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インバウンドサミット2022 開催結果を発表します!

2022年7月2日(土)に、インバウンド業界最大級のオンラインイベント「インバウンドサミット2022」が開催されました。ご参加、ご登壇、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました!
このnoteでは、イベントの概要と事後アンケートの結果をまとめます。

インバウンドサミット2022 開催概要

参加申込者数
4,345名の方に参加申込をいただきました。昨対比120%の増加となります。

参加者の業種
業種別では、「その他・その他の観光事業」と回答した方を除くと、「宿泊・サービス」が最も多く、次いで「メディア・広告」「旅行代理店」「学生」「教育関係者」「観光協会・DMO」「交通・運輸」「イベント・体験」の順となっております。

〈参加申込者の属性〉

イベント終了後にアンケートを実施したところ、454名の方よりご回答いただきました。以下は、その回答結果をご紹介します!



インバウンドサミットの推奨度(NPS)

「インバウンドサミットの参加を、家族・友人・同僚におすすめしたいと思いますか?」という形で、イベントの推奨度(NPS)を0〜10で評価いただきました。NPSは 37.7% であり、昨年度(41.09%)からは少し下がりましたが、高い水準をキープできました。

以下、各セッションについて「参考になった」「まあまあ参考になった」「あまり参考にならなかった」「参考にならなかった」「不参加」の5項目で評価をしていただきました。


オープニング

MATCHA代表 青木優によるオープニングについては、48.7%の方が「参考になった」、42.7%の方が「まあまあ参考になった」とご回答されました。

基調講演

森岡毅氏による基調講演については、80.5%のもの方が「参考になった」、17%の方が「まあまあ参考になった」とご回答されました。

対談

和田長官と森岡毅氏による対談については、55.0%の方が「参考になった」、37.8%の方が「まあまあ参考になった」とご回答されました。

テーマ別セッション①

【エアライン】エアラインの進化を通じて、地方創生をどう実現するか
(n=37)

【長期滞在】増えゆく世界のデジタルノマド 長期滞在旅行需要をどう獲得するか
(n=14)

【住民共生】立ちはだかる壁 インバウンドはもういらないと言われてしまったら?
(n=21)

【音楽】音楽で人が集まる街
(n=7)

【高付加価値】地方から始める高付加価値化の旅づくり
(n=55)

【広域連携】「北陸」を日本の西海岸へ 広域連携での価値の発掘の仕方
(n=10)

【地域経営】企業経営から地域経営へ
(n=20)

【プライシング】安い日本で大丈夫?「どうありたいか?」から価格戦略を考える
(n=32)

【アドベンチャーツーリズム】世界でNo1の自然資源 日本のアドベンチャーツーリズムの可能性
(n=25)

【沖縄】日本の観光課題の縮図 明るい未来を沖縄からつくる
(n=15)


テーマ別セッション②

【日本食】日本食、海外でどう闘うか
(n=24)

【新しい資源】新時代の旅の基準 -求められる宿、内観の変容、寺社の力
(n=14)

【文化】日本文化 × Web3の可能性 どう伝統を継承するか
(n=7)

【富裕層】富裕層観光:観光立国再始動の切り札
(n=55)

【観光DX】地域が世界で選ばれるための戦略、観光DXを語ろう
(n=38)

【文化観光】文化観光から考える経済の好循環
(n=9)

【産業/市場】第三者から見た観光  産業として本当に有望なのか
(n=10)

【ガイド】今後の観光における『ガイド人材』の活用の仕方
(n=40)

【NFT】NFTを活用した新たなまちづくり
(n=10)

【マーケティング】訪日観光の体験価値をどう最大化するか
(n=30)


テーマ別セッション③

【観光変革】日本の観光を変革する 「トランスフォーマティブ・ツーリズム」の可能性
(n=26)

【行政】観光における行政の役割を果たすために
(n=12)

【人材】観光人材のモヤモヤに向き合う
(n=32)

【クールジャパン】グローバル人材の活用を通じて、日本の新たな魅力を発掘する
(n=18)

【財源確保】ふるさと納税の観光活用を通じた地域の財源確保による地域経済循環とは
(n=12)

【メディア】メディアが注目するインバウンド〜観光と情報発信〜
(n=24)

【サステナビリティ】サステナブルツーリズムは本当に取り組まなきゃいけないの?
(n=22)

【DMO】ALLジャパンで取り組む Destination Management
(n=16)

【アジア】【中華圏市場】ポストコロナの訪日トレンドを展望する…ブレないニーズと新たな価値観
(n=28)

【秘密】観光カリスマ 山田桂一郎が秘密ゲストと本音で語る
(n=47)



サミット全体で良かった点・参考になった点

自由記述で回答いただきました。いくつかピックアップしてご紹介します。

・インバウンド勢力が結集できた。付加価値のある観光業にむけていろいろな人が取り組んでいることがわかり、刺激になったコロナ禍による、または以前から認識されていたり時代の流れで生じてきた日本の観光の課題を再認識出来たことは良かったと思います。
・近い将来のインバウンド回復に向け、多様な業種の方々が熱意を持って取り組んでおられるご様子がわかりとても参考になりました。
・開催される側の皆様は大変かと思いますが、こうした場は日本の観光のレベルアップに繋がるのではないかと思います。
・まだ観光業界に転職してきたばかりではあるのですが、正直コロナからの回復は見えてきていつつも、まだまだ不況の業界。少なからず不安はあったのですが、今回のサミットを拝聴して、その不安は取り払われましたし、不安に思うのではなく、自分自身で日本をいかに魅力的なディスティネーションか発信することを絶やさずやっていかなければならないなと思いました。
・リアル開催では会場の問題で実現が難しい同時間帯の複数セッションをオンラインで実現した点は大変面白い試みだと思いました。次回以降もこのスタイルで開催して頂けることを期待します。
・世界の中の日本は、唯一無二の存在であると同時にガラパゴス状態であることが分かった。
・多様なセッションがあり、聞き逃したセッションはアーカイブで見れる対応がありとてもよいイベントだと思います。来年も参加したいです。

サミット全体で悪かった点・改善点

自由記述で回答いただきました。いくつかピックアップしてご紹介します。

・やはり、各セッションの時間が足らなくて、参加者が言い足らない事が有りそうに感じられた。
・視聴者の参加がしやすくなるとより魅力的(今回オフライン参加で撮影NGなので、コメント投稿がしづらく、質問なども出きるとありがたかったです。)
・後でアーカイブを見れば済むという話もありますが、セッションが盛りだくさんで、同じ時間帯に見たいものが複数あり、選ぶのに困りました。
・グローバル傾向の紹介のあるセッションは面白いが、一方で常連登壇者が多いのが気になります。
・それぞれのセッションの中身がもう少し詳しく書かれているとどこのルームに入るか的確に選べたかなと思いました。
・それぞれのスペシャリストが観光を軸に話をする中で、会話のトピックが具体的に定められていた方が良かったかもしれない。

来年のインバウンドサミットへの参加意向

来年も本イベントが開催されたら参加するかという問いに対して、99.2%以上の方が「参加したい」「どちらかといえば参加したい」とご回答され、昨年よりも高い数値となり、インバウンドが本格的に戻ってくるであろう来年への期待を感じることができました。


以上がアンケート結果となります。ご回答いただきました皆様、誠にありがとうございました。インバウンドサミットは、来年の開催も予定しております。今後とも、どうぞご期待ください!


アーカイブ映像を公開中!

インバウンドサミット2022のアーカイブ映像は、YouTubeチャンネル「今だからこそできるインバウンド観光対策」にて公開中です。ぜひチャンネル登録をお願いいたします!
※森岡毅氏の基調講演動画については、申込者限定(かつ8/2までの期間限定)のコンテンツとなっております。視聴をご希望の方は、こちらのフォームよりお申込みください。

2021年の開催結果


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