見出し画像

インディーハーブス スタディーツアー2018 ヘナの産地ソジャットを訪れる


スタディーツアー

2013年から続くスタディーツアー、今回で10回目となりました!

インドのヘナ生産現場

今まで沢山の方に、インドのヘナ生産現場を視察頂きました。
このように実際に現場を見て頂くことは、どんなに口で説明をするよりも、百聞は一見に如かず。
Indeyherbsはトレーサビリティーを重要視しています。

どのようにして天然ヘナ製品が、皆様のお手元に届くのか?
実際に産地はどういった状況なのか?
そしてインドの魅力に触れる旅は、美容師さん達にどういった経験と学びがあったのか?

今年の参加者の方々と共に旅した8日間の模様を皆様にお伝えしていきたいと思います。

インドのヘナ産地ラジャスタン州ソジャットへの旅路

インドのへの入り口ニューデリーから国内線に乗り継ぐこと18時間、ソジャットへの最寄りの街であるジョードプルに到着。

odhpur空港

ジョードプルの街は、人気漫画の舞台にもなった美しい街です。

ジョードプルの街

ジョードプルからソジャットまでは車で約1時間半、以前は道路状況も悪かったので片道3時間は要したものです。

そして、到着した天然ヘナの一大産地でもあるソジャットに到着。

インドのヘナ産地ソジャット本当の姿

ネットなどの情報化により、インドのヘナ産地の情報を得ることは簡単になりました。

しかし、どんな産業でも目に見えない裏側の姿もあります。

毎回ツアーでは、出来る限り包み隠さずに全てをオープンにご覧頂きます。こういった部分を見て頂くことは、非常に大切なことだと思っています。

グリーンの人口染料を添加した偽装ヘナ
不衛生なローカル製造現場
産地での製造にはリスクが伴います。
偽装ヘナの素材ケズリ

ヘナ産地に人々はどういった暮らしをしているのか?

彼らはどういった価値観で物事を捉えているのか?
彼らの労働はどれほど大変で、生産にはどういった問題があるのか?

これらを自分自身で感じることは非常に大切で、この経験をした人達の言葉には大きな説得力が生まれます。

ヘナ産地にて農婦さんと
ヘナ産地の若者
ヘナ産地のローカルフード カチュリ
ヘナ産地にてヘナの品質チェック
ヘナ産地のおじさん
ヘナ産地のお寺

様々な問題点に関しては、新たに記事を書く予定ですので、このあたりは今回は割愛させて頂きます。

ヘナ生産工場の内部に迫る

スタディーツアーの日程では、こちらは最終日の工程なのですが、情報をわかりやすく整理する為に、最終日のIndeyherbs製造工場訪問の模様を先に綴ります。

Indeyherbsが製造されている工場は、ニューデリーから約1時間の位置にあるハリヤナ州で行われています。

インディーハーブス製品 ヘナの製造工場

このエリアはインドの新興工業地帯で、日系企業も沢山進出しています。
この地域での工場運営は、非常に厳しい管理の元に行われています。

また工場はISO基準を守り、定期的に政府によって査察も行われています。

今年に入り、オーガニック認証も受けることが可能となり、より信頼を得られる環境へと進歩しています。

この工場では、沢山の作業員の方が仕事にあたっています。彼らの労働基準や待遇も勿論管理されていますので、インドで横行するブラックな働き方ではありません。

機械生産では無い為、労力を要する

私達の生産には、沢山の方の手が必要となります。機械生産では無い為、労力を要するのですが雇用の創出を行えます。

実際に製造現場を確認することにより、自分自身が何をお客様に使っているのかが明確になります。

製造現場

その自信が、サロンワークでの安心感となり良い仕事へと繋がっていくことでしょう。

インドの旅で少し寄り道

毎年スタディーツアーではヘナの産地以外の場所へも足を伸ばします。

聖地ベナレス

この街は、非常に古い歴史を持ちインド人にとって聖地となる場所です。

インド各地から毎日のように巡礼の人々が訪れます。
聖なる街は死の街とも言われ、あの世に一番近い場所でもあります。

その理由は、インド最大の火葬場が存在することにあります。
現代日本では、死の現場には目隠しをする傾向にあります。

しかし、インドでは死は日常の光景の一部でもあります。

この感覚は人によっても大きな違いがあるのだと思いますが、やはり人間にとって大きなテーマでもあります。

その部分にダイレクトに触れることで、死というものと向き合うことになります。

さて、今回の参加者はどういった感覚を覚えたのでしょうか?

聖地のど真ん中にあるゲストハウス

ゲストハウス
毎日行われるプジャーの様子

このゲストハウスの屋上からは、毎日行われるプジャーの様子をご覧頂けます。

私達が滞在した日には、屋上でインド音楽のコンサートも開催します。

夜に集まって撮影

聖地のど真ん中、プジャーの喧騒が終わる頃に、夜のラーガが響ます。
この経験は何物にも変えがたい経験となるかと思います。

インドを訪れる予定の方は、ぜひ当ゲストハウスをご利用ください。
日本語も上手なスタッフたちが精一杯おもてなしいたします!

Shiri Guest house

インドの人々との関わりから学ぶこと

今回の旅では、沢山のローカルインド人達と触れ合う機会がありました。

おそらく観光でインドに行ったのとは、全く異なる経験になったかと思います。

インドの人々との関わりから学ぶこと

今回の旅では、沢山のローカルインド人達と触れ合う機会がありました。

おそらく観光でインドに行ったのとは、全く異なる経験になったかと思います。

インド

美容師さん達の多くは、日々のサロンワークの忙しさの中で、こういった経験をすることは少ないかと思います。

インドはとにかく多様性に溢れた国なので、思考のネジを何本も外してくれることになります。

こういった体験は、働き方・生き方・などを再考する良いきっかけにもなるのではないかと思います。

ヘナの生産以外にも、このスタディーツアーで学んで頂くことは沢山あります。

その学びは個人によって大きく違いはあるのですが、参加者の皆さんは何か自分の中に響いたものがあったようです。

この感覚を是非、日常のサロンワークや日常に役立てて頂きたいと願っています。

インドの旅は人生に彩りを与えてくれます

ここからは僕自身のインド感です。

インド人は迷惑をかけまくる人々です。
なのに街中で喧嘩が頻発している訳ではありません。

ヘナ産地の若者はセルフィー大好き

インドの人々は、人は生れながらに迷惑をかける存在と考えます。
なので、迷惑をかけるぶん人に親切にしてあげるようです。

例えば、空港の待ちの行列に割り込みする人がいます。
この時に、この人は時間がギリギリなんだな。
自分も急いでいたら入れて欲しいもんです。
なので、文句を言ったり怒ったりしません。

これは一例なのですが、いたる場面でこういった光景を目にします。

記念撮影

色々なシチュエーションの人がいます。
色々な身分の人がいます。
色々な仕事の人がいます。

街の様子

人は色々いるのが当たり前であるという前提でいれば、小さなことに目くじらを立てる必要はありません。

お互いに違うということにストレスを感じることはありません。

むしろ違いがあることは非常に価値があることなのです。

それぞれ違いを認めることで、自分自身の価値観に幅が広がり、そして彩ある人生へと繋がっていくのではないかと感じています。

日本という土地がどうという話ではなく、自分自身の内部を彩豊かにすれば、どんな場所に住んでいても毎日が豊かになります。

私は、インドを訪問することで、こういった感覚を持ち帰ります。

今回のスタディーツアー参加者の方々も、一人一人の中に彩が増えたことと思います。

これからの皆さんの繁栄、発展がとても楽しみです♪

サロン&ヘナ用のCDアルバム

サロン&ヘナ用のCDアルバム、SoundRemedy発売↓
https://natural-henna.jp/products/detail/39

美容室、サロン、小売店への卸売業務用サイトはこちら↓

一般の方への通信販売サイトはこちら↓