オンラインもオフラインも超越するもの
第7波と呼ばれる状況になっていて、COVID-19との付き合いもまだまだ長くなりそうですね。INDEE Japanの岡本です。
わたしたちの会社は、基本的にはリモート、出社は週1の全体Mtg.やクライアント先への訪問というハイブリット型なので、あまり仕事のスタイルに変化はないのですが、みなさんの会社や学校ではいかがですか?
第7波だ!と嘆いていても仕方ないので、ここ数年の新しい生活スタイルで得た学びをみなさんと共有したいと思います。
リモートか出社か論争は終わりがないですが、最近では、リモートの良い面だけでなく、体に関係する副作用についても研究されているようです。
わたしは犬の散歩で充分過ぎるほど、早朝から太陽の光をいっぱい浴びるのですが、確かに犬がいなかったら引きこもり状態になりそうです。わたしの体内時計がウチの犬たちに助けられていたなんて!!
リモートの良い面と言えば、効率が良いとかストレスが少ないというのが、よく言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1658797691729-h57haF2puf.jpg?width=1200)
たしかに、移動時間はなくなるし、会議は簡潔になりがちだし、各種ツールを使えば情報のシェアも簡便だし、好きなときに珈琲が飲める。
いわゆる成果物を作ったり、報告をしたりするような仕事、目的を持った情報の提供ややりとりにおいてはとても生産性が高いと実感します。
その一方で「会社の文化が失われるように感じる」「社員同士の関係が希薄になる」と言う方もいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1658797736230-oydnYvKGPI.jpg?width=1200)
この意見も本当にその通りで、善い行動の共有や相互理解という文脈においては、リモートワークはやりづらさを感じます。
どんなに頻度よくオンライン会議をやっていても、”モニターの向こう側”で起きている感覚を拭えないし、社内で座っていて自然と見聞きするような行動や言葉はリモートワークだと入ってきづらい。
リモートワークになって便利、このままフルリモートが良いと言う社員が多い組織は、社内の人間関係がもともと希薄だという指標にもなるのかもしれません。そういった会社では厳しい言い方をすれば経営・管理職はリモートワーク反対と言って出勤型に戻しても、抜本的な手立てを打たない限り目的は達成されないということになります。
しかし、オンライン中心のこの数年で、ただ一つオンラインでもオフラインでも関係ないものを見つけた気がします。
それは、
美しき行動・所作・考えを持つ人との心地よさ。
そのような美しさの感覚が合う人とは、出会いの場がオンラインでもオフラインでも同じようにシンクロする感覚を持ち、何の違和感もなく、アウトプットも出し、深い相互理解を育みながら仕事を進められると感じます。
アウトプットは仕事が与えてくれる、善き行動は組織やコミュニティが与えてくれる、ただ美しさは主観であり誰も与えてくれず自分で育むもの。
オンラインかオフラインか、サラリーマンかフリーランスか、そんなことに関係なく大事なことは変わらないのだと思います。
自分が美しいと思う行動を思い、自分と向き合い、それを育むことを積み重ねた先に醸成されるものなので、日々の研鑽を止めることなく進めていきたいと改めて感じる今日この頃です。
みなさんは、いまの新しい生活スタイルで気付いたことはありますか?
是非コメントなどでも教えてくださいね。
それではまた次回お会いしましょう!