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【インド生活】オートリキシャの癖強ドライバー

インドで生活を始めて4ヶ月程が経とうとしています。

私は普段、移動は電車かオートリキシャ(トゥクトゥク)を使っていて、特にオートリキシャではいろいろな癖強ドライバーがいることが分かってきました。

今回は、私がオートリキシャに乗って印象的だったドライバーを紹介していきます。
この記事で読者にこれを伝えたい!みたいなことはないのですが、暇つぶし程度に読んでいただけるとうれしいです。


インドでのオートリキシャとは?

インド以外の場所で生活している方に向けて、まずインドでのオートリキシャについてざっくり概要をお伝えします。

まず、オートリキシャとはこんな感じの外観 ↓

前のシートにドライバーが座り、後部座席に利用者が座ります。

「Uber」「Ola」や「Rapido」といった、オートリキシャを含むタクシーサービスの携帯アプリで出発地と目的地を入力すると、承諾したドライバーが出発地へやってきます。
こうしたアプリでは乗車中の追跡サービスもついているので、出発地の近くにいるオートリキシャに直接依頼するよりも、比較的安全に利用することができます。

こちらがアプリの予約画面。

選択中の「Auto」というのがオートリキシャ。バイクや車のタクシー(Cab)もあります。

インドは日本やシンガポールのように電車で割とどこでも行けるという具合ではなく、まだまだこうしたタクシーサービスを日常的に使っていく必要があります。

さて、本題に戻り、ここからはこのオートリキシャに乗車して、印象的だったドライバーさんのエピソードを紹介していきます。

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ワイパー無しおじ

大雨の夜、ワイパーの無いオートリキシャで果敢に運転していくワイパー無しおじ。

前に物体があるのかを判断するのが精一杯で、道路のでこぼこを避けきれず、揺れもすごかったです。

事故なく生還できたことがもはや奇跡。

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ぼったくりおじ

乗車アプリで表示されている金額よりも多く払えと要求してくる、ぼったくりおじ。
このタイプのおじは、州や地域によらず、どこでもよく遭遇します。

英語も現地語もさっぱりワカリマセンな感じで振る舞っていると、先方が諦めることが多いので、日本人の皆さんもぜひトライしてみてください。

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充電難民おじ

乗車の途中で携帯の充電が無くなってしまったおじ。
後部座席から道案内をしながら進んでいきます。

お互いスムーズなコミュニケーションを意識してか、発言は1〜2単語で完結させるようなカオスな会話でした。

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ガス欠おじ

乗車の途中でガス欠危機に見舞われたガス欠おじ。

近くにあるガソリンスタンドにひたすら寄ってみますが、オートリキシャの燃料がマイナーな燃料(LNPだったかCNGだったか)でなかなか見つからず、長旅になってしまいました。

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心広すぎおじ

稀に稀に見る、心が穏やかで寛容なおじ。

乗車料金の支払いの際、「500円ルピー(インドでは最高額紙幣)しかないから近くの露店で何か買って崩してくるね」と言ったところ、細かいお金できっちりお釣りを返してくれました。

私の住むチェンナイでは、スーパーでもどこでも500円ルピーを現金で払うことは拒否されることがほとんどなので、このおじには心を洗われました。

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パリピ ニキ

オートリキシャが進み始めた途端、車内にインドポップな曲がドンチャン響き渡りました。
全く街の音が聞こえないくらい、オートリキシャ内がローカルクラブ状態に。

オートリキシャの後部座席の後ろには少しだけ物を置けるスペースがあり、そこに携帯と繋げたスピーカーを2台置いて、音楽を流していました。

彼は若い世代のようだったので、おじではなくニキとしました。


以上、これまで印象的だったオートリキシャのドライバーさんたちでした。

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