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「小学校で身につけておくと良いことは?」と聞かれた時に答えた3つのポイントをご紹介します。

昨年、通級指導教室でお話しさせていただいた時、

「小学校で身につけておくと良いことは?」

という問いに対しての答えを改めてまとめてみました。

①先生方と信頼関係を築いておくこと

のっけから、割とハードルの高い項目であることは承知です。
なぜならこれは運まかせな側面もあるからです。
入学前のこども発達支援相談センターで

「担任はどうしても相性が影響します。相性が合わなかったらとにかく1年は我慢してください」



と言われた時に、ああ、担任はガチャなのね。運ゲーなのねと思ったものです。
センターでもそう言わざるを得なかったのは、これまでの歴史が証明していることであり、入学後先生から理解を得られないケースがたくさんあったゆえでのアドバイスなのだと直感した次第です。

幸いにも子ひつじに関わる先生方は、保育園、小学校、中学校、高校、ルーム、通級、主治医など、いい先生方に恵まれたので、本人がアレでも信頼関係が構築しやすい環境だったと振り返ります。

どうしても担任の先生が信用できない場合は、スクールカウンセラーや、頼れる施設など、第三者で味方をつけておき、学校でどうしてもらったらいいかの対策練れるようにしておくことをお勧めします。

なお、先生方から言わせると、ははひつじは、

「珍しいタイプのお母さん」

だったそうで、卒業してだいぶたった今でも語り草となってる様子です。
信頼関係を築きすぎたか。はて。

②我が子の困りごとを把握しておくこと

子ひつじは「普通の子が普通に教室でできることがとにかくできない」タイプのADHDでした。授業を受けることもちろん、宿題やテストなども「何がわからないのかわからない」「どうしてできないのかわからない」という状況が多々あり、先生方を困らせたものです。
ただ、それにはしっかり理由があり、落ち着いて話が聞けないのは、外の景色が気になっちゃうから、ひっさんができないのは頭の中で数字が迷子になるから、机で電車リズムを刻んでしまうのは緊張を逃すため、と、連絡帳や面談などでこまめにお伝えしてました。
5年生の担任の先生が、子ひつじの行動を理解できないと困ってらっしゃていた時は、

「困り事を全部教えてください。多分、全部理由づけできます」

と、申し出て、担任の先生と一つ一つ解決していきました。
困りごとを把握することは我が子を守ることにもなるんだな、と実感しことでもありました。

③我が子と特性について話し合っておくこと

子ひつじがADHDであることは幼少期から分かっていたので、当時から懇々とADHDについては説明し続けてきました。

・ADHDはできることできないことがすごく極端
・感情のコントロール厳しい
・我慢すべきとこで我慢できない

薬を飲んでも感情コントロールをしやすくなるだけで、根治不能な部分もしっかり共有。

ただ、コントロールすることで、できないこともカバーできる可能性があることを、改善の余地があるこは、ははひつじも経験上わかっているので一緒に頑張ろうと言い続けました。

その成果は、子ひつじの中学の卒業文集で知ることになりました。

https://note.com/inculseep_noto/n/n6d38e3b2f9f1


ひつじ親子の取り組み、皆さまの参考になれば幸いです。

そして4月14日(日)のイベントまだまだ参加募集中です!
よろしくお願いします♪


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