凱旋門賞
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雨降りすぎ。ラップ差ありすぎ。
中盤に高低差10mの坂。伝統のフランス版京都大賞典GⅠ。
上り坂で落ち着き、偽りの直線も我慢。本物の直線に全てをかけるL3F戦。欧州らしいタフさに、日本らしい終いの俊敏さも要求される。
中盤12秒台なら底力持続戦。13秒台なら加速戦。
日本時間 10/4 (金) 17:30現在の馬場状態は重(SOUPLE 3,5~3,7)。近年では昨年に続いて2番目に速くなるイメージで。
ニエル賞
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5頭立ての同舞台前哨戦、9月のニエル賞。
超スローからの瞬発力戦で、道中団子状態から逃げたルックドゥヴェガ。ソジーはトップスピード差でちょい差し。2着のデリウスは、スタートのソジーとの差を勝負どころでも埋められず2着。
パリ大賞典
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8頭立ての同舞台、7月のパリ大賞典。
ニエル賞と同じ超スローからの瞬発力戦。デリウスはニエル賞と同じスタートの位置取り差が埋められないまま、先行できるソジーに軍配。
仏ダービー
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14頭中頭数の6月仏ダービー@フランスのシャンティイ競馬場。
ニエル賞よりは時計のかかるコンディション。落とし穴のような勾配から、直線一気のラスト2F戦。先行したルックドゥヴェガが外から楽に抜け出して無敗のダービー制覇。ソジーは直線でやや追い出しを待たされる。
仏オークス
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仏ダービーと同舞台の仏オークス。
仏ダービーに比べ、かなり馬場の良いコンディションだったにもかかわらず、全体時計差に違いを出せなかったのは不満。
ヴェルメイユ賞
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12頭立ての同舞台前哨戦、9月の牝馬限定ヴェルメイユ賞。
ニエル賞と同日開催。中頭数な分、ニエル賞よりも道中のラップが厳しくなったが、上がり3Fの時計は同等。仏オークス組を撃破したのは、古馬ブルーストッキング。本番は仏ダービー組と斤量差が開く分が、逆転できる?
ニエル賞
ソジー(58kg) 100m68.2 上がり3F 35.2
→ 本番56.5kg
ヴェルメイユ賞
ブルーストッキング(59kg) 1000m通過65.7 上がり3F 35.4
→ 本番58kg
KG6世&QES
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ニエル賞・ヴェルメイユ賞出走組の戦いは、7月のKG6世&QES@イギリスのアスコット競馬場でも。20mを超える高低差を下って上っての底力戦。セックスアローワンス込みの斤量差を考慮すると、ブルーストッキングは仏ダービーで掲示板外馬との勝負付は済んだ。
英インターナショナル
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ブルーストッキングにドゥレッツァも参戦した英インターナショナル@イギリスヨーク競馬場。平坦で直線長めのイギリス版新潟大賞典GⅠ。良馬場のラスト1Fの耐久力戦。
中盤緩めて終いを活かす競馬は、ロンシャンに近しい。本番に向けては、高低差あるタフさと道悪の裏付けがほしい。ブルーストッキングは、逃げたシティーオブトロイに完敗で、ドゥレッツァの2馬身前をどう見るか。
エクリプスステークス
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そのシティーオブトロイと1馬身差の接戦を演じたのがエクリプスステークスのアルリファー@イギリスのサンダウン競馬場。
高低差15mの急坂+斤量差5.5kgなら、斤量次第で逆転できる能力評価で良いか。ただ、求められるコース形態は、ロンシャンと真逆。底力戦は結果を残した。
ベルリン大賞典
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アルリファーは舞台をドイツに移しての瞬発力戦。斤量60kgで11秒台前半のトップスピードを出せるなら、エクリプスステークスとの合わせ技で総合力上位としたい。
愛チャンピオンステークス
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日本馬シンエンペラーは愛チャンピオンステークスからの臨戦@アイルランド・レパーズタウン競馬場。イギリスのアスコットやサンダウンほどではないもの、ゴールに向かってのキツさはイギリス版中京競馬場。
シンエンペラーは、坂にも負けない底力と持ち前の持続力を発揮。ロンシャンとのコースレイアウトは真逆も、そこは京都実績と血統の裏付けが。4着のロスアンゼルスの急加速力も魅力的。
バーデン大賞
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ファンタスティックムーンは、良馬場とはいえ11秒台フラットのトップスピードは魅力。陣営は、道悪なら回避かもと。
英セントレジャー
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道悪には距離短縮組のスタミナを!…にならないのがこの例。
長距離馬には長距離馬らしい緩いラップの刻み方があって、良馬場の阪神大賞典を勝ったディープボンドが、道悪のジャパンカップ好走をイメージしづらいのと同じイメージ。2400mを好走するスピードの裏付けは欲しい。
注目馬
・アルリファー
・ブルーストッキング
予想のスパイスになれば幸いです。
馬場状態でラップが大きく変わるので、直前までしっかり時計の出方に注目します。