そもそも「金融」とは?
おはようございますorお疲れ様です。
よく世間で聞く
「金融リテラシーが低い」
「金融知識が必要だ」
と言われていますが、
そもそも「金融」とはなんぞや?という事を
お話ししていこうと思います。
「金融」とは
「お金に余裕のある人」が
「お金が不足している人」に
「お金を融通すること」を意味します。
例えば、
[A社]があります。
この[A社]が「花粉症の特効薬を開発」しました。
発売されれば、多くの人が助かります。
生産するには、工場・従業員が必要です。ですが
[A社]にはその資金がありません。
そこで「お金に余裕のある人」に融資をしてもらい
工場を建て、従業員を雇い、生産・販売ができるようになりました、
販売で得た利益から「資金を融資してくれた人」に
利子をつけて「資金をお返しをする」
融資した人は増えたお金でまた新しいビジネスに融資する。
といった仕組みの事を「金融」と言います。
(お金の流れ全体の事を「マネーフロー(資金循環)」という)
「金融」は「経済の活性化」が目的としています。
資金不足で良いビジネスモデルが頓挫しないように助け合いともとれると思います。
「金融活動」が円滑に行われるのに必要不可欠な存在が
「金融機関」です。
真っ先に思い浮かべるものは「銀行」だと思いますが
「銀行」はただお金を預かっている訳ではありません。
・事業資金が必要な企業
・住宅、車のローンを組みたい個人
に貸し出しています。(これを「又貸し」という)
貸出先からの利息ー預金者に払う利息
=銀行の利益
これを「間接金融」と言います。
実際に貸し出している「お金」は
「預金者」や「保険契約者」のお金ですので、間接金融と言い、
責任は「金融機関」が負います。
もう1つが「直接金融」というものがあります。
これは
「投資家」が「証券会社」を通して「市場・企業」に投資する事です。
責任は「投資家」が負います。
昔は「間接金融」が主流でしたが
現在はアベノミクス政策もあったので
「直接金融」も重要になってきています。
ここ10年くらいで
「投資信託」と「証券会社」のCMが増えてきていますよね。
YouTubeでも広告をよく目にします。
次に「金融商品」とは
金融機関で販売されている「お金を増やす為の手段や方法」の事です。
具体的なものは
「銀行預金」
「株式」
「債権」
「投資信託」etcの事です。
手段や方法であり、単なる「道具」なので
利益のあがらない「金融商品」は「ゴミ」と同じです。
最後に「金融市場」とは
「資金を調達したい人と資金を提供したい人の様々な取引の総称」の事で
築地市場などの具他的な場所がある訳ではなく
この金融市場で扱われるものは「お金」であり
「貸借契約を結ぶ」という市場の事です。
大きく
「市場型取引市場」(株式市場etc)
「相対取引市場」(外国為替市場etc)
と沢山枝分かれしたものになるので
証券マン以外は大体把握していれば良いものだと思います。
一概に「金融」と言っても幅が広すぎるのですが
1つずつ分解して理解していけば
そこまで難しいことはありません。
*「誰でも理解できる」と書いて思い出したのですが
2年程前、女性が証券マンと合コンをしたと聞いて
「どうだった?」と尋ねた時、
「凄い上から目線でムカついた」
と言っていました。
確かに、私自身も投資を始めて金融知識が増えた際、「他の人はあまり知らない事を知っている」と
優越感を感じていた自分がいたので、人に上から目線で接していたかもしれないと思い、過去の自分が恥ずかしくなりました、
自分より知見・経験・実績がある方なんて腐るほどいますので
改めて普段から気をつけます。
余談を挟みましたが、
まとめると
「金融」とは
➡︎「お金を融通・お金を取引・お金の貸借契約を結ぶ事など」
という事になります。
「金融」を自分に有利に働くように知識を知恵に変えるのは
自分次第だと思います。
大雑把ではありますが「そもそも金融とは」でした。
拙い文章ですが、最後まで御拝読有難う御座いました。
仕事が始まる方も、御帰宅された方も
適当に頑張っていきましょう。
有難う御座いました。