【〇評価🥇☆評価🥈】ファンタジーステークス🔥予想振り返り・各馬の回顧🔥

この時期の2歳戦は難しい！！

【総評・次走注目馬】

『総評』

・大雨の影響で馬場コンディションは不良。レースはスローペースで前有利の展開。逃げた1、2番手の馬が2、3着に好走と馬場状態と展開を味方につけた。その中で1列後ろにいたダンツエランはタフな馬場をものともせず脚を伸ばし勝利。4、5着馬は展開不利の中でしっかり脚を伸ばしてきた。特殊な状況ではあったが掲示板までの馬とそれ以外では能力に差がありそうだ。

※モズナナスター

・前走では早い時計の決着にも対応しており奥が深そう。次走も狙いたい。

※ヴーレヴー

・賞金加算できなかった事は誤算だがマイル路線で活躍するかも。父サトノクラウンと母父マンハッタンカフェはタスティエーラと一緒。

【タイム⏰】

『1.22.8』(スローペース)
テン3F　36.0
上り3F　34.7
1000ｍ　1.00.1

タイム

【予想　着順結果🏇】

◎9ヴーレヴー/4着
○12ダンツエラン/1着🥇
▲15カワキタマナレア/5着
×7カルプスペルシェ/11着
☆4モズナナスター/2着🥈
△1スリールミニョン/6着

【買い目🎰】

◎→○▲×☆△　3連複(外れ❌)
◎→○▲×☆→○▲×☆△　3連単(外れ❌)

【レース後各馬の回顧📝】

『1着🥇』2番手評価　
○12ダンツエラン

・ダンツエランは初の重賞制覇となった。
スタートは決まったものの今日は道中で脚を溜める形を選択。絶好のポジションに収まった。外を回すロスはあったものの前に馬を置いてからは馬もリズムよく走れており幅が広がった。最後の直線ではスムーズに追い出せ長く良い脚を使えた。逃げた馬が前で粘る中、差し切ることが出来たのは大きな1勝となった。前半少し掛かる面を見せていたのは今後の課題となるだろう。
重賞を勝利したことにより次走はG1の舞台になるか。この馬自身の課題もあるが今回は不良馬場のスローペースと特殊な展開となった。次走が試金石となる1戦になるだろう。

『2着🥈』5番手評価　
☆4モズナナスター

・逃げたモズナナスターが粘り2着に好走。
スタートは5分であったが促してハナを取り切った。スローペースでリズムよく自分のペースで走れた。最後もしぶとく脚は使っていたものの最後は勝ち馬にハナ差の2着。今回はスローペースの不良馬場で逃げたこの馬にとっては展開が向いた。また、モズアスコット産駒で母がグランプリエンゼルと今回の馬場はこの馬にとってプラスに働いた可能性もある。
前走でレコード決着を経験している様に早い時計にも対応可能だ。今回は特殊条件で比較が難しいがこの舞台でも好走できたのは評価したい。

『3着🥉』無印評価　
13ベルビースタローン

・最低人気であったが3着好走と波乱の立役者。
スタートは抜群で外からハナを奪いに行ったが内からハナを主張したモズナナスターを行かして2番手の位置に。最後の直線でもしぶとく脚を伸ばしていた。前のモズナナスターと外から伸びてきたダンツエランには敗れたものの3着に好走。今回は抜群のスタートで前のポジションを取れた事だろう。近親にサクセスブロッケンなどがいる様に今回のタフな馬場も血統的に向いた。
今後も重賞で活躍するかと言われれば厳しいとは思うが今回のような不良馬場になればチャンスはあるかもしれない。

『本命評価』4着　
◎9ヴーレヴー

・2番人気に推されたヴーレヴーであったが着外の4着に終わった。
スタートは5分で道中は中団馬群で脚を溜める競馬。最後の直線は勝ち馬の後ろから脚を伸ばしてきた。良馬場であれば差し切れる内容であったが不良馬場の影響かエンジンが掛かるのに少し時間がかかった印象だった。
これで重賞はまたも着外の結果となった。レース後シュタルケ騎手は「マイルの方が向いていると」とコメントがあった。次走以降のレース選択に注目だ。

『3番手評価』5着　
▲15カワキタマナレア

・スタートは5分であったが外枠の影響もあり後方集団の外々を追走。やはりマイルになってもテンの遅さは相変わらずで後方待機となった。それでも最後の直線は大外の距離ロスが大きい中で上り最速(34.0)の脚で伸びてきていた。今日の展開でこの内容の競馬でクビ差の5着という結果は能力が高い証拠だろう。
道中の雰囲気を見る限りでは1400ｍぐらいがベストのように感じる。1600ｍの距離延長になると折り合い面で少し不安は残る。次走のレース選択に注目したい。

『4番手評価』11着　
×7カルプスペルシェ

・好スタートを切って枠の利を生かして好位置4番手のポジションで最後の直線を迎える。展開的には絶好のポジションを走れていただけに案外な結果。レース後「馬場が合わなかったと」コメントがあったが流石に負け過ぎだ。
これで重賞では2走続けての凡走。どちらのレースでも展開は悪くないだけにこのレベルでは力が足りないことが証明された。

『6番手評価』6着　
△1スリールミニョン

・道悪適正もありそうな時計の掛かる馬場ならチャンスがありそうだと思い最後に印を回したが力及ばずであった。
道中はインで脚を溜めていたが行きたがる面を見せていた。騎手が上手くなだめて我慢させていたが。最後の直線もジワジワと脚を使っているが掲示板5頭に比べると力負け。
ここまで少数頭での競馬しか経験が無く課題を残した結果であった。今後も重賞では厳しい戦いになるだろう。