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信心の力:ハンピーのバダヴィリンガ

500年前、ヴィジャヤナガラ帝国が南インドのカルナタカ州に盛んでいた。この国はすごく金持ちであった。今の野菜市場のように宝石もカートで売買されていた金持ち国であった。この国の住民の生活に宗教の存在はかなり重かった。実は、この帝国の創始者はイスラム教の侵入者が北インドで作った国を見て、インドの宗教を守るためこの帝国を作った。その故、ヴィジャヤナガラ帝国の王様たちはいろんな神様のお寺を建築した。

インドのヒンデゥー教の中に豊かな多様な信仰が含まれている。今日の記事に僕シバ様について書きます。シバ様は日本の大黒天の由来である。でも、インドでシバ様を普通の神像だけではなく、特別なシバリンガの形でも祀る。リンガはサンスクリット語の言葉で意味がいっぱいありますが、その中に男性的なエネルギーも入っている。この形でインド全国にシバ様が祀られている。一部のリンガがあるお寺は祈ることだけではなく、所謂パワースポットとして使われる。周りに人々が座ってディヤーナ(集中の瞑想)することが普通である。

バダヴィリンガ

やっとこの記事のタイトルの話しましょう。バダヴィっていうのはカンナダ語の貧乏女性である。上の写真のリンガは500年前貧乏女性の信心を示すリンガである。500年前、一人の貧乏女性が頑張ってお金を貯金してこのリンガを作った。この美しいリンガは今も祀られている。近年SNSで年寄りの神職さんが重い水桶を背負ってこのリンガのプージャ(お世話や祀り)をしていた動画が流行っていた。自分の目でこのリンガを見て感動しちゃいました。人間の信心の力をはっきり感じた。500年前愛で作られたリンガは今も愛を受けて祀られている。それは僕の心に深刻な印象を残した。

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