奈良の次は、奄美だ!|奄美大島と宮古島に残る、平家の跡
【トップ画像:奄美公式キャラクターコクトくん|鹿児島県奄美市】
よくわからんけど、JALからメールが来て「マイレージが6000ほど残ってる」と。JALのサイトをチェックしてみたら、ちょうど6000マイルで沖縄発⇄離島行けるらしい。3島から勝手にひと島チョイスされる企画のようだ。
偶然性・巡り合わせを楽しめる企画なので、私はワクワク✨
私は、沖縄近隣の島の中では、奄美大島に最も行きたい。まだ1度も訪れたことがないからなんだが、この企画では沖永良部(おきのえらぶ|おきえらぶ)島までしか行けないよう。でも、「あ、もし沖永良部当たったら、船乗って奄美へ行けばいいのか!」なんて思い始めている。
奄美大島と平家
奄美は案外デカい島で、沖縄と同様「唄の島」だ。切なく、情緒ある、奄美独特の民謡。宮古・八重山に続き、良い曲が多く輩出される島だと聞く。
「瀬戸内町」に「龍郷町」…。町名が平家感100パーセントw。平家落人を人神として祀っている神社もしっかり残っているらしい。鹿児島・薩摩とも目と鼻の先だ。
平家一門の先祖は、龍神であると考えられていた。龍神信仰だろう。また、一説では、薩摩・島津家は秦氏の末裔であるとも。秦氏は、平家と繋がりが深い。
宮古島と平家
私が一時期、何度も何度も通っていた宮古島。
宮古は、後置修飾的に読めば「古い宮」であり、都(みやこ)。宮古島の中心地は、平良(たいら|ひらら)。某集落には、平家落人伝説が残っている。
映画「スケッチ・オブ・ミャーク」。予告だけでも素晴らしいので、観ていただきたい。宮古の貴重な神歌もぜひご拝聴を。シビれます。
上の写真は、この予告編の冒頭部分を切り取ったものだが、
何と「太秦|UZUMASA」。
衝撃が走った。
映画配給会社の名だが、太秦といえば、京都。
京都・秦氏の拠点である。
そして、宮古島にはなぜか「吉野海岸」というビーチがある。
奈良県・吉野には、後醍醐天皇がいた。
後醍醐天皇は、南朝(平家)のボスである。
ちなみに、聖徳太子の側近だったと言われる秦河勝(はたの|かわかつ)は、能の元祖。日本の芸能・音楽の始祖と言われている人物である。
奄美も宮古も独特の節回しを持つ唄を持ち、神に奉納するための唄(神歌)文化が残っている。
私は、これらが単なる偶然だとは思えない。