植物の粉だけで出来たシャンプー剤”ミックスハーブ”
インドの木の実やお花など、植物をパウダーにしたシャンプー剤があります。
このシャンプー剤の商品名は”ミックスハーブ”といいます。
成分には、油分を分解してくれるシカカイというハーブが含まれています。
このハーブの他にも、様々なハーブが毛髪や頭皮を優しく洗浄してくれます。
インドで古くから使われている植物100%のシャンプー剤をご紹介します。
何故海面活性剤不使用が支持されているのか?
界面活性剤は、自然派の人々にとって悪役の代名詞として有名です。
シャンプー剤などの界面活性剤を使用すると、体内に進入し健康被害を起こすと言われています。
その健康被害には様々なものがあります。
・頭皮をはじめ皮膚を乾燥させる
・経皮吸収され生殖器に害を及ぼす
・血液中のカルシウムイオンを破壊してしまう
など
こういった見解が全て化学的エビデンスに基づいたものかは不明ですが、一定数の人が実感していることも確かです。
また、100%安全というエビデンスも存在しない訳で、不安を持つ人がいることも頷けます。
不安を持つ方が安心して使えるシャンプー剤として制作されています。
その結果として、一定数のミックスハーブの利用者の方がおられます。
また、私達は美容室を運営する中で、出来るだけ化学物質を排水したくありません。
美容室業の環境意識の向上にも、ミックスハーブを活用する意義があります。
ミックスハーブは何から出来ているのか?
ミックスハーブには6種類のハーブが使用されています。
主成分になるのが、シカカイという植物でサポニンという天然の石鹸成分が含まれています。
このシカカイが油分の分解を補助してくれています。
次に配合量の多いアムラは、インドでは誰もが食べる栄養食品です。
ビタミン・ポリフェノールなどが含まれ、抗酸化作用を持っています。
皮脂は酸化することによって、独特な臭気を発します。
頭皮の匂い対策や毛髪の強化に役立つハーブと言えます。
ブラーミはツボクサの一種で、育毛効果が期待できるハーブとして有名です。
また脳細胞の活性化にも有効と言われています。
アルニはインドの薬木として有名で、アグニマンタというインドの呼び方がります。
アグニとは火を意味する単語で、文字通り体を温める作用があります。
サンダルウッドは日本では白檀と呼ばれている香木です。清涼感を与え、消臭効果もあります。
免疫作用を高め、精神安定作用があります。
ローズはインドの薔薇を使用しています。
インドでは薔薇は幅広く活用されていて、皮膚の若返りや防御力が高まります。
実際の使い方は?
ミックスハーブを使う際には、前準備が必要です。
お風呂で使うことが多くなると思いますので、入浴前に事前にミックスハーブを調製する必要があります。
準備するものは、
・お湯(40度ぐらい)参考量200cc
・ミックスハーブ 参考量10g
・アプリケーター(ドレッシングボトルが◯)100円ショップで買えます。
キャップを外した時に口広のものがベストです。
アプリケーターにミックスハーブパウダーを適量*入れます。
次にお湯を注ぎシェイクします。
このミックスハーブリキッドをお風呂に持っていきましょう!
まずは、シャワーでしっかりと頭皮をすすぎます。
この段階で汚れは80%程度落ちています。
残り20%は皮脂などの油分ですので、シャワーだけでは落としきれません。
この20%をミックスハーブリキッドで落とします。
しっかりとすすいだ後は、アプリケーターの口を頭皮に当てながら塗布していきます。
この時に、リキッドが目に入ると滲みますので注意してくださいね。
同時に、リキッドは頭皮から身体へと流れ落ちてきます。
流れ降りたリキッドを体にも馴染ませると体の洗浄も出来ます。
頭皮にリキッドが1分程度止まれば、油分は分解されていきます。
毛髪の油分をしっかり落としたい場合は、シャンプー用のブラシなどで毛先までリキッドを馴染ませてください。
最後は、しっかりとリキッドを洗い流して終了です。
ミックスハーブが向いている人、向いていない人
どんな製品でも向き不向きが必ずあります。
以下に一覧としてご紹介させて頂きます!
向かない人
・お風呂で時間を取る余裕がない人(準備など少し時間を要します)
・毛髪のダメージが酷い場合(質感が悪く感じることがあります)
・植物アレルギーの方(化学由来が適当な人も当然います)
・泡立つシャンプーでないとダメな人(ミックスハーブは泡立ちません)
向いている人
・普段ヘナなどを使用して髪にダメージが少ない人(ヘナ髪には特に効果的です)
・強い洗浄力を要しない人(化学由来成分よりも洗浄力は弱いです)
・本質的に健康な髪にしたい人(髪に良い界面活性剤は存在しません)
ミックスハーブの適正な使用頻度とは?
この答えは人其々ということを前提にご理解ください。
まず皮脂量に応じて使用量が異なります。
皮脂量が多い人は200ccに10g程度(5%)でリキッドを作ります
皮脂量が少ない人はその半分の割合で良いかと思います。
私達が推奨する使用頻度は、3日に一度程度がおすすめです。
1日目 ミックスハーブ洗髪
2日目 お湯だけで洗髪
3日目 休洗髪
初日にある程度洗髪出来ているので、2日目はお湯だけでも十分です。
3日目に休みがあるのは、皮脂分泌を促して適正な皮脂量を維持します。
実は皮脂には天然のトリートメント成分が含まれています。
皮脂を有効に活用する為のスケジュールと考えています。
こちらは参考として頂き、ご自身に合った使用頻度を見つけてくださいね。
環境問題とミックスハーブ
なぜミックスハーブを製品としてお届けしているのか?
それは環境の問題とも大きく関わっています。
無意識に消費しているシャンプー剤が、突然海を汚染し人体に害を与える訳ではありません。
しかし、多くの人が毎日無意識に使い続けることは環境にプラスとは言えません。
普段何気に習慣として使っているものを今一度、本当に必要なものか?
出来るだけ少なく使う工夫はないのか?
私達美容師の世界では、薬品を下水に流して利益を得る構造が根付いています。
その薬剤は絶対に必要ですか?その一歩手前で一度考えてみませんか?
そういったメッセージあるアイテムです。
是非Indeyherbs取扱店でお試しください!
ミックスハーブを試してみたい方には、Indeyherbsの取扱店で実際に試してみましょう!
まだまだ日本全域をカバーしている訳ではないのですが、もしもお近くに取扱店がありましたら、
是非そのサロンでミックスハーブ洗髪をして貰いましょう!
上手に使えば非常に効果的な洗髪方法ですが、誤った使い方は逆にイメージが悪くなることもあります。
是非はじめてのミックスハーブ体験をサロンでお試し頂きたいと思います。
取扱店は下のバナーよりご確認いただけます↓