Apeks XTX200 レギュレーター
APEKS レギュレーター
世界最高峰の呼吸性能
愛用しているレギュレーターに関して書いてみようと思います、このレギュレーターが気に入りまして、現在Apeksのみ4台のレギュレーターがあります。
実はApeksと出会うまでは別メーカーのレギュレーターを愛用していましたがひょんなことから購入、現在に至っています。
10年以上付き合いがあったレギュレーター、実は初めて購入したレギュレーターだったのですがメンテナンス担当の方から「メンテナンスは出来るけどオススメ出来ない」と言われ新しいレギュレーターを探していました、今思えばメンテナンスしておいてキープしておけばよかったかとも思っています、今さら仕方がないけど愛着がありました、思い出と僕の呼吸が染みついたレギュレーターでしたから。
出会いは必然?
XTX200シリーズ
ダイビングレギュレーター
Apeks XTX200はファーストステージの表面コーティングとスイベルホースの有無で4種類のラインナップです。
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XTX200 タングステン
XTX200 タングステン スイベルホース
XTX200
XTX200 スイベルホース
XTX200 タングステン
XTX200 タングステン スイベルホース
XTX200
XTX200 スイベルホース
たまたまアクアラングの営業さんが取引もほとんどない中、足を運んで下さっていてレギュレーターを紹介頂きました。
それがApeksだったのです。
XTX200という上位モデルは水深200mで呼吸が出来ます※、あり得ないシチュエーションの営業トークに「買います」即答してしまいました。
またその頃あこがれの南極でのダイビング映像を見て、そのダイバーたちが使用しているレギュレーターがApeks・・・・自分の選択が正しいことを確信しました。
また2017年5月にNHKスペシャルで放送されたロシアのオルダ洞窟、このときのクルーたちもApeksでした。
性能面でちょっと説明します、これはアクアラングレジェンドシリーズ、Apeks XTX50も共通項が多いです。
ファースト(1st)ステージについて
一般的なレギュレーターの1stステージ(シリンダーバルブと接続するほう)は内部に海水を取り入れます、海水の圧力に応じて空気を送り出す必要があるためです。
海水の浸入は長年使用していると内部に塩分などか固着し本来の性能を発揮できなくなるのですがXTX200,50,LEGENDシリーズの1stステージは海水を取り入れません。
このメリットは塩噛みトラブルを防いだり寒冷地での凍結を防ぐことが挙げられます(ただ凍らないレギュレーターはないと思っていますけど)。
またスクーバでは水深が深くなると呼吸抵抗が様々な要因により大きくなります(レジャーダイバーの水深で自覚できるかは個人差があります)、オーバーバランスドといわれる機能は水深が深くなるとレギュレーターの圧力が上昇し呼吸感を損なわないようにする機能です、前述した200mでの呼吸を達成する為の機能とも言えます。
ファースト(1st)ステージについて(2)
ポートの数は中圧ホースを取り付けるポートが標準で4か所、なのでメインセカンドステージ、予備のセカンドステージ、BCDホース、ドライスーツホースを取り付けることが可能です、Apeksの場合オプションで4か所目のポートを追加できます、シリンダーを2本背負うとかアクアラングのBC、i3シリーズを使用する場合コンフィグレーション(構成)がしやすくなることがあります。
※タングステンモデルは5ポートが標準となっています。
オーバーバランス・ダイヤフラム設計
ファーストステージはレギュレーターの最も重要な部分です。XTX200, XTX 50, XTX タングステン, TEK3, ブラックサファイアのファストステージで採用しているオーバーバランスドダイアフラムタイプのレギュレーターでは、従来のバランスドタイプよりも中圧値を早めに上昇させるため、いかなる水深でも快適な呼吸感を発揮します。
環境ドライシーリングシステム
一般的なレギュレーターはファーストステージ内に海水を取り込みます、XTX200, XTX 50, ブラックサファイア, TEK3, のファーストステージで採用している独自のドライチャンバーシールは海水を取り込まないためファーストステージ内を常にドライに保つことにより低水温下での凍結を防止できます。また、汚染物質や泥などの侵入も防ぐ為、シリコーンオイルやグリースを塗る作業を省く事ができます。
セカンド(2nd)ステージについて
バランスタイプのセカンドステージです、高性能のセカンドステージのほとんどがバランスタイプです、廉価版のモデルには採用していないことが多いですが呼吸感はバランスタイプが有利です。空気の流れを調整できる機能なども充実しています。
パージボタンは押し方によって噴き出す量を調整可能なシステムになっています。
あまり使うことはないかもしれませんが排気ティーの大きさを変更することが可能です、メインであれば大きいタイプでよいかもしれませんがバックアップで使用する時にコンパクトにすることができます、テクニカルダイビングの世界ではコンパクトさが重要になる局面があるのでこのようなシステムも取り入れています。
ホースの取り付け位置の変更もできます、これもサイドマウント、テクニカルダイビングなどで必要になる可能性があります。
女性には少しセカンドステージが大きいと感じられるかもしれません、そんな場合は性能差がほとんどないといえるのでLEGENDを選ばれるのもいいかと思います。
バランスドタイプセカンドステージ
多くの他社製のセカンドステージは、スプリングで閉じられたバルブを吸気の力のみで開く構造になっています。
バランスドタイプを採用しているApeksのセカンドステージは、バルブ手前の中圧室までエアーを通すことによりスプリング圧とバランスがとれ、呼吸を楽にしてくれます。セカンドステージのバルブを開くのに必要な吸引が軽減されると、どの様なダイビングにおいても呼吸が楽になる事になります。
つまり、Apeksのレギュレーターを使用するという事は、他のレギュレーターよりかなりの高い呼吸感を実感できるという事です。
リバーシブルレギュレーター
エイペックス XTXシリーズは左利き・右利きどちらの方もお使いいただけるレギュレーターです。
購入時は右利き用としてセットされていますが、認定を受けた正規代理店にて左右を組み替える事ができます。ダイバーの好みやこだわりに柔軟に対応する画期的な特徴といえます。
リバーシブルヴェンチュリーシステム
リバーシブルヴェンチュリーシステムを搭載したレギュレーターは、ヴェンチュリー調節スイッチを操作することで、エアーの流れを調節することができます。スイッチをプラスに回すと、エアーの向きはマウスピース側へ向き、より軽く快適な呼吸を提供します。。
マイナス側に回すと、エアーの流れはダイアフラム側に向けられ、弁を閉じてフリーフローを防ぎます。ヴェンチュリー調節スイッチはダイビング前の呼吸感調節に非常に便利です、マイナスの状態ではエントリーの際レギュレーターを水に落としてもフリーフローしません。
エントリー後にヴェンチュリースイッチをプラスすると、呼吸抵抗を抑えた快適な呼吸感が得られます。
また、独自のリバーシブル構造により、ホースポジションを右出し・左出しどちらにも組み替える事ができます。仕様を変える場合は必ず当ダイビングスクールにご依頼下さい。
ちょっとしたカスタム?(1)
ロングホースをセッティング
APEKSは生産国ではシングルシリンダーでもロングホースとショートホースのセットを販売しています。
国内での販売は現在行っていませんが当ダイビングスクールではロングホースへのカスタマイズもお受けいたします。
※ロングホース特有の使用方法はインストラクターに確認の上使用してください。
ちょっとしたカスタム?(2)
カラーマウスピース
標準ではブラックのマウスピースですがオプションでカラーマウスピースをチョイスするのも面白いかもしれません。
ちょっとしたカスタム?(3)
エルボーフィッティング
セカンドステージを咥えるあごの負担を軽減するエルボーフィッティングです。
セカンドホースの中厚ホース接続部分に追加することで咥え心地を改善してくれます。
装着するうえで知っておいていただきたいのですが、
接続部分が増える=エアリーク場所が増える
この点はご理解ください、またご自身で組み付けた場合は必ず、メンテナンスで一番大切なこと、確認を行ってからダイビングに臨んでください。
当ダイビングスクールでは組付け及びメンテナンスも行っておりますのでインストラクターにご相談ください。
バックアップをセットにするなら APEKS
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バックアップ空気源
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ゲージもAPEKSにしてみては?
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ALL APEKS レギュレーターセット
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Apeks XTX200の水深200mにおける呼吸証明書
APEKS XTX200 兄弟(姉妹?)機種
コストパフォーマンスを重視されるならこちらも候補になるかもしれません。
ファーストステージとセカンドステージの外観も変わりますが基本性能は同等です。
コストパフォーマンスを重視されるのであればXTX50という検討もありですが、XTX200に付帯しているオーバーホール時のワランティシステムがXTX50にはありません、定価ベースで比較すると金額差は大きく感じられますが、当ダイビングスクールでの販売価格で5年間のパーツ保証を考慮すると価格差はぐっと縮まります、詳しくは当ダイビングスクールのインストラクターにお問い合わせください。
代替空気源の安全性
XTXシリーズは世界で初めてヨーロッパ緊急補助呼吸システム基準を上回って設計されたレギュレーターです
緊急補助呼吸システム(通称オクトパス、メインのレギュレーターに繋がっているものを代替空気源という)は、緊急時にバディのレギュレーターに不具合が出た場合のバックアップとして、すべてのダイバーにとって必需品です。
一番低い安全テスト基準では30mまでを義務付けていますが、Apeksはこれらの基準を超えた緊急事態を想定し、レギュレーターメーカーとして初めて独立機関によりテストを行い、最低必要条件を大きく超える代替空気源として、CE認定を取得しました。Apeksの代替空気源はメインのレギュレーターと同じ性能で設計されており、つまり水深50m、水温10度でのテストにも合格している事になります。緊急時や想定外のケースでもApeksのレギュレーターは究極の性能を発揮しバディにもあなたにも確実にエアーを供給してくれるでしょう。
ノルウェー規格(NORSOK)
水深200mのレックダイビングをも想定して、究極な環境でのテストがなされているのはご存知ですか?
Norsok Standard U-101の認証基準は、石油産業のコマーシャルダイバーが使用する器材用に定められた厳しい標準です。レギュレーターは、ヘリオックスガスを使用して深度200mまでテストされます。Norsokが承認した4つのレギュレーターのうち3つがApeks社製でした(TEK 3, XTX200 、 XTX50、この3機種は外観こそ異なりますが内部構造は同じです。)。20mであろうと200mであろうと、Apeksこそが信頼できるレギュレーターといえるでしょう。
APEKS ダストキャップ
トリビア?ユーザーでも知らない方が多い?
APEKSのレギュレーターダストキャップには予備のシリンダー用Oリングがついています。
ダイブサイトでのトラブルに役立ちそうですが、、、、Oリングには規格があるのでこのOリングがお使いのシリンダーに対応しているかはご確認の上、使用してください。
当ダイビングスクールでのご購入特典
当ダイビングスクールでApeksレギュレーターセットをお買い上げのダイバーの方にはダイビングプール1日無料使用をプレゼントいたします、組付けも皆様のダイビングしタイルによってアドバイスいたします、
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