【創業メンバーの出会い】前職をやめる直前に何があったのかについて語ります。
創業メンバーの出会い~前職退社、前職をやめる直前に何があったのかについて語ります。
インディゲンスの創業メンバーってどのように構成されているの?
なんで前職をやめてインディゲンスを設立したの?
私も職業柄、様々な経営者とお話する機会が多いですが、お話をしていて思うのが、会社設立に至った背景がみなさんバラバラであるということ。
例えば、大手ならではの弊害を感じて独立した方、企業に就職せずやりたいことを全うするために経営者になった方などなど。会社設立の背景は、経営者によって全く異なります。
では、インディゲンスの創業メンバーはどのように出会ったのでしょうか。
先にかい摘んでお伝えすると、インディゲンスは、渋谷にあった30人規模のWEBマーケティング会社で勤めていたメンバーが結託をして生まれました。
その背景には何があったのか。今回はちゃんと振り返りたい内容でもあったので、私、石川視点でかなり赤裸々に執筆しております。
都合上、前職の会社名などはお出しできませんが、前職の方々向けにも書いている内容ですので、もしよかったら読んでみてください。
インディゲンスの名前の由来について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください♫
前職で創業メンバーはどのように出会ったのか
大学からWEBマーケに触れる新卒組の高杉、石川
まずはインディゲンス創業から関わっている安達、石川、高杉の3人が在籍していたWEBマーケティング会社で、それぞれメンバーがどんな働き方をしていたのかについてお話したいと思います。
当時その会社は、渋谷駅から徒歩5分くらいの好立地。石川は大学3年生からインターンとして働いており、そのまま新卒入社します。
また高杉も同じく前職に新卒入社をします。ちなみに、先にインターンとして前職に入ったのは石川ですが、高杉の方が年次が1つ上ですので、高杉が先に新卒入社して、その1年後に石川が新卒入社した流れです。(高杉が16卒、石川が17卒です。)
高杉、石川ともに、大学時代からリスティングはもちろん、WEBマーケティングの世界にがっつり触れておりますので、入社1年目からWEBマーケターとして、相当ハードワークをしていました。お伝えできる範囲でお話をすると、デフォルトで終電までは余裕で働いてましたね。
突如現れた中途社員、安達
では安達はいつ出てくるのでしょう?笑
先にお伝えすると、安達は前職に中途で入社をしてきたメンバーでした。ちょうど高杉が4年目、石川が3年目くらいだったのを覚えています。
いつものように高杉・石川がそれぞれ別のチームでハードワークをしていた頃、4月頃に髭を蓄えた恰幅の良いおっさんが入社していきました。それが安達です。
ちなみに高杉・石川ともにかなりのハードワーカーでしたし、周りを気にする余裕がなかったので、最初の数ヶ月は安達とはほとんど喋らないような仲でした。
ただ、ある共通点があったお陰で一気に友達レベルにまで仲良くなります。
それは深夜アニメです。笑
ちなみにインディゲンスの創業メンバーは全員生粋のアニヲタです٩( 'ω' )و
当時の前職では、全社員メンバーが出席する全体会議の場で、メンバーがスピーチをすることがありました。そのスピーチの持ち時間が5分だったのですが、安達がアニメについて20分~30分くらい熱く語るという伝説を残し、そこから安達・高杉・石川は連日仲良く、お酒を嗜む流れが生まれたのです。
フラストレーションから生まれた創業メンバーの結託
危なかった石川のメンタル状態
このような関係から生まれた安達・高杉・石川の関係ですが、その当時、メンタル的に危ないメンバーがいました。それが私、石川です。どう危なかったのか簡潔にお伝えすると、適応障害までいきました。では当時のメンタル状況について可能な限り話したいと思います。
当時の石川は広告運用のディレクターのポジションを数社掛け持つ仕事をしていました。しかし当初の石川はかなり無鉄砲な性格をしており、とりあえずできそうな仕事には全力で手を上げるのですが、割と不器用なので、周りに迷惑をかけているのにも関わらず、ガンガン進もうとするメンバーでした。(当時の上司とは、私が産んだ数々の失態を、酒のツマミとしております。笑)
最初はその勢いも相まって社内で一定の評価をされるところまではきたのですが、次に待ち受けていたのは新規事業でした。新規事業の内容を具体的に話すと本筋から逸れるので割愛しますが、当時はWEBディレクターをやりつつ、新規事業を進めるという状態でした。
ここまでみると割と楽しそうな仕事かと思いますが、圧倒的な人数不足、無計画のままスタートしてしまったこともあり、新規事業は全く回らず、さらに時間が奪われたことも相まって、当初お付き合いしていたクライアント様からもクレームを貰うというかなりきつい状況です。
ここは赤裸々にお伝えさせていただくと、上記のようなお仕事をしていた状況でしたが、給与は新卒の頃から数千円上がっただけということもあり、
「この状況はいつまで続くんだ、、」
「そしてなぜ自分は同じ給与で、仕事が増え、回らないと怒られ続けるんだ?」
という気持ちを抱えながら働くことになります。
鳥貴族 渋谷神南店での結託
そんな状況でも頑張って数ヶ月働いていました。なぜなら私自身もやると決めたことですし、実際に不器用なのは自分の責任だと思っていたので。ただ、その状況を側から見て「最近の石川、色々と危ないぞ、、」と気にかけてくれた人物がいました。
それが安達と高杉です。
また安達も同様に別の新規事業をやっていたのですが、その新規事業が全くうまく回らず、時間だけが過ぎることに苛立ちを感じている状況でした。そして高杉も、入社4年目ということもあり「ずっとこのまま同じような仕事を続けるのか、、」と考え始めたタイミングでもありました。
そのように3人とも別々のフラストレーションが溜まっている状況だと何が起きるのか。。下記の話は鳥貴族 渋谷神南店で行われました。
安達:「一緒に何かやらない。。?」
高杉・石川:「いいっすよ。」
こんな感じで、インディゲンス創業メンバーが結託することになります。普通ベンチャー企業の創業エピソードを見てみると「社会を変えてやりたい!」とかの話が横行しておりますが、当時の創業メンバーにそんなことはありません。これがリアルです。
安達・石川が同時期に退職
それでも頑張って働いていた創業メンバー達。ただその状況に大きな進展が生まれました。石川がとうとう、布団から起きれなくなってしまったのです。
今でも鮮明に覚えているのですが、その日は僕も大好きだったクライアントさんとのMTGがあり、資料も作成途中だったので意地でも出社しないといけない日だったのです。
しかしどうやっても立てないのです。
私は今までどんなに忙しかったとしてもMTGをリスケしたことはなかったので、かなり焦っていたことを覚えてます。とりあえず上司に連絡をとり「体調が悪くて起きれないです、、」と告げた翌日、私は病院で診断をしたところ、適応障害と診断されました。
そして正直に、当時管轄だった役員に診断結果を告げたところ、傷病手当で1ヶ月くらいのお休みをいただき、その後に退職届を出すことになりました。
そして全く同時期に退職届を出したのが安達です。そして高杉はその半年くらい後に退職届を出し、創業メンバーはそれぞれ前職を後にします。
前職のメンバーとはどんな関係値なのか
最後にお話したいのが前職の方々とはどのように通じているのか。
まず、私がインターン時代からずっと上司として面倒をみてくれた方。私が退職してから3ヶ月くらいはお互い音信不通だったのですが、今では月に数回お酒を飲むような間柄です。
有難いことに、当時のことも赤裸々にお話でき「当時は石川も正直悪かったです。。笑」って笑いながらお話できる関係値まで回復しました。
他にも前職を退職したメンバーの中には一緒にお仕事をしている方もいらっしゃいますし、前職メンバーの縁は、軋轢が全くないとは言い難いですが、私が思っているよりも繋がっている印象です。
ただ今振り返って思うのが、「本当に組織が噛み合わないと誰もが不幸になる」ということ。これまで執筆した内容は、石川自身が招いたものもたくさんありますし、反対に組織として招いたものもたくさんあることは間違いない事実だと思っています。
しかし誰もが「会社にとって何ができるのか」を考えていたのは事実。それでも結果論として「本当に組織が噛み合わないと誰もが不幸になる」ことが起きてしまった。この点に関しては私自身、まだ咀嚼できていないところですし、今後経営していく中で少しずつ咀嚼できる内容なのかと思っております。
以上、インディゲンス創業メンバーが知り合ってから前職を辞めるまでのお話でした。
次は、インディゲンス創業メンバーが鳥貴族で結託してから、インディゲンスのミッションや事業内容などが議論された個人事業主時代(通称:市ヶ谷時代)について語りたいと思います。
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