【朝堂院大覚】政治系 妄想陰謀論YouTuber
朝堂院大覚 (本名:松浦良右)
東京都
陰謀度 5+ ★★★★★+
【陰謀要素】
・反自民党 ・親ロシア ・池田大作賞賛
・国民白痴化計画・イルミナティ ・ユダヤ陰謀論
・コオロギ食陰謀論 ・三浦春馬陰謀論 etc…
【マネタイズ】
・YouTube ・ニコニコ動画 ・書籍
【関連陰謀論者】
・及川幸久 ・与国秀行 ・細川博司 ・森永卓郎 ・上田令子 ・佐藤章
・ベンジャミンフルフォード
【メモ】
◆1940年12月9日生まれ
◆同志社大学 法学部卒
■ フィクサー 朝堂院大覚
朝堂院大覚(ちょうどういんだいかく)というペンネームを名乗って書籍やYouTubeなどで政治系陰謀論を展開する、「フィクサー」のおじいちゃん。
朝堂院はマグロ漁船の冷凍機器技術の独占により巨万の富を得て(300億円)、フィクサーとして政治、宗教、裏社会と深い繋がりを持って活動していたらしい。
フィクサーとは下記の通りだ。▼▼
そんな、大物政治家や大物ヤクザたちとも繋がりがあった筈の朝堂院には、なんと逮捕歴がある。▼▼
世の中を裏から操る立場にありながら、なぜか警察にはあっさり逮捕されて、裁判ではしっかり有罪判決まで受けてしまった朝堂院。フィクサーの強権を発動して、そこをなんとかできなかったのか、とても不思議である。。
朝堂院は2014年にも、今度は威力業務妨害容疑で逮捕されたりと、「最後のフィクサー」のキャッチフレーズにふさわしくない経歴を持っている。
まあ、朝堂院の語ることはなんだか真偽不明なところもイタイところも含めて、凄いおじいちゃんであるということには間違いない。
念のため補足しておくと、朝堂院の言う全部がハッタリではない、ということが下記動画で分かる。▼▼
■ 陰謀論詰め合わせセット
2013年と早い時期からYouTubeチャンネルを開設し、YouTuberとして活動していた朝堂院。湧出して絶えることのない悠久の泉のように、朝堂院の口は政治系陰謀論をたたえ続けている。
朝堂院の陰謀論はあまりに多いため、朝堂院の主張する陰謀論のごくごく一部を箇条書きで紹介する。(全部を追うのは難しい)
◆氷水陰謀論。▼▼
◆リーマンショックやシリコンバレー銀行の破綻など、それで生じたアメリカ企業の負債は他国に肩代わりさせるのがアメリカ。
◆芸能界やテレビ業界が「一億総白痴化」に加担。
これは、しょうもないYouTubeチャンネルをやってる陰謀論者本人が言うのだから説得力がある。
吉本興業は日本文化を低下させて何百兆円もの損害を生み出したらしい。
日米安保条約も国民白痴化計画の一環。
◆ドナルド・トランプ元米大統領の娘・イヴァンカが来日した際、日本政府はイヴァンカに50億円をあげた。
◆自民党は「税金窃盗団」。
「自民党が税金を無駄遣いしている!」「着服している!」といった定番フレーズではなく、かといって「公金チューチュー」みたいな流行りのフレーズに安易に乗っかるわけでもなく、「税金窃盗団」というパワーワードを打ち出して来る辺りはベテランの凄みである。
◆池田大作賞賛
◆中国は沖縄県に侵攻して来る。2024年にそれが実現する可能性が十分にある。(※追記:ソースとして表示していた下記YouTube動画がアカウントBANされてしまった)
他には、
「日本がリーダーシップを発揮してユーラシア安全同盟、ユーラシア安全保障条約機構を築いて、上海条約機構と共にやって行くことができればロシアとうまく付き合って行ける」
などとオリジナルワードを用いて、もはや我々凡人とは雲3つ分ぐらいかけ離れた大局的視点から、おじいちゃんの浪漫あふれる妄想陰謀論を語ってくれている。
そして朝堂院は親ロシア派で、日本が北朝鮮とも親しくするよう訴えている。その理由は「ロシアや北朝鮮と親しくすることで戦争リスクを回避できるから」という、もっともらしいことも混ぜ込んで来る。
一方で、朝堂院ほどの御仁でも陰謀論のつまみ食いをしたいのだろう。
朝堂院はおじいちゃんだけあってマイナンバー制度とマイナンバーカードについての知識が無いのか、
「マイナンバーは2万円をエサに普及させて日本国民を海外勢力に操らせようとしている」
といったような、既に存在していたマイナンバー制度とその後に普及されたマイナンバーカードをごっちゃにしてあやふやな陰謀論を語っていたりもする。
そういう詰めの甘さで、おじいちゃんならではの陰謀論パクリ失敗パターンも演じているところがまた可愛いのかも知れない。今日のラストナンバー聴いてくれ「デイサービス・ラバー」(DSラバー)
この朝堂院動画の面白さは、本人がこれら陰謀論を真面目に語り、共演者も一切笑うことなく聴き入れて話しを進めるところにもある。
もう、もはやコントでしかないのだが、これだけわけの分からない陰謀論を繰り出す朝堂院おじいちゃんは現人神として、どこか人気のないところに祀ってあげて欲しい。そうすればもう誰にも迷惑をかけないで済むだろう。
「フィクサー」という異名を自らに許す人物が、積極的に表舞台に出ておきながら、ごく狭い界隈でしか認知されないというのも現象として面白い。
■ 言論の自由
2018年5月にNHK党党首・立花孝志氏のYouTubeチャンネルがBANされたことに対して「言論の自由」とか「憲法」という言葉を持ち出す朝堂院。▼▼
一私企業が提供するプラットフォームが、なぜサービス利用者の言論の自由を保障する必要があるのだろうか?YouTubeにはYouTube独自の利用規約があり、それを運用する自由がYouTube側にあることは認めないのだろうか?
そんなこともすっ飛ばして物事を考えられてしまう、意外と小者な一面を見せてもいた朝堂院であった。
■ 三浦春馬 陰謀論
三浦春馬氏の死亡をビジネスに結び付ける陰謀論者をゲストに招く不謹慎な朝堂院。しかも朝堂院自らも他殺説を有力視して語る悪質さ。▼▼
な~にが「言論の自由」だよ!
■ さいごに
認知症の人の言い分を否定すると悪化を招く恐れがあると言われる。
朝堂院が認知症だと言うわけではないが、朝堂院の語る妄想や陰謀論を周囲の人が受け入れてあげるのは、きっと介護としては正しいことなのだろう。しかしそれを拡散することを本人が自制できないのであれば、せめて周囲が止めてあげて欲しいところだ。
まあ、朝堂院の自己顕示欲を満たす道具にできる陰謀論を手放すような良心的なことはしないだろうが。