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大阪のセミは東京のセミより鳴き声が大きい!!

毎日本当に暑いですが、みなさんは夏バテなどされてませんか?
リモートワークのおかげで、暑い時間全く外に出なくて良いため、今更ながらINDEE Japanってサイコー!と思っている、INDEE Japanの岡本です。

この前、友人がFacebookにセミの羽化の様子を投稿しているのを見て、あ~夏だなぁと感じました。

ところで!みなさんは東京と大阪のセミの違いをご存知でしたか?
今日は夏らしく、東京人・関西人と人も違えば、セミも違うという『セミ』をテーマでお送りします!

▶大阪のセミ VS. 東京のセミ

note#15 中之島・丸の内

コロナ前によく大阪に出張に行っていたINDEEメンバー曰く........

【大阪】
梅田から堂島を抜けて中之島辺りまで歩くと道路の照り返しで暑いのはもちろん、セミの煩さで余計に煩わしさが増す。

【東京】
大阪と同様に少しの移動も地下に潜りたくなるぐらい暑いのですが、セミの声はそれほど気にならない。
しかし、東京にも蝉はいるし、都心の公園でもよく抜け殻を目にする。


わたしも関西出身者なのですが、そういえば関西にいた時のほうがセミの存在を意識することが多かったなと思い出し、それはなぜなのか調べてみました。

▶大阪のセミが東京のセミよりうるさいのはコレが要因!

note#15 セミの種類

調べてみると、2つの理由が見つかりました!

・蝉の種類が違うから
・一種類の蝉が支配的だから

実は、日本の気温の上昇により、元々南方にしかいなかったクマゼミの北限が上昇している様です。そして、大阪の都心はこのクマゼミに支配されつつあります。大阪では都市部の中心部にいくほど「シャッシャッ…」というクマゼミの鳴き声の割合が増えます。かつて大阪で最も多かった種類はアブラゼミだったが、昭和50年代後半を境にクマゼミが逆転し、都市部の大阪市では、いまや90%以上を占める様です。

そして、クマゼミが都市部で圧倒的な強さを誇る理由は、「孵化(ふか)の時期」と「クマゼミの幼虫のある“特技”」が鍵を握る可能性が浮上している様です。

また、セミはそれぞれ鳴く時間帯が違います。昔は、鳴く蝉の声で時間の変化を感じたものですが、クマゼミ一色になると、ある時間帯にだけ騒音の様に降り注ぐという事になります。

note#15 後退する氷河

※写真参照:wikipedia
こうして写真で見ると一目瞭然ですよね。
何かに違和感を持ったら、事実を探して数字を掴むと意外な発見に辿り着くことがあります。この発見から仮説を立てるとビジネスのチャンスになることがあります。

クマゼミとアブラゼミの戦いには特に解決すべきジョブはないかもしれませんが、クリステンセン教授の「繁栄のパラドックス」に登場するリチャード・レフトリー氏は発見した事実から解決すべきジョブを見つけ保険の無消費層を救うビジネスを生み出し新たな市場を開拓しました。

レフトリー氏が見つけた事実は、「自然災害による地域別の死傷者数ではバングラデシュ、パキスタン、インドが突出しているのに、これらの国々は保険金の総支出額ランキングには全く顔を出していない」というものでした。
この数字を見ても「そんなの当たり前だよ、彼らはお金が無いのだから仕方ない」と諦めてしまうのが、ほとんどの反応だと思います。しかし、レフトリー氏は「経済的余裕が無いからこそ、家族を襲う危機に対して備えを持ちたいはず」という仮説を立て、これを解決するために、これまでとは違う引受条件とチャネルで販売する
MicroEnsureというサービスを開発しました。
現在では20カ国以上、5,600万人超の契約者を獲得しています。

・違和感を感じるセンサーを持つこと
・感じたらその背景を探ってみること
・未解決のジョブを見つけたら、業界の枠に囚われずに解決策を考えてみること

一つ一つ時間はかかりますが、着実に実行し続ければイノベーションの芽を育てることができます。

今日の話でもっとセミに興味が出た方は、セミの鳴き声が音声付きでまとめられている、こちらのサイトも是非見てみてくださいね!

また次回お会いしましょう👋

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