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2022年6月1日から2023年12月14日:海外市況日々のコメント。500ページ相当

私は過去2年以上に渡り、投資家バーで知り合った多くの友人達に日々、前日の欧米・中国の金融市況をシェアーし続けています。

特には米国の金利敏感株と日本の半導体関連銘柄や、商社株、銀行株は相関性(または逆相関性)が高いので、これらの前年のデータやモーメンタム・トレンドを確認することは、日々の日本株トレードに大変参考になります。

例えば、今日(2023年12月15日)のアメリカ市場では、先物・指数・個別銘柄の特別清算日であり、加えて大引けではS&P400、S&P500といった代表的な株式指数の構成銘柄のリバランス(入替)取引が予定されています。また、週明けの月曜日・火曜日では日銀会合が予定されています。

こういった状況で、去年はどうであったか?

言うまでもなく、これらは今年に限ったイベントではなく毎年繰り返されることのはずなのに、個人投資家の多くの人達は、1年前のことは覚えていないでしょう。

是非これらの過去の投稿を参考にして、日々の日米株式・債券投資に活かして下さい。

以下が該当する昨年の2営業日の書き込みです。

昨年の米国MajorSQの日
2022年12月16日 海外市場の動き
バルチック海運指数: $1,560 +32 +2.09%
 
日本円: 136.682 -0.770%
オフショア人民元: 6.972 -0.011%
ユーロ: 1.062 -0.560%
英ポンド: 1.222 -0.174%
ロシアルーブル: 64.002 +0.550%
 
日本・アジア・欧州株式指数
N225大阪先物: 27,280 -190 -0.69%
上海: 3,167.86 -0.02%
香港: 19,450.67 +0.42%
台湾: 14,528.55 -1.40%
ユーロ50: 3,804.02 -0.83%
英国: 7,332.12 -1.27%
ロシア: 1,038.63 -0.32%
 
FRBが毎週木曜日に公表する米資産残高推移(単位:百万ドル)
12月08日 国債残高:5,514,496 MBS: 2,658,756
12月15日 国債残高:5,513,754 MBS: 2,658,633
 
英国 統計局が16日発表した11月の小売売上高:前月比予想プラス0.3%に対し結果、前月比マイナス0.4%、予想外のマイナスとなる。前年比では5.9%減と市場予想(5.6%減)を上回る落ち込みとなった。エコノミストは、「サッカーのワールドカップやクリスマス商戦のブラックフライデーでも販売が増えなかったことは、小売り業者にとって大きな失望だろう。特に前月は販売が増加していた」と述べた。
 
米S&Pグローバルが16日に発表した12月のPMI速報値は、予想47.0に対し結果44.6となり、11月の確定値の46.4から低下した。12月の総合PMIは6カ月連続で50を下回り、新規受注は2年7カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。
 
中国:新型コロナ感染対策緩和後、各地で感染が拡大していて医療体制がひっ迫状態となる。四川省 成都の病院では13日、臨床実習中の23歳の男子医学生が突然倒れ、翌日死亡。中国版ツイッター「ウェイボー」には「彼は学生であって医師ではない」、「病院や学校は学生の労働環境を守る責任がある」などと病院側の対応を批判する声が高まる。江蘇省・南京でおよそ100人の学生が医師と同じ水準の待遇を求めるなど、実習中の学生による抗議活動が各地で発生中。こうした中、北京市内の斎場では、火葬の順番を待つ事態となる。
 
欧米各国の政策金利の引上げが相次ぎ、「利上げは今後も継続」とハト派転換への期待が裏切られる。経済悪化懸念の影響が続き、米株式市場は続落。ダウ: 32,920.46 -0.85%, SP: 3,852.36 -1.11%, Nasdaq: 10,705.41 -0.97%, Russell: 1,763.42 -11.19 -0.63%, 10年債金利: 3.482 +0.032 +0.928%, 2年債金利: 4.182% +0.003 +0.060%, VIX: 22.62 -0.21 -0.92%, VIXのボラを示すVVIX: 89.15 -3.11 -3.37%, Nasdaq100 のVIX、VXN: 27.33 -0.01 -0.04%, 米国債金利ボラ指数MOVE: 113.65 +2.39 +2.15%, 5大投資銀行は揃って続落。エネルギーETF XLE: 84.36 -1.05 -1.23%, 天然ガスETF UNG: 20.10 -0.82 -3.92%, SOX7銘柄上昇23銘柄下落で指数: 2,636.10 -25.31 -0.95%, 運輸株指数: 5,492.03 -37.81 -0.68%, ミーム株は揃って下落。中国ADR銘柄はマチマチ、中国ハイテク株指数HXC: 6,810.41 +23.85 +0.35%, 日本株ETF EWJ: 54.55 +0.04 +0.07%, Dow-REIT ETF: 2,233.44 -59.84 -2.61%, WTI: 74.50 -1.61 -2.12%, 銅先物: 3.77 +0.01 +0.19%, 金先物: 1,803.00 +15.20 +0.85%

昨年の日銀会合があって外為市場が大荒れした日のコメント。
2022年12月20日 海外市場の動き

バルチック海運指数: $1,548 -12 -0.77%
 
日本円: 131.652 -3.807%
オフショア人民元: 6.962 -0.247%
ユーロ: 1.062 +0.202%
英ポンド: 1.222 +0.296%
ロシアルーブル: 69.252 +4.924%(2営業日連続で対ドル大幅下落)
 
日本・アジア・欧州株式指数
大阪先物: 26,320 -200 -0.75%
上海: 3,073.77 -1.07%
香港: 19,094.80 -1.33%
台湾: 14,170.03 -1.82%
ユーロ50: 3,802.49 -0.23%
英国: 7,370.62 +0.13%
ロシア: 967.24 -2.43%(ルーブル下落の影響)
 
(Bloomberg)日本銀行の突然の政策調整は日本の投資家に外貨建て資産でのヘッジを促す圧力を強めると、ソシエテ・ジェネラルは指摘した。こうしたヘッジの動きは一段の円上昇につながる可能性があるという。ソシエテ・ジェネラルのチーフ為替ストラテジストは日本の資産運用各社が日銀のよりタカ派的なスタンスに適応するのに伴い、円は1月に1ドル=125円に急伸する可能性があると分析。
 
テスラ(TSLA)の主要株主がマスクCEOの辞任を求めている。テスラの株価は、マスク氏がツイッター買収の資金捻出のために売却を進めたこともあって52週安値を切り下げており、本日は$137.80 -12.07 -8.05% で大引けを迎える。時価総額が最高値から66%下落で4500億ドルを割り込んだ。市場では「マスク氏が銀行のATM代わりにテスラ株を使っている」との批判が高まっている。テスラの主要株主3位のレオ・コグアン氏は14日、ツイッターでマスク氏の辞任を求めている。
 
中国はコロナ感染による死亡の定義を狭めたことを確認した。政府による突然の「ゼロコロナ」政策撤回後の死亡者数が際立って少ないため、政策が引き起こした混乱の実態が隠蔽されているとの臆測が広がっていた。感染症対策最高責任者は20日、新型コロナ検査で陽性を示し呼吸器不全で死亡した患者のみ公式のコロナ感染死亡者として集計すると記者会見で説明。コロナに感染していても、他の疾患や心臓発作などで死亡した患者はコロナによる死亡から除外と語った。
 
市場参加者減少で株式市場は方向感を欠く展開。ダウ: 32,849.74 +0.28%, SP: 3,821.62 +0.10%, Nasdaq: 10,547.11 +0.01%, Russell: 1,748.02 +9.44 +0.54%, 日本国債金利上昇の影響が米債券市場にも波及。10年債金利: 3.682 +0.103 +2.876%, 2年債金利: 4.272% +0.006 +0.141%, VIX: 21.48 -0.94 -4.19%, VIXのボラを示すVVIX: 83.00 -4.54 -5.19%, Nasdaq100 のVIX、VXN: 26.65 -0.76 -2.77%, 米国債金利ボラ指数MOVE: 119.92 +1.60 +1.35%, 5大投資銀行はマチマチ、ミーム株はマチマチ、エネルギーETF XLE: 84.75 +1.26 +1.51%, 天然ガスETF UNG: 16.61 -1.39 -7.72%, SOX指数: 2,583.64 -16.22 -0.62%, 海運株上昇に反して運輸株指数は下落: 5,387.95 -46.80 -0.86%, 中国ADR株は揃って下落。中国ハイテク株指数HXC: 6,739.70 -28.69 -0.42%, 日本株ETF EWJ: 54.97 +0.77 +1.42%, Dow-REIT ETF: 2,200.85 -6.14 -0.28%, WTI: 76.02 +0.83 +1.10%, 銅先物: 3.81 +0.02 +0.63%, 金先物: 1,828.30 +30.60 +1.70%

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