【△評価🥇○評価🥉】毎日王冠🔥予想振り返り・各馬の回顧🔥

今年の秋古馬のG1戦線は3歳馬が有力になりそうな予感。楽しみだ。

【総評・次走注目馬】

『回顧』

・今年も3歳馬の勝利となった。やはりこの舞台を選択する3歳馬は実力があり斤量の恩恵などもあって来年以降も侮れない。勝ちタイム的にはそこまで素晴らしいものではないが勝ったシックスペンスは春からの成長が見られた。今年の3歳世代のダービー組はこの秋にも結果を残している。4歳世代に主役級の馬がいなく今年の秋は３歳世代が中心になるのではないかと思わされる１戦となった。

※オフトレイル

・精神面の課題は必要だが良い末脚がある。今後の成長に期待。

※ローシャムパーク

・有馬記念・大阪杯では狙いたい。東京が合うタイプには思えない。

※ヤマニンサルバム

・今回の時計勝負に対応できたのは収穫。G１では厳しいがG3ではまた重賞を勝てるチャンスがあるだろう。

【タイム⏰】

『1.45.1』(スローペース)
テン3F　35.3
上り3F　33.7
1000ｍ　59.4

【予想　着順結果🏇】

◎9ローシャムパーク/10着
○14エルトンバローズ/3着🥉
▲7ダノンエアズロック/6着
×12ヨーホーレイク/7着
☆13オフトレイル/12着
△11シックスペンス1着🥇

【買い目　結果🎰】

◎→○▲×☆→○▲×☆△　3連単(外れ❌)
◎→○▲×☆　馬連(外れ❌)
◎→○▲　　　ワイド(外れ❌)

【レース後各馬の回顧📝】

『1着🥇』６番手評価
△11シックスペンス

・勝利したシックスペンスはスプリングSに続いて重賞2勝目となった。
スタートもしっかりと出て11番枠であったが4番手の好ポジションを奪って道中を追走。包まれることなくリラックスして走れており折り合いもついていた。最後の直線も追い出してから加速するまでに少し時間がかかったが最後はしっかりと差し切った。レース後にルメール騎手が「休み明けでまだトップコンディションではない」とのコメントがあったように良くなってくるのはまだ先だろう。ダービーはテンションも高く折り合いを欠いていただけに今日は成長が見られた一戦であった。
これで1800ｍの重賞を2勝。次走は天皇賞秋になるのか。距離は1800ｍ～2200ｍがギリギリといったところ。1800ｍと2000ｍではレース質も違うため古馬相手にどこまで通用するか。素質は高そうで今後にも期待が持てる一戦となった。

『2着🥈』無印評価
2ホウオウビスケッツ

・前走の重賞制覇の勢いのままに２着に好走となった。
スタート、テンの速さも申し分なくすんなりと先頭のポジションを奪うことが出来た。平均ペースで淡々と走ることができこの馬にとっては理想的な展開。最後の直線も先頭で迎えるともう一度突き放しにかかった。最後まで粘り腰で押し切るかと思われたが最後は勝ち馬に差されてクビ差の2着となった。それでも他の馬には負けておらず2着でもいい結果を残せたのではないか。前に向いた展開であったもののこの馬自身が作った展開の中での結果であり今回はメンバー強化された１戦で結果を残せたのは大きい。
次走は、ここを一叩きしての天皇賞秋に向かうのか。2000ｍの距離はベストで後は相手関係だけ。馬は本当に強くなっている。Ｇ１は3歳以来のリベンジ。少し足りない可能性もあるが岩田騎手とのコンビで覚醒しており楽しみな存在となった。前が残る展開であればこの馬は狙いたい！

『3着🥉』2番手評価
○12エルトンバローズ

・大外枠から2番手の位置を積極的に取りに行き1、2着馬に比べると少し足を使った印象。それでも最後もしぶとく粘っており3着に残ったのは評価できる。やはりこの馬にとって1800ｍの舞台はベスト。斤量も58キロとトップハンデを背負いながらの結果で評価していいだろう。先行できる操縦性もあり今後も重賞の舞台ではまだまだ活躍してくれそうだ。
次走はG1の挑戦になると思うが、去年の様にマイルCSか天皇賞秋か。G1では後1歩足りないイメージがあり最低限内枠は必須だろう。個人的には天皇賞秋の方が面白い気がするが。

『本命評価』10着
◎9ローシャムパーク

・秋の始動戦であったが10着と結果を出せなかった。
スタートは5分で出て中団後方を追走。少し力んで走る姿も見えたが道中はそこまで悪い感じには見えなかった。最後の直線は進路もスムーズであったが切れるような末脚を発揮できなかった。上りも(33.3)でこの馬自身の最速の脚を使っており前有利の展開も向かなかったか。どちらかと言えば道中で押し上げて長く良い脚を使うタイプで最後の直線勝負となると厳しい部分があるのだろう。
今秋は国内かどうか定かではないが、大阪杯での好走があるように小回りコースで徐々にポジションを上げながら脚を使う展開が理想。有馬記念や大阪杯が狙いどころとなるか。

『3番手評価』6着
▲7ダノンエアズロック

・スタートも良く先行のポジションを追走。道中では外にヨーホーレイクがいる形であったが道中もリラックスして走れていた。最後の直線では追い出してから加速までに時間が掛っており最後の100ｍあたりでやっとトップスピードに乗った感じであった。上りタイムは勝ち馬と同じであるが道中のポジションが１列後ろの分だけ届かない。この部分が成長してくれば重賞でも戦える素質はあるがもう一段成長が必要だろう。
ダービーの大敗に比べると立て直した印象。もう一度重賞からのスタートとなるがやはり東京のような広いコースが良いだろう。距離は1800ｍ～2000ｍとレンジが狭そうで1600ｍだと道中のスピードが足りないように感じる。

『４番手評価』7着
×12ヨーホーレイク

・道中は常に外々を回される厳しい展開。外枠であったためポジションを奪うことが出来ずこの点に関してはしょうがない。最後の直線でもスムーズに追い出しは出来ているが届かず。今の時計の速い東京では展開が向かず力負けといった印象だ。今回もこの馬にとっては最後の直線では最速の脚を使っており能力は出し切っていた。
今後はローカル重賞ではまだ戦える能力はあると思う。それでも怪我明けでここまで順調だった馬が負けてしまい、ディープ産駒の6歳馬ということもあり人気するようであれば悩む存在となった。

『5番手評価』12着
☆13オフトレイル

・今回はゲートも上手く出て後方の外を追走。道中は少し掛かる姿が見られた。最後は大外を回したが前走のような末脚は見られず最後は12着まで沈んでいった。レース後「スローペースで力んで走っていた」とコメントがあったがやはりまだまだ馬が幼い。前走では出遅れ、今回は道中の課題と精神面で成長は必須だ。この馬は血統的にも馬場が渋る方がいいのだろう。
今後は1600ｍ～1800ｍがベストか。前走のラジオNIKEEI賞のような渋った馬場での豪脚もあればアーリントンCのように32秒台の末脚もある。今後の成長で重賞でも活躍できる馬になると思っているので期待したい。