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暑さを乗り切るイノベーション

暑い!暑すぎる!!
こんにちは。もうすでに夏バテ気味の内海です。

私の嫌いなものランキング第1位は”暑さ”です。
INDEEは在宅ワークできるのですが、前職では真夏の炎天下でも通勤していたので、暑さ対策は必須でした。いろいろなグッズを試してきましたが、今年ついに、暑さ対策として満足のいく製品に出会えました!

今回はこの製品について、INDEEらしくジョブ理論を交えながら紹介していきたいと思います。

真夏の通勤時のジョブを考えてみる

ジョブ(英語ではJobs to be done)とは、人がある特定の状況下でやりたいこと、やらないといけないことを指します(詳しくはこちらで)。
顧客のジョブをしっかりと捉えるために、INDEEではJOBSメソッドを使うことをお勧めしています。

JOBSメソッド

JOBSとは以下の頭文字をとったものです。
 (Job): ジョブ・やりたいこと
 (Objectives): ジョブの背景にある目的
 (Barriers): ジョブを実現するのを妨げているもの
 (Solutions): 工夫、代替解決策
それぞれについて状況を整理することで、その人が本当にやりたいことが見えてくるのです。

では、今回の真夏の通勤時に関する私のジョブについて、JOBS メソッドを用いてみてみましょう。

 :暑い炎天下でも大汗をかかずに通勤したい
 O:ベタつきを感じたくない・清潔感があると思われたい
 :炎天下で日陰の無い道を歩かないといけない・着替えたりシャワー浴びたりできない
 :保冷剤をタオルでくるんで首に巻く

私がやりたいこと、置かれている状況が少し解像度高く見えてきましたね!
汗かきな私にとって、汗を止めること(機能的なジョブ)、周りから変な目で見られたくないこと(社会的なジョブ)が重要であり、このジョブを解決するための商品・サービスを求めているのです。

いまの解決策の不満点を考えてみる

次に今の代替解決策(S)にどんな不満があるのか、みていきましょう。

≪保冷剤をタオルにくるんで首に巻く≫
これが昨年まで採用していた解決策です。
保冷剤をそのまま首に巻いているので、強力な冷却効果によって、汗をかかずに過ごしたいというジョブを満たしてくれています。
でもタオルを首に巻くことになるので見た目があまりよくありません。また、帰りの分の保冷剤が溶けないように保冷バックも持ち歩いていたので、カバンの中でかさばってしまうのも不満でした。

このように私は、「しぶしぶ」スーツに似つかわしくない布を首に巻き、「わざわざ」保冷バックを持ち歩いていたのです。こうした手間が大きければ大きいほど、ジョブを解決したい動機が強いといえます。

これ以外にもいろんな製品を試してきました。

  • ネックリング:すぐに常温になって冷たくなくなる

  • 冷感スプレー:においが強め、効果が持続しない

  • ハンディーファン:外で使うと熱風を浴びてる感覚に

  • ネッククーラー:でかい、重い、目立つ

こう見てみると、機能的な不満が多いですね。結局、機能的なジョブ(汗を止めること)を一番満たしてくれたタオル保冷剤に落ち着いていたようです。

暑さ対策の救世主!?

こんな暑さ対策難民の私が今年出会ったのが、SonyのREON POCKETです。

Sony REON POCKET 5

ペルチェ素子(通電時に冷える性質をもつ半導体熱電素子)を用いた製品で、首の後ろの血管を冷やすことで身体にこもった熱を冷ますことができます。コンパクトで装着していても目立たないのがお気に入りポイント。お客さんの前で着けていてもあまり違和感がありません。充電も長持ちするので、一日つけていても問題なし!出先で充電もできるので安心です。

さっきの、「しぶしぶ」、「わざわざ」の苦労から解放されたので、私の満足度はとても高いのです。

クラウドファンディングで最初のモデルが登場した2019年当時から知っていたのですが、初代は本体を装着するための専用インナーウェアを購入しないといけませんでした。これだと着る服の幅が狭まり、不便そうだなと思って購入を見送っていました。

Sonyさんは持続的イノベーション(製品改良)を繰り返して、今年発売されたモデルは第5世代。専用シャツ不要の首掛けタイプで、冷感も大幅強化、私が求めるスペックに到達したので、購入するに至りました。

Sonyさんの絶え間ない努力に感謝です。まだ真夏にがっつり利用していませんが、きっとこの子なら私を暑さから救ってくれるはず!!!

では、また次回のnoteでお会いしましょう!
今週も暑さに負けず頑張っていくぞー💪


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