景気敏感株・ディフェンシブ銘柄
お疲れ様です。
日本のメダルラッシュがうるさいくらいLINEニュースで流れてきます。
誇りに思えるうるささですが、女子ソフトボールも北京五輪に続く、13年越しの連覇！！
私は小学生の5年間、ソフトボールをしてましたので、なんか嬉しいです。
柔道も水泳もスケボーもアーチェリーもサーフィンも卓球も体操もハンドボールは白星を上げ、サッカーも勝ち点をとったりなど日本めちゃくちゃ強いですね。
さて、今回は『景気敏感株』『ディフェンシブ銘柄』について改めて見ていこうと思います。
2020年のコロナ禍では『景気敏感株』が大きく下げ、株価に大きな影響を与えていた中、巨大IT企業などが組み込まれているナスダックは過去最高値を更新していました。（今もそうですが）
何故景気が悪いのに、ナスダックは上昇していたのか？などを理解するには『景気敏感株』『ディフェンシブ銘柄』が具体的になんなのか？をしっかり理解することが大事になってきます。
投資は景気が悪いときは儲けられない。なんてことはありません。
景気が良かろうが、悪かろうが儲けるのが一流の投資家だと思いますので、改めて見ていこうと思います。
1・景気敏感株とディフェンシブ銘柄の違い
景気敏感株を詳しく解説する前に、セットで覚えておきたい『ディフェンシブ銘柄』との違いを簡単に見比べておきます。
景気敏感株とディフェンシブ銘柄では特徴が違います。
2・景気敏感株とは
景気敏感株とは、景気の動向によって株価が変動しやすい株のことです。
『シクリカル銘柄』『景気循環株』とも呼ばれ、経済危機など市場全体（平均株価）が大きく変動する際に、一緒の値動きになりやすい株のことを指します。
なので、景気敏感株は短期間で大きく株価が変わることが多いとです。
できるだけ底値で買い、高値で売れば大きな単発的利益が見込めます。
つまり『キャピタルゲイン』が見込めます。
ただし、景気敏感株は値動きも激しいので、投資する際には機敏で正確な意思決定が求められます。
少しでも判断が遅くなる、もしくは誤った判断をした場合は大きな損失につながりますので、景気敏感株は”ハイリスク・ハイリターン”な性質を持っています。
「具体的にはどんな企業が景気敏感株なのか？」というと、
景気敏感株は
『景気が良いときに売れるモノ』というシンプルな構図に基づきます。
【景気敏感株の代表的業種】
♦︎自動車等メーカ企業
♦︎鉄鋼
♦︎紙パルプ
♦︎精密機器
以下では、日本とアメリカの景気敏感株を紹介します。
3・日本の代表的な景気敏感株（2企業）
♦︎大和工業（5444）：鉄鋼業の企業です。
鉄鋼はビルや電線等の社会インフラや自動車関連に用いられ、日本経済のみならず世界の景気動向に左右されます。
例えば、21年4月にバイデン米大統領が会見で「インフラ投資を軸に追加で経済対策をする」と発表したことによって、アメリカに鉄鋼拠点を持つ大和工業の株価は一段高となりました。
さらに、鉄鋼の需給は中国が世界の約半分を占めているため、鉄鋼株は中国経済の動向に大きく影響します。
大和工業が2016年3月期に純利益が30％減になったのも、中国の鉄鋼メーカーによる供給過剰で製品価格が低迷したからです。
♦︎ホンダ（7267）：自動車等製造業
ご存知な人が多いと思いますが、ホンダは二輪事業と四輪事業を展開し、バイク・自動車の製造を行う企業です。
自動車産業はアメリカや中国など多くの国に飯場拠点を持つことが多く、鉄鋼業同様に景気に左右されやすくあります。
米中貿易戦争、新型コロナウイルス感染による海外工場の閉鎖等、世界情勢が業績に密接に関わってきます。
「景気が悪い時に投資するのは怖いなぁ〜」と思うかもしれませんが、割安なので中長期的には値上がりが見込めるという見方もあります。
4・アメリカの代表的な景気敏感株（2企業）
日本同様に、アメリカにも代表的な景気敏感株があります。
♦︎JPモルガン＆チェイス（JPM)
JPモルガン＆チェイスは200年以上の歴史を持つ総合金融サービス企業です。
特に投資銀行部門では、株式市場の上昇に伴って収益の増加が見込まれます。
例えば、2021年1〜3月決算では、純利益が約1兆5600億円と四半期で過去最高になっています。
これは米経済見通しが改善して貸倒引当金を戻し入れたことや、IPOの活発かで株式の引受業務の手数料収入が3倍以上になったことが影響しています。
♦︎フォード・モーター（F)
大量生産・大規模マネジメントのパイオニアである自動車製造会社です。
昔ほどの勢いは無くなってしまった同社ですが、現在は地域ブランドを絞りつつ、2020年6月にフォルクスワーゲンと提携し商用車を共同生産しています。
2030年に向けて、乗用車を新たにEV(電気自動車）や、AI（自動運転）に転換する投資計画を掲げています。
5・ディフェンシブ銘柄とは
景気敏感株とは逆で、
ディフェンシブ銘柄は景気動向に左右されにくい株のことを指します。
値動きが少ないので、安定的な配当利回りが見込めます。
なので、じっくりゆっくり資産を築いていきたい方にオススメです。
【ディフェンシブ銘柄の代表的業種】
♦︎鉄道
♦︎電力
♦︎通信
♦︎食品
♦︎小売
社会インフラに関わる業種だとわかります。
ただし、社会インフラといえ完璧ではありません。
東日本大震災の際に東京電力の株価は大幅に下落し、震災前に2,000円だった株価は、現在300円付近で推移しています。
ディフェンシブ銘柄であっても、個別企業の動向をチェックする必要はあります。
6・日本の代表的なディフェンシブ銘柄（2企業）
♦︎ヤクルト（2267）
ヤクルトは乳酸菌飲料で国内最大手の企業です。
また、海外の売り上げ比率が全体の4割を占め、39ヵ国・地域に進出しています。
ヤクルトは定期購入とヤクルトレディによる販売拡大戦略で、中長期的に業績を伸ばしています。
飲食料品は人間にとって必要不可欠なモノですので、ディフェンシブ銘柄になります。
♦︎NTT（9432）
スマートフォンの普及により、通信は生活インフラとして手放せないものになりました。
しかも通信業界は参入障壁が高い上に、日本国内では数社が市場を寡占しています。
NTTは更なる成長のため、NTTドコモを20ねん12月にTOBしました。
NTTドコモは月額利用料を長期に渡って回収する収益モデルのため、業績も安定しています。
7・アメリカの代表的なディフェンシブ銘柄（2企業）
♦︎ダラー・ゼネラル（DG)
ダラー・ゼネラルはアメリカ南部を中心に安価な食品、日用品を提供する小売企業です。
1ドル〜10ドルと、比較的安価な商品を提供しているので、景気が悪くなればむしろ顧客の増加が見込まれます。
新型コロナウイルスのロックダウン中も、生活必需品を提供する企業とみなされ営業が許可されたことで、さらに売り上げが上がっています。
♦︎TモバイルUS（TMUS)
TモバイルUSはアメリカの通信会社で、2020年にソフトバンクG傘下のスプリントと合併しました。
コロナ禍に2020年も業績を大きく伸ばしていて、景気に関わらず業績に安定感があります。
以上が、景気敏感株やディフェンシブ銘柄の概要などでした。最後にまとめると、
景気敏感株とディフェンシブ銘柄はどちらにも良さがあります。
うまく組み合わせるのがポイントになります。
愚痴ばっか言っている同僚を横目に、自分はコツコツとポートフォリオを構築していきましょう。
何十年後かには大きな違いが生まれ、「なんで教えなかったんだ💢」と言われてもシカトをかましましょう。
今日はコロナ感染者が過去最高の人数らしく、東京では3,000人越え、全国では9,000人越えとやばいですね。
緊急事態宣言中でしたっけ？w意味なww
もう生産年齢人口層からワクチンを接種していけばいいのにと思いますね。
外に出るのもリスクがあろうが仕事があるんですから。
熱中症にも気を付けないといけませんね。
それでは
今週も半ばが終わりました。
残りも適当に頑張りましょう。
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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
🐶ここでは『お金』『投資』『マインド』などを書いています。
『お金』は人生の全てに関わってきますので、そこの問題を解決すれば自分も周りの人も自分の望んだ人生が送れると思い、書いています。
気張らず『へぇー』くらいで見て頂けたら幸いです。
🐶今回のイッヌ🐶
しんどくないのか？
