【菅野芳秀】菅野農園『令和の百姓一揆』農業食糧陰謀論
菅野芳秀 (かんのよしひで)
(菅野農園)山形県
陰謀度 2 ★★☆☆☆
【陰謀論者要素】
・極左 ・反自民党 ・アベガー ・反グローバル
・森友加計疑惑 ・東京五輪反対 ・特定秘密保護法反対
・反原発 ・汚染水 ・軍事力軽視 ・アビガン陰謀論
・農業食糧陰謀論 (反TPP/農薬デマ/反遺伝子組み換え食品/反食品添加物)
【関連陰謀論者】
・山田正彦 ・髙坂勝
【マネタイズ】
・農業 ・書籍 ・クラファン
【メモ】
◆1949年生まれ
◆山形県 長井市 出身
◆学歴:大学卒
◆労働運動活動家 (大卒後)
◆農業 (1975年~)
◆置賜自給圏推進機構 共同代表
◆アジア農民交流センター(AFEC) 共同代表
◆『令和の百姓一揆』実行委員会 代表
◆大正大学地域構想研究所 客員教授/地域支局研究員(山形県長井市)
■ 極左農家
養鶏業を営む農家の菅野芳秀。
菅野は慣行農法や工業化された集約的畜産を否定するような、自然派を売りにする農家だ。▼▼
そして菅野は息子と共に米作も行なっている。▼▼
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菅野は大学卒業後に労働運動への参加などを経て、帰郷して父親の農業を継いだという経歴を持つ。農家になる前の菅野は活動家だったのだ。
そのため、活動家を応援している菅野のSNS投稿をいくつも確認することができる。▼▼
当然のように環境活動家にも加担している。▼▼
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そんな菅野は左寄りの政治思想を持つアベガーである。
菅野は2022年に起きた安倍元総理暗殺事件の際に、不穏なブログ投稿をしている。
まず、安倍元総理が暗殺犯の犯行と同程度の悪行を積み重ねていたとの無茶苦茶な評価を下し、▼▼
そして、安倍元総理がテロの被害者になったことを自業自得だと言わんばかりの論調で語っている。▼▼
▲▲「アベの悪徳政治が銃弾となり火薬となり、散弾銃で自らの心臓を撃ち抜いた」ということを言いたいのだ。これマジでヤベーだろ。。
■ 農業&食糧政策陰謀論
自然派であり活動家気質を持つ菅野は農業食糧陰謀論と親和性が高く、ブログやSNSなどで農政や食に関する不安&怒り煽りプロパガンダを熱心に行ない続けている。▼▼
菅野は農業食糧陰謀論者大好きワードである『ネオニコチノイド』『ラウンドアップ』『グリホサート』などを用い、農薬を不当に危険なものだとするデマに乗っかっている。▼▼
ラウンドアップとグリホサートを貶める菅野のブログ記事。▼▼
グリホサートを成分に含む除草剤『ラウンドアップ』を販売する日産化学はこんな悪質なデマによって風評被害を受けていることから、わざわざラウンドアップの作用機序などを丁寧に解説したホームページを設けている。▼▼
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菅野は食品デマ不安煽りにも余念がない。▼▼
▲▲ 菅野は、「日本人は政府やグローバル企業に騙されて、知らない間にこんなに危険な物を食べさせられているんダー!」という、のちに極右カルト政党参政党がパクることとなる政治手法を以前から採っているのだ。
※ 参政党の農業に関する主張のおかしさについては下記動画参照をオススメ。▼▼
■ 令和の百姓一揆
活動家魂が燃える菅野は2025年1月、賛同する農家をかき集めて『令和の百姓一揆』なる香ばしい活動を始めようとしている。▼▼
菅野は手始めにクラファンでカネを集め、『トラクター行進』というデモパレードを画策しているのだ。▼▼
▲▲ ちなみに上記ポストは元参政党員で反ワク陰謀論者石田卓成によるもの。
菅野は色んな媒体を通じ、この一揆への意気込みを語っている。▼▼
なお、令和の百姓一揆委員会をサポートしているのは元農林水産大臣の山田正彦。▼▼
▲▲ この山田正彦は日本の農業食糧陰謀論を牽引するリーダー的存在で、マトモな農家からは白い目で見られるガチモンの陰謀論者である。(※立憲民主党所属の衆議院議員・山田勝彦の父親でもある)
山田正彦は陰謀論者として、日本の農業に貢献している農薬やゲノム編集技術を不必要に危険視させている。その上、種苗法や種子法やTPPなどの農業食糧関連法の運用についてケチをつけまくり、日本の食の未来や健康について危惧するというポーズをとって、デタラメを吹聴することで農業食糧プロパガンダを行なっている。それにより、自らの書籍販売や講演・イベント開催などのビジネスに繋げている悪名高い存在なのだ。
デタラメな言説で不安を煽り、その不安を解決させるかのように振る舞うことでリーダーシップを発揮するのは、かつてのオウム真理教の教祖・麻原彰晃や、現在ではれいわ新選組党首の山本太郎などにも見られる行為である。そしてそういった陰謀論者に共通しているのは、世の中を改善するどころか逆に搔き乱しているだけ、という点にある。
山田正彦の悪行については、農業食糧ファクトチェックサイト『AGRI FACT』にて様々な検証がなされているので参照をオススメしたい。(その一部のリンクを紹介) ▼▼
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さらに、反ワク医師の柳澤厚生が起ち上げた反ワク組織『ガーディアンズフォーヘルスアンドフリーダム』(GHF)の公式HP上でも、令和の百姓一揆のデモのクラファンが紹介されている。▼▼
▲▲ つまり令和の百姓一揆には、山田正彦の他に医療界を代表する重鎮の陰謀論者まで加担しているのだ。
■ 農家の時給は10円
令和の百姓一揆のプロパガンダ「農家の平均時給10円」という煽情的なデマで同情を誘うのは活動家ならではの手法だ。▼▼
この「農家時給10円デマ」に対する一連のツッコミはこちら。▼▼
なお、「農家時給10円デマ」の火元は日本共産党。▼▼
「農家は低収入で苦しんでいる」という短絡的なプロパガンダに真っ向から立ち向かう「光の農家」シトさん。▼▼
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このように『令和の百姓一揆』は今後も様々な手法でプロパガンダを仕掛けて来るであろうことが予想される。この手の活動はカネになるし自尊心を満たしてくれるから一石二鳥なのだ。
「農業」というコンテンツを悪用することで情弱さんやお人好しを騙しやすくなることは、愛国者気取りで極右系陰謀論を垂れ流す熊本県の農家YouTuberコンビが証明している。▼▼
■ 反原発 汚染水
2023年8月に海洋放出された福島原発処理水を「汚染水」と言う反原発派の菅野。さすが活動家。。▼▼
極左活動家は自分たちの政治思想のために福島県民や福島県の土地を踏み台として利用することで風評被害を与えておきながら、むしろ「良いことをしている」と悦に浸っているからタチが悪い。
■ アビガン陰謀論
国産のコロナ特効薬として期待がかけられていたアビガンが薬事承認されないことに対し、「アビガンを安価で使われるとワクチン医療関係者の儲けが出なくなるから、ワクチン利権に潰されたんだ」という医療利権系の陰謀論がある。
菅野の場合はその陰謀論のバージョン違いで、「安倍首相はアビガンを薬事承認させず、アメリカの利益のためにレムデシビルの薬事承認を優先させる対米従属売国奴」という陰謀論の拡散をfacebookにて手伝っている。アベガーここに極まれり。▼▼
下記画像の怪文書こそが、『レムデシビル版のアビガン陰謀論』を真に受けた者によるだ。▼▼
※ 極右向けのアビガン陰謀論に関しては当note青山繫晴のページを参照。
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ちなみに2020年3月のコロナ禍当初、コロナウィルスの危険性を軽視していた菅野は、経済陰謀論者にして反ワク陰謀論者でもある藤井聡によるコロナ楽観記事に同調し、世の中の自粛ムードを否定していた。▼▼
そしてなんと、「大酒飲み会」なるイベントを企画しようとしていたのだ。▼▼
▲▲ 菅野はこんな無責任な発信をしておきながら、政府の進めるコロナ行政にケチを付けるような人物なのである。。
【潜在陰謀論者要素】
・反昆虫食