ユアマイスターエンジニアが大切にしている価値観(前編)
こんにちは。@inase17000です。
今回はユアマイスターエンジニアが大切にしている価値観について書いておこうと思います。全部で4つあるのですが、ちょっと長くなりそうなので前後編でお届けしようと思います。
ちなみにこの言葉達を決めたオンライン合宿の様子も別の記事にまとめているのでお時間がある方はご覧ください。
それぞれの言葉は、普段の仕事の中で使いやすいよう、ひとつの英単語に集約しています。背後に存在する考えや思い、それを大事に思った経緯などは個人ごとにさまざまだったので、集約するにはかなりの労力と時間を要したものです。
想定する読者
この記事はまだ見ぬ未来の仲間に向けて書こうと思います。
つまり、
・ユアマイスターで働くことに興味を持ってくれている方
・ユアマイスターの選考プロセスを予定している方
が対象です。
ちょっとだけ前置き
ユアマイスターでは会社のミッション・ビジョンを以下のように設定しています。
MISSION
人々の大事なものがより大切にされる社会へ導く
VISION
最も応援される会社となり、日本を代表する会社となる
(参考:https://corp.yourmystar.jp/mission)
この想いに共感をよせた仲間が、エンジニアに限らずあらゆる職種で日々の業務にあたっています。
もちろんエンジニアの仕事はエンジニアリングスキルを使ったプロダクト開発が中心になりますが、考え方や行動指針は全社のこの言葉に寄り添ったものであるべきだと考えています。(社員にとっては、自然にそうなっている感覚でもあります)
このチームのミッションはいったい何なのか?
では、エンジニアチームはユアマイスターという会社の中で、いったいどんなミッションを持って集まっているのでしょうか?
そのことを話し合う議論の中で、エンジニアならではのスキルを発揮することは最初から認識が合っていました。
そこで、どんなプロダクトを作っていくのか、どんな風にプロダクトを成長させていくのか、という点でさらに話し合いました。下記は議論の際に記録をとっていた議事メモの一部です。(文脈がないとわかりづらいとは思いますが、エンジニアたちのほとばしる温度感に触れてみてください)
数回の議論を重ね、最終的に、「応援し、応援されるプロダクトを創り、支える」ことが、エンジニアチームのミッションであると定義づけました。
これは、エンジニアの独りよがりになることなく、仲間やお客様からも応援されるプロダクトに育てたいという想いがこめられています。ゼロイチを作ることにばかり夢中になることなく、その後の運用や実際に利用されているお客様のフィードバックを反映し、生きたプロダクトにし続ける、という強い誓いでもあります。
ある程度抽象的な言葉にとどめてあるのは、各個人の行動や発言のベースにするときの一定の遊びを作るためです。
ミッションを達成するため、常日頃から大切にしている価値観
このミッションを決めた後に、常日頃の業務の中で大切にすることを、短いワードで簡潔に言い表してみようということになりました。
これが行動指針に当たるものですが、私たちの中でいきなり思いついたものではなく、これまでの数年間で当たり前に大切にしていた価値観なのです。これを言語化する作業がまた骨の折れる作業でした。
一個ずつ案を出し合い、丁寧に合議を重ねた結果、4つの言葉に絞られました。
それでは、前置きが長くなりましたが、紹介させてください。
LISTEN
夢中で仕事に取り組んでいるとついつい周りの音が聞こえなくなる...
そんな経験が何度もあると思います。ましてや時間をかけた仕事であれば尚更サンクコストが気になり正しい判断ができない時もあります。
そんな時は、深呼吸してこのコマンドを打ちましょう。
> man listen
NAME
listen - 顧客と仲間からの聞く耳を持つ
SYNOPSIS
listen [-u|--user] [-p|--partner] [-y|--yourmystar]
DESCRIPTION
ユアマイスターエンジニアは、プラットフォームを構成するユーザー、パートナー、
そして、ユアマイスターの3者が喜んでいる「三方よし」の状態であるハッピートラ
イアングルを実現させます。そのために独りよがりな開発はせず、フィードバックに
耳を傾け、本当に必要なものを作ることに熱中を捧げます。
OPTIONS
-u, --user
ユーザーの声に耳を傾けます。安心・安全なご利用をいただけるよう、定量・定
性どちらのフィードバックもサービス改善に活かします。
-p, --partner
パートナーの声に耳を傾けます。定期的なヒアリング、要望の声を集め、プロダ
クトを共に作る伴走者を目指します。
-y, --yourmystar
仲間の声に耳を傾けます。フィードバックを受け止め、最適な解決方法をチー
ムで導き出すことに全力を尽くします。
FOCUS
この技術を使いたいから... 実装が楽だから...
時には、本当に解決しなければならない課題が一体何なのか見失ってしまうことがあります。
そんな時は、目をつぶりこのコマンドを打ちましょう。
> man focus
NAME
focus - 目的から目を逸らさない
SYNOPSIS
focus [-p|--purpose] [-i|--issue]
DESCRIPTION
ユアマイスターエンジニアは、当事者意識を持って、誰かの課題を解決するプロダク
トの成長に貢献します。特にテクノロジーの活用においては、常に複数の選択肢を持
った上で、目的達成のための最適な解決策を選びます。
OPTIONS
-p, --purpose
なんのためにやるのか、だれのためになるのか、全ての機能に目的があります。
流れに身を任せた開発はせず、最短経路で目的へ向かいます。
-i, --issue
課題が大きすぎる場合は因数分解をします。優先順位に並べ、順序立てて解決し
ます。リリース後は解決できているかの確認も怠りません。
以上、全部で4つあるうちの2つを先行してお届けしました。次回は残る2つを紹介したいと思いますのでお楽しみに!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?