#010【複業】私の教科書‗小杉俊哉さんの『起業家のように企業で働く』
多くの副業/複業のススメには
副業/複業を本業化できる様に爆速で稼ぐ方法!→会社なんて辞めちゃいましょう♪
みたいな謳い文句が飛び交っています。
が
自分の場合はそうではなく
・今の本業(サラリーマン)は安定収入として、続ける
・その傍らで複業を続ける(スキルを高める)
スタイルが最適なのだと考えている。
参考になったのは西村さんの『複業の教科書』
今回は、その中でも
今の会社での立ち振る舞い、やるべき事 に関して
参考になった著書についての投稿です。
起業家のように企業で働く 令和版
著者の小杉俊哉さんが
企業で働くにも「起業家」マインドは必須の時代。
・自分の頭で考え、動く
・勝てるポジションで自分にしかできないことをやる
・役割や役職を超えて必要なWhatを考え、周囲を巻き込む
そうやってきた君はどこでも活躍できる。
という事を教えてくれる本。
0:君はただ「会社」から言われた通りに働き続けるのか?
・今の働き方は言われた事をやっているだけでは不十分
・過去:安定的な変化の時代、上司が答えを持っていた
→与えられた問題を解く=優秀な人材
・現在:強烈な変化の時代、誰も正解が分からない
→自らの頭で「問題文を作る」、HOWではなくWHATを考えられる人が価値を見出せる人材
・自分で全ての責任を負っている起業家だったら、の視点で働くべき
本当にその通りですね。
お客様の思考(嗜好も)の多様化、多様な情報収集ツール普及などなど
「作れば売れる」様な時代は終わりました。
業績を上げるための最適なゴール設定/戦略立案など
年齢を重ねた上位職こそが考えられる < むしろITリテラシーの高い若手の方が有効策を考えられる
様な時代に変わってきていますね。
じゃあ、どの様にして会社内で行動を起こすか…
1:志を持つ
・キャリア ビジョンを持つ(企業内外、仕事&プライベート共に)
・言われた事をやる < 自ら考え動く
・二つ上の上司の視座をもって働く(俯瞰する)
・個人的にどうなりたいか < 世の中で何を成し遂げたいのか、何に貢献したいのか
このあたりは現在既にそう考え、行動してきている。
一番最後の世の中で成し遂げたい事、貢献したい事は
幸いにも複業を始めるにあたって、自己分析で考えに考え絞り出した。
本業のみでいいやと考えていたら、たどり着けなかった志だ。
2:起業家のように仕事をする上でやるべきこと
・自分と組織のビジョンの接点を探す
→MUST×CAN×WILL が重なった処にやるべき事がある
・ビジョンをビジネスプランに、スピード×柔軟性を重視して実行
・プロフェッショナルとして仕事をする(貢献する)覚悟をもつ
・自信がどれだけの価値を生むか、「投資家」からの評価を意識
・「マネジメント(HOW)」と「リーダーシップ(WHAT)」を発揮
・「いつでも辞められる」とおもっていれば環境に左右されない
業績を上げる事(MUST)×リレーション構築/営業(CAN)×複業を通じて人脈を広げる事(WILL)ならば会社もNOとはならないか…?
確かに、複業を始めた際に(未だ何もスキル向上してないけど)、
会社に依存する発想は消えた。
複業を本業化できる様になった時には、
今の会社内で自由にやりたい事を実現できるのでは?
という視界が見える気もしている。
3:大きな仕事は企業でこそできる
・売上高÷従業員数 VS 自分の生み出す価値 を意識
・リソースを使い倒す事ができる=会社にいる最大のメリット
・社内外のネットワークをつくる
・「自己承認と自己確立」から「他者承認と感謝」へ
複業を通じて社外のネットワークを作る。
社内に味方を創り、仕事を大きくする。
やるべき事は見えてきている。
4:転機をつくる
・社内で起業/転職できるのが企業にいる最大のメリット
・新規事業に手を上げる(起業のチャンス)
・難易度の高い仕事を引き受ける(=社内ならリスクをとれる)
・傍流の仕事が君を成長させる(勝てる場所で勝負)
・出向は成長のチャンス(ダイバーシティの経験)
・あえて畑違いの部門を希望する(回り道は近道?)
過去にも新規事業に手を上げて、取り組んだ。
ゼロから組織を創る事は困難だったが、面白みがあった。
今後も、そういった機会を逃さない。機会がなければ創る。
自分のタグを創る。by西村さん
5:企業内で勝っていくためのスキル
・「最速」か「最高」でなければ勝てない(完成度×時間の掛け算)
・常に市場価値を意識する
・上司と喧嘩しない(説得or凌ぐor逃げるor一時的に染まる)
・アサーション/表現力/影響力
・自分の評価とは?(能力/成果/行動/存在/IQ/EQ/イメージとビージャ)
・社内政治は意識しつつ、それに巻き込まれない
・常にチャレンジ(社内/社外/プライベート共に)
・学習(素直さ、柔軟性があれば、いつからでもいつまでも伸びる)
最後に「経営幹部の早期識別に関する11の次元」をMEMO↓
①学習機会を追求する
②誠実に行動する
③文化の違いに適応する
④変化をもたらすことに関わり合っていく
⑤広範囲の事業知識を追求する
⑥人の優れた部分を引き出す
⑦洞察力がある-新しい視点で物事を捉える
⑧リスクを冒す勇気を持つ
⑨フィードバックを求めてそれを利用する
⑩失敗から学習する
⑪批判に耳を傾ける
上記のスキルを常に念頭に置いて、アクションに変えよう。
おわりに
そうやってきた君はどこでも活躍できる。
小杉さんはそう述べています。
深く考えずに、大手企業なら安泰と選んだ就職活動。
その後約10年、起業などとは縁のない思考で、とにかく会社に貢献する事を意識し、成果を上げる事に没頭していた。。
ようやく気付けた。
これからの社会はそれだけではダメだと。
複業の活動を始めて良かった。物事の味方が少しずつ変わっている。
自分の将来は自分が決める。
今からでも遅くない。インプットした事を行動へ。
では、また。
もっと詳しく!という方はこちら↓から
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