【近視】眼鏡は2本作ろう。眼科で。
大学卒業後にPCを使って仕事をする日々を考えると、自分の目をもっと労わるべきなのではと思い眼鏡を新調することにした。従来の自分ならjinsに行って事を済ませていたが、目の健康が気がかりだったので高校生ぶりに眼科に行くことにした。
気球の正体は【オートレフケラトメーター】
この気球でお馴染みの機械、オートレフケラトメーターという名前で毎度我々の視力を測定してくれていたらしい。遠くにピントを合わせた状態の目に赤外線を当ててその跳ね返りで遠視・近視・乱視などの目の状態を判別する。らしい。
眼鏡屋では気球を見て終わりだが、眼科では同じ体勢のままもう一つの検査がある。目に風を当てられるあれだ。目の表面に風を送り、凹んだ目が元の状態に戻るのに要する時間で目の膨張具合を調べている。眼圧が高ければ戻る時間が早く、目に負担がかかっていると言える。
眼圧が高いと視神経が圧迫され視界がぼやける緑内障を発症する可能性が高くなる。中途失明の最も高い原因が緑内障だ。視界に異変を感じたら眼科を受診し、眼圧を下げる治療を行わなければならない。
用途に合った度数で眼精疲労を軽減
元々使っていた眼鏡の度数から両目とも0.75Dマイナスした。Dというのは「ディオプター」レンズの屈折度数の単位のこと。元々の眼鏡で見えていた距離の物体をはっきり見ることはできないが、日常生活を送るには困らないし、スマホやパソコンなど近くを見る際の眼精疲労を理論上は軽減することができた。
眼鏡の使い分けで視力に悪影響を及ぼす可能性があるか先生に聞いたところ、「かけ替えて視力に悪いことはない」との答えを貰った。若い人はピントを合わせる能力が高く、遠くを見る用の強い度数でも近くを見ることができるらしい。逆に年齢を重ねるとその能力は衰えて、老眼鏡が必要になったりする。眼鏡屋で度数を決める際は高めで設定されるのが常だそう。必要以上に度数を高くする必要はないという結論に至った。
眼鏡を使い分けても視力に問題がなく疲労が軽減されるなら、遠く用と近く用で使い分けようと決めた。
度数を下げれば眼鏡で目が小さくならない
近視の場合、度数が上がるほど目が小さく見えてしまうのが多くの人の悩みだろう。レンズの中央は薄く、縁に行くほどレンズが分厚くなるのが近視用眼鏡の特徴であり、遠視の場合はその逆。
度数を下げればその効果を弱め、目の大きさに悩むことは少なくなる。
眼科で処方箋を出してもらう利点
目の健康診断を受けられる。
用途に合った眼鏡を作りたい思いを理解してもらえる。
時間をかけて処方箋を出してもらえる。
特に3つ目の時間をかけて患者の目と向き合ってもらえる点は重要。
相手の目に映る自分は眼鏡を買いに来た客なのか、医療サービスを受けに来た患者なのか。眼鏡1本作るにしてもそれを理解した上で行動することが大事。そして定期的に眼科に行くこと、もっと大事。
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