【服部匡成】歴史家風 陰謀論者
服部匡成
(文明法則史学研究所)神奈川県
陰謀度 5 ★★★★★
【陰謀要素】
・林英臣政経塾 ・スピリチュアル ・文明法則史学 ・終末思想
・極右 ・反米 ・反LGBT法 ・キシダガー
・コロナ陰謀論 ・反ワクチン ・JAL123便陰謀論
・種子法廃止反対 ・種苗法改正反対
【マネタイズ】
・セミナー ・書籍
【メモ】
◆1967年7月29日生まれ
◆1990年 京都大学 法学部卒
◆1990年 鉄鋼会社 入社
◆文明法則史学研究所 代表
■ 文明法則史学
林英臣政経塾出身の服部匡成は、 村山節(1911年-2002年)という文明研究家(笑)が主張していた文明法則史学なるものを学んでいる。▼▼
文明法則史学は「学」という文字が入っているが、一般的な学問ではなく村山節の個人的なスピリチュアル&哲学風考察である。歴史や文明から学ぶというよりか、「こじつけ」という言葉がふさわしいものだ。
歴史において「○年周期」と怪しげに用いられることは珍しいことではなく、例えば「年周期 歴史」でググってみてもらえれば分かるが、様々な周期で自由に歴史を語る人がいることに気付く。
人類の歴史をもし仮に、最古の「文章」として残されている文字が発見された紀元前6000年以降を有史としてみると、どんなに長く見積もってもせいぜい8000年以内の同時並行的な限られたサンプルしかない。
天体の動きなど科学的に観察できる周期であれば、それを学問に落とし込んで理解することが可能だが、文明法則史学を学問としてどう捉えてみれば価値を感じられるのか理解できない。
なお、短期間の歴史におけるこの『○○年周期説』の多くは、陰謀論者や詐欺師が愛好するチェリーピッキングという手法に頼っている。▼▼
■ 極右 反米
極右思想の持ち主服部はやたらとアメリカを敵視している。▼▼
■ 農業政策陰謀論
農業政策陰謀論者鈴木宣弘の書籍に影響を受けた服部は、種子法廃止反対・種苗法改正反対でないとアメリカにしてやられるという妄想を抱いている。▼▼
■ 陰謀論詰め合わせ
服部という人物の持つ陰謀要素が下記facebook記事に詰まっていて面白い。
ビュッフェスタイルみたいに『極右』『キシダガー』『反LGBT理解増進法』『反ワクチン』とワンプレートに欲張って盛っている。▼▼
▲▲ 「我々に 残された時間はもはや僅かしかない」というフレーズで締めている点も不安煽りの要素があって、なかなかに陰謀度が高い。
■ コロナ陰謀論
反ワクさんの服部は、コロナウイルス(COVID-19)が作られたものであると考えている。▼▼
反ワクさんの中には反マスクさんもいて、服部は花粉症持ち以外はマスク着用をやめるよう促している。▼▼
▲▲ マスク着用の話題に「脱米(アメリカ)」「救急車」などキナ臭いワードを混ぜ込んでいる点は陰謀論芸術点が高い。
反ワク陰謀論者井上正康の講演会を開く服部。▼▼
■ 日航機123便墜落 陰謀論
服部はJAL123便墜落事故の陰謀論を信じている。▼▼
※ JAL123便陰謀論を扱った陰謀論解説動画は下記を参照。▼▼
■ レッテル貼り回避
様々なことに反対する服部は、「『反○○』というレッテル貼りは分断を生む」と、真っ当なことを言っている。▼▼
だが、これは陰謀論者たちが自分へのレッテル貼りを予防するための都合の良いフレーズとして愛されているものだ。「反ワク」「反マスク」「反米」を謳うような陰謀論者が主張して良いことではない。