FXシンプルに押目買い戻り売りを狙う手法 ドル円ユーロドルで実例
初めに
トレンドフォローがFXで一番勝ちやすいという事は、皆さん分かりきった事だと思うのですが、当たり前の話しトレンドフォローはチャートが出来上がってからでは遅いんです
つまり発生する前に気づくことができないと意味がないんです
ではどのようにしてトレンドが発生前に気づくことが出来るかというと一番簡単な方法がパーフェクトオーダー状態のチャートを探す事です
初心者の人は特にこれだけでも勝てるようになります
今回は最後の方で実例も使ってご紹介します
パーフェクトオーダーのおさらい
ここでもう一度簡単にパーフェクトオーダーの事を整理すると
トレンドが発生すると必ずパーフェクトオーダー状態になります逆を言えばパーフェクトオーダーを見つければトレンドが発生しているという事ですから素直に順張りでトレードしていく方が”勝ちやすい”という事です
移動平均線の種類は何でもいい
移動平均線の種類は何でも大丈夫です
これじゃないといけないというものはありません
私は4本(SMA1本 EMA3本)使いますがSMAであろうがEMAであろうが見方はすべて同じです
(※さすがに2本では無理です)
また移動平均線の期間もどれでも大丈夫です
EMA(25、75、200)がポピュラーだったりもしますが、人それそれ使う期間が異なりますので自分が使いやすいもので十分です
大事な事はなるべく同じものを使い続ける事です
ちなみに下図のイメージの画像は(SMA21 EMA75 EMA200)で表しています
どの数値、何本使用しようがトレンドが発生すれば移動平均線の並びが綺麗なパーフェークトオーダーになります
どれを使っても綺麗と思える感覚を身に付けてみて下さい
長期足だけではトレンドに乗り遅れやすい
長期足になるほどトレンドに乗り遅れやすくなります
上の図は4時間足になりますがパーフェクトオーダーが完成してしまってからではかなり高い位置でエントリーする事になります
では長期でパーフェクトオーダーでトレードする事は駄目なのかというと決してそういう意味ではなく乗り遅れやすいというだけです
ですので、それを防ぐ為に短期でエントリーします
この場合で言うと
イメージとしては長期トレンド中に下位足でタイミングを取るという感じです
では下位足だけがパーフェクトオーダーだからといってエントリーできるかというと必ず上位足の環境を確認しなければなりません
なぜなら4時間足ではレンジなんて事はけっこうあります
大事な事は
パーフェクトオーダーを使った実例
パーフェクトオーダーを使った実例1
これは実際に私がトレードした最近のドル円のトレードになります
普段私が使っているチャートになります
使っている移動平均線は(SMA21 EMA50 EMA100 EMA200)です
SMA黒 EMA50赤 EMA100青 EMA200黄色
下のチャートはドル円の4時間足になります
大局を把握するために4時間足の環境を確認します
一度短期MAを割りEMA50も割るような形になってしまいましたが、短期MAも上抜けてまたぎ、トレンドに回帰しました
4時間足は問題ないです
1時間足を確認します
Aの所を確認して頂きたいのですが、ここは押しをつけてからパーフェクトオーダーに回帰した所です
再びパーフェクトオーダーになったので上昇していくのではないかと予想する事ができます
こういうAのポイントを15分足で狙います
私はEMA200の所でエントリーしていますが上記のポイントでエントリーします
上位足の4時間足がパーフェクトオーダーで1時間、15分のパーフェクトオーダーを狙っているので上昇していく事が予測しやすいです
このようなポイントで上記の様なチャートの見方が出来れば初心者の方でも比較的簡単に勝率を上げる事ができます
パーフェクトオーダーを使った実例2
今回はダウントレンドの場合で紹介します
こちらで使う移動平均線の数値は
SMA21 EMA75 EMA200になります(SMA黒 EMA75赤 EMA200黄色)
エントリー条件としては
時間足については相場の環境が変わり始めるのは短期足からになるからです
短い時間足からトレンドも崩れ始めるので短い時間足のパーフェクトオーダーは当然崩れやすくなります
シンプルな手法ですので1時間足以上から慣れていくのをお勧めします
※慣れれば当然短期足でも全然可能です
下のチャートはユーロドルの1時間足になります
EMA75に戻しを待って、再度EMA75を下に抜けた所でショートエントリーしていきます
利確は個人的な意見としてはどこでも良いです
パーフェクトオーダーが崩れる所まで持っても良いですし、短期の21SMAを上に抜けたら決済でも良いと思います
例え決済したとしても再度またエントリーすれば良いです
やめた方がよいのは、よくあるリスクリワード1対2とか1対3とかいうやり方です。
私はあまり好きではないかな、エントリーも利確も大事なのは根拠なので
工夫して他のテクニカルと組みわせる
慣れてきたら他のテクニカルと組み合わせても大丈夫です
オシレーターと組み合わせたり、ローソク足とかチャートパターンとか
上記の様にEMA75を下に割った後、切り上げラインを割ってからエントリーでもOKです
まとめ
トレンドフォローが勝ちやすいというのは分かっているけれども、どのようにしてトレンドフォローすればいいのか分からないという人にパーフェクトオーダーを使った手法を紹介しました
ものすごくシンプルで地味な作業に見えるかもしれませんが、ものすごく大事な考え方が詰まっています