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【斉藤淳】イェール大学博士 反Woke陰謀論

斉藤淳 (さいとうじゅん)

(J PREP 斉藤塾)東京都/山形県
陰謀度 2 ★★☆☆☆

【JBpress】斉藤淳

【陰謀論者要素】
・右派 ・反中 ・反移民 ・イシバガー
・反財務省 ・積極財政 ・消費税反対
・反メガソーラー ・反EV ・地球温暖化CO2説否定

【マネタイズ】
・塾経歴 ・書籍 ・ネット記事

【メモ】
◆1969年5月29日生まれ
◆山形県 遊佐町 出身
【学歴】
◆1988年 山形県立 酒田東高校卒
◆1993年 上智大学 外国語学部英語学科卒
◆1995年 上智大学大学院 国際関係論専攻 修士号取得
◆2006年 イェール大学大学院 政治学研究科 博士号取得
【経歴】
◆衆議院議員 (2002年~2003年)
◆ウェズリアン大学 客員助教 (2006年)
◆フランクリン&マーシャルカレッジ 助教 (2007年)
◆イェール大学 政治学科 助教 (2008年~2012年)
◆J PREP 斉藤塾 代表 (2012年~)
◆元・民主党員
◆2003年11月 衆議院議員選挙 落選


■ 学習塾

2017年刊行

イェール大学で博士号取得後に准教授を務めたのち、日本で塾を経営する斉藤淳。

◆ 斉藤淳(さいとうじゅん)J PREP代表
研究者としての専門分野は日本政治、比較政治経済学。
J PREPでは全体の統括に加え、教材開発、授業、進路指導を担当。

(出典:J PREP

■ 暇アノン

2002年からの約1年間、衆議院議員を務めた経験を持つ斉藤。▼▼

日本政治や比較政治経済学を専門として学問や政治に携わっていた斉藤は、残念なことに利権系陰謀論者である暇空茜に傾倒している。
斉藤は暇アノンの一員なのだ。▼▼

かつて左派寄りの政党である民主党に属した議員が、ネトウヨとも親和性が高い暇アノンに転向するとは誰が想像できただろうか、、?


■ 反自然再生エネルギー

中国ぎらいの極右層がメガソーラーを嫌うのはあるあるで、斉藤はメガソーラー事業を否定している。▼▼

そして斉藤は暇アノンだけあって、具体的な指摘も無く石破茂政権とソーラー発電事業の利権癒着を匂わせている。▼▼

▲▲ 実際に石破政権とソーラー利権の闇を暴くことがきでれば失脚レベルのスクープだし、それをもって斉藤は有能なジャーナリストになれるのだから、ぜひ具体的な情報開示を期待したい(棒)

さらに、「マイクロソフト社の創業者ビルゲイツ氏が自然再生可能エネルギーを否定している」というフェイクニュースサイトを引用してビルゲイツ上げを行なう斉藤。▼▼

▲▲ これ、陰謀論者に嫌われがちなビルゲイツ氏を敵視しないところは斉藤の陰謀論者としてのレベルの低さを感じさせる。(けなしても誉めてもいない)
念のため言っておくと、実際のビルゲイツ氏は再生可能エネルギーを否定などしていない。(※上記ポストのリンク先が切れていたので下記キャッシュURLを参照) ▼▼

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そんな斉藤は2011年の東日本大震災による福島原発事故に際し、原発廃炉の署名に参加していた過去を持つ。遡ると斉藤は反原発派だったのだ。▼▼

しかし後に、エネルギー政策について考え直した斉藤は、原発推進派に宗旨替えして逆に再生可能エネルギー否定へと傾いたのである。▼▼

これをムリヤリ良く言えば「柔軟性がある」とも評価できるが、実際のところは斉藤が極右SNS界隈の論調に毒され、典型的な極右系陰謀論者のように分かりやすい反自然再生エネルギーに転じただけ、と見るのが自然だ。
事実、2011年時の斉藤は風力発電を含めた自然再生可能エネルギーに肯定的だったのだ。▼▼

※ 極右層がメガソーラーを嫌うカラクリは当note闇クマchのページを参照。

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この手の極右層はEV(電気自動車)も大嫌いで、これは日本が世界に優位性を誇ることのできる内燃機関自動車以外の分野が海外で台頭するのを恐れて嫌う心理と、反中バイアスに由来する。斉藤も同様にEV否定派だ。▼▼

極右系陰謀論者に代表されるように、環境への配慮に過大な心理負荷を感じる層はエネルギー政策に関して自己主張が激しくなる傾向にある。もっとも自己主張が激しくなるのは、原発に反対する左派活動家が反原発デモに参加するのと原理は同じだ。左右の政治思想が違うだけでやっていることの本質は変わらない。

【中日新聞】脱原発、力強く訴え 岐阜の中心部で180人行進

エネルギー政策に関する自己主張として、斉藤の場合はプラグインハイブリッド車(PHEV)からガソリン車への乗り換えを宣言。暗に政治思想を開陳して見せることで、自身のポジションを明確にさせているのだ。▼▼

▲▲ 反ワク陰謀論者が「ワクチンは射ったことありません!」と言いたがったり、または「私はコロワクを2度射ちましたがその危険性に気付いてからはもう射ってません!」などと言いたがるように、斉藤も「ガソリン車に乗り換えます!」とアピールすることで、自身のエネルギー政策に関する政治的スタンスを表明したかったのだろう。
斉藤もそうだが、誰しも気の合う仲間と触れ合いたいものだ。「反ワク」か「反メガソーラー」か「反自民党」かなどジャンルは様々あるが、それぞれの立場を表明することが、SNSでの関係性の構築と繋ぎ止める手法なのである。

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斉藤が左派思想に限界を感じてライトターンしたことが分かりやすいポスト群。▼▼

▲▲ 朝日新聞が左派向けメディアであることは言わずもがな、産経新聞はその真逆で右派やネトウヨ御用達の新聞だ。

▲▲ 新自由主義、Woke、SDGs、LGBTなどといったワードを嫌う「保守」が原発推進派となって再生可能エネルギーを否定したがるのはあるあるで、斉藤もその一人としてネトウヨ界隈のバイアスにハマっているのだろう。▼▼

2010年代から盛んに扱われるようになった新たな価値観である「SDGs」は、自称保守を刺激するには十分な威力を秘めている。それは「保守」を誤解して「旧態依然こそ善」という観念に囚われているためだ。
しかも、「男女平等」や「LGBT」を声高に叫ぶポリコレ急進的左派活動家がSDGsを悪用することも、自称保守の右派を刺激している側面がある。

だからこそ暇アノン斉藤は、SDGsをも利権と結び付けて無節操に疑いたがる界隈にしっかり毒されている。SDGsをなんとか悪者に仕立て上げたいバイアスが働くとこうなるのだ。▼▼

Woke陰謀論に関しては当note冬森雪湖のページを参照。
『保守系目線のLGBTQ』に関しては当note早坂らいむのページを参照。

※ 右寄り政治思想の持ち主が『反SDGs』へと陥るカラクリは下記note参照。


■ 地球温暖化CO2説否定

人為的な二酸化炭素の排出が地球温暖化に影響を与えている現実を否定するのは極右系陰謀論者あるあるなのだが、一方でこれは二酸化炭素を大量に排出する火力発電に依存しなければならない反原発派にも都合の良い説であるため、2011年当時の反原発派だった斉藤は地球温暖化CO2説に懐疑的な態度を見せていた。▼▼

反原発派から原発推進派に転じた斉藤は一貫して地球温暖化に懐疑的なのである。
そして冬の寒い日や夏の涼しい日に地球温暖化を疑うポストをするのはこの界隈のお約束ネタとなっていて、斉藤もこのネタを使っている。▼▼

斉藤がこうなったのも極右界隈の反SDGsと無関係ではない。

まあ、「原発にも火力発電に頼らず全ての電力を再エネで賄えば良い」などと非現実的かつ無責任なことを言い出す反原発派の一般的な左派と較べると、斉藤はリアリストであり、ある意味では誠実だと言えるのかも知れない。(テキトー)

地球温暖化否定に関しては当noteしろくま団長のページを参照。
※ 右寄り政治思想の持ち主が『反SDGs』へと陥るカラクリは下記note参照。


■ ザイム真理教

経済陰謀論者森永卓郎や高橋洋一らによる『ザイム真理教』陰謀論を真に受ける程度の経済リテラシーの持ち主である斉藤。▼▼

そんな斉藤は消費税廃止を訴えている。▼▼

消費税を廃止してカネをばら撒け~!▼▼

自称「スタンダードな経済学」、、▼▼

ウソみたいだろ。イェール大学の政治学研究科で博士号なんだぜ。

(画像引用:『タッチ』あだち充 単行本第7巻)

■ 全体評価

斉藤の発信を観察していると、イェール大学博士の頭脳明晰さをもってしても、それが歪んだ政治思想によって打ち消されてしまうことがよく分かる。


【潜在陰謀論者要素】
・反自民党  ・ムスリム墓地反対 ・兵庫県知事パワハラ問題
・インボイス反対 ・反SDGs ・反LGBT法 ・資源リサイクル不要論


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