲求や感情を受け入れることを学ぶこと。そうすれば、人の欲求や感情からも逃げ出さずに受け容れて応える事ができるでしょう。

自立から卒業して真のパートナーシップと相互依存に入ると、自分が繋がっていないという孤立感・主導権争い・活気のない死んだ人間関係が解消されるでしょう。そして、親密感やつながりやふれあいのある豊かな人生が始まるでしょう。

私的考察 【自立でもなく、相互依存でもなく、共存】

メッセージの内容、ザクザク刺さりました苦笑。今、心の古傷や過去の記憶を振り返りつつ、その書き換えを無意識的に進めている状態ですね。

とは言え、それでも「自立」は素晴らしいことだと私は思います。何でもかんでも依存的で、境界線がない世界も異常です。三次元で、この肉体(他との境界)を持った意味がありません。

このカード、別な視点を設けさせるため、あえて「自立」のネガティブな側面に強烈にフォーカスさせたのかもしれませんね。

「自立から卒業して真のパートナーシップと相互依存に入ると、自分が繋がっていないという孤立感・主導権争い・活気のない死んだ人間関係が解消される」

「自立」がゴールだと思っていた私の前に現れた、次のステップ「相互依存」。

しかし、「依存」という言葉に対してどうしてもネガティブな印象しか持てない私は、「相互依存」を「共存」と訳し直すことにしました。これならスッと受け入れられそうです。

この「12, INDEPENDENCE 自立」のメッセージは、今の世、そしてこれからの時代を生きる私たちにとって重要なキーワードであるようにも感じました。

Dr. チャック・スペザーノのセルフ・セラピー・カードは、曇りない鏡で自分の姿をダイレクトに映し出してくれるような性質を持っています。冷静で客観的な視点から生まれたものですね。
イメージや絵柄からのインスピレーションではなく、言葉で論理的にメッセージを受け取るのが得意な人と相性がいいのではないか?と思います。


いいなと思ったら応援しよう!