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すべての人間がもっている神秘的な知覚

治療家の技術は魂を解き放つこと

すべての病気は魂の生命が抑圧された結果である。これはすべての王国のすべての形態に関して言えることである。治療家の技術は魂を解き放つことである。そうすることで、魂の生命は特定の形態を構成する器官の集合体に流れこむことができるようになる。
『秘教治療』上巻p19

秘教治療の本の序文に上記のような一文があります。
あまりに端的に、高尚に表現されていて、早合点しがちな私は「はい、魂意識を表現していきます!私だけでなく、周りの人もサポートしたいです!」なんて思ったのでした。

今回は、その魂意識からの表現ってどんな感じなのかについて、示唆に富む文章をご紹介できたらと思っています。

(因みに、病気の原因って、個人の心理的な原因もひとつとしてあるのだけれど、集団生活から生じる原因や、カルマ的なものもあるそうです。要は、地球上のものを分かち合っている側面もあるようです。だから、個人の生活のせいとか、過去生のせいとか個人起因にするような目でなく、それぞれ負っているものが異なってるんだな、地球上のカルマの一つを受け取ってるんだな、っていう視点も必要なんだな、って思いました。良い悪いを超えた意識でね。)

すべての人間が持っている神秘的な知覚

さて、魂からの表現を生きる、魂を解き放つって、どんな感じでしょう?
誰でも生まれつき持ってるんですって。どんなを大事にしたらよいのかヒントが分かるのが、下記の文章です。

すべての人間に「神秘的な知覚」と名づけてもよい特異な特質―誰もが必ず持っている生来備わっている特性―が内在していることも思い出してほしい。(…略…)

1 魂についての、神と宇宙についての神秘的なヴィジョン。

2 意味の世界、つまり、現れようとしているリアリティーの主観的な世界と接触し、正しく認識する能力。

3 自分以外のものを愛し、自分以外のものへと向かう力。

4 アイディアを把握し直観的に捉える能力。

5 知られざるもの、望みうるもの、望まれるものを感じる能力。そして、その結果として生まれる、その知られざるリアリティーを求め、探し、要求することを可能にする決意と持続性。世界的に名の知られた偉大な神秘家、大勢の探究者、発見者、発明家を生み出したのはこの神秘的な傾向である。

6 真、善、美に感応し、それらを感知し、記録する力。作家、詩人、芸術家、建築家を生み出したのはこれである。

7 神と自然の秘密を発見し、洞察しようとする衝動。科学者や宗教家を生み出したのはこれである。

『新しい時代の教育』p176

『新しい時代の教育』に載っている、すべての人間が持っている神秘的な知覚…

この箇所を読んだときに私が感じたのは、
「色んな側面があるんだな~。例えば、最近よく聞く女神性という言葉は、女性の神聖さを表現して使っている人が多いけれど、建築家や科学者といった実務的な側面も、神秘的な知覚の現れなんだな~。そして、もちろん芸術家も。」
「3の自分以外のものを愛し、自分以外のものへと向かう力って、動物を愛する人や草花を愛でる人もそうなんだろうな~」
「4のアイディアを把握し直観的に捉える能力って、ビジネス界で頭角を現している方、多そうだな~」ってわくわくしました。

7つの光線の知恵

そして秘教の本には、7つの光線という知恵があり、
例えば太陽光が7つのプリズムに分かれて虹になるように、
人間の魂は、7つの光線のいずれかの特質をもっているとされています。

・意志と力の第一光線
・愛と知恵の第二光線
・高位マインドの第三光線
・葛藤を通しての調和の第四光線
・低位マインドの第五光線
・献身の第六光線
・儀式的秩序と魔術の第七光線

『秘教心理学』

7つの光線の詳しいことはまた別記事にするとして、
例えば、第一光線は、政治の世界で頭角を現してらっしゃる方や、組織のリーダーとか多いそうです。「え~、私、そこまでグイグイ引っ張れないわ~」って方は、他の光線タイプに属しているのかも。
第三光線は、数学や哲学といった抽象的なものは得意だけど、計算ミスしやすい傾向があり、逆に、第五光線は細部において正確であり、秩序正しく、時間に正確で、ビジネスライクで…。面白いですね。

魂の光線は、パーソナリティが統合されていくにつれて、その影響を表現した生き方になっていくそうです。パーソナリティや肉体、メンタル体といったものも、7光線のいずれかの影響を受けてて、そちらは転生ごとに変わるそうです。色んな側面を磨きながら、進化成長していってるんですね。

因みに、私は、(魂の光線は偶数のような気はするのですがどれか分かりません)、メンタル体もしくはパーソナリティは、第三光線の影響を受けているような気がしなくもない。。抽象的なものをキャッチするわりには、アウトプットでは正確性に欠けているような…。だから、秘教のことをもっと知りたい人は、ぜひ本を読んでくださいね。私の文章って、アバウトな感じ満載なので。

7つの光線の治療法について

治療家の光線、患者の光線。魂の光線かパーソナリティの光線かによって、光線別の治療法というのがあるようです。『秘教治療』『秘教心理学』にちょろっと載っています。下記の文章は比較的わかりやすいです。

第一光線の人が病気を治療しようとするときに使う最善の方法は、自らの意志力によって普遍的な生命の偉大なる源から健康と強さを引き出し、それを患者に注ぐという方法であろう。

第二光線の人の治療方法は、患者の気質を完全に知ると同時に、病気の性質にも通じ、場合によっては自らの意志力を最大限に効率よく活用する。

第三光線の人の治療方法は、彼が救ってあげたいと思う患者と同じ光線に属する薬草や鉱物から抽出した薬を用いるという方法になるであろう。

治療に関して、第四光線の人にとって最良の方法は、知識に裏打ちされたマッサージと磁力治療である。

第五光線。治療に関しては、完璧な外科医であり、最良の治療方法は手術と電気治療である。

第六光線。この光線の治療方法は信仰と祈りによるものであろう。

治療においては、第七光線の人が正統医学の治療法を実行するときには完全な正確さで行うことが期待できる。

『秘教心理学・第一巻』p257~p269

第三光線の「薬草や鉱物から抽出した薬を用いる」や、第四光線の「マッサージ」、第五光線の「外科医」、第六光線の「信仰と祈り」って、なるほど~って思います。他にもこの項には、光線別の道を歩むヒントも載ってましたよ~。ふむふむ。

そもそも秘教って何?

このnoteマガジンでは、秘教という本を題材にして、生きる知恵癒し(ヒーリング)自己成長これからの時代(水瓶座時代)を生きるインスピレーションに繋がればと思い、私の心に響いた箇所を中心に書き留めています。

ふわふわスピ系でもなく、ちょっと科学っぽいかな?でも、愛あふれる言葉がけっこう散りばめられていて、癒される言葉もいっぱいです。

秘教の本を読むこと自体が瞑想ともいわれていて、マインド(思考)が系統立つことで、より直観的になれたらなぁ、魂意識で生きていけたらなぁ、なんて思ってます。

秘教というのは、神智学の流れを継承し、啓示を含んだ「エネルギーの科学」ともいわれる24冊の著作集です。アリス・ベイリーという女性が1919年から約30年間に執筆したもので、そのうち18冊は、知恵の大師からのテレパシーの口述を書き取ったもので、残りは彼女自身の著作となっています。

因みに、シュタイナーは、神智学から袂を分かち(派生)、人智学を創唱された方です。

大師というのは、覚者のことで、ざっくり言うと人間を超越されて、人類の意識が進化するように見守りながら働いてらっしゃる方です。う~ん。インドやチベットの修行者をみてたら、そういうのも(解脱後の世界?)ありかな、なんて、私は思ってます。

アリスベイリーは、3人のママさんです。身近に感じます~。

日本では、秘教についていくつか学びの場があるようです。

私はエソテリック東京さんのオンライン講座を受けてて、そろそろ心に響いたところを私なりに表現していきたいな、って思ってnoteに書き綴ってます。対話や一人ひとりに響いたことを大事にしてくれる講座なので、何だかとっても楽しいコーヒータイムのよう。

魂からの表現に繋がっていくといいな~。
子ども達の知覚の芽を伸ばしてあげたいな~。

☆ヒーリングサロンAI☆

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