在米4年目に突入
久しぶりの投稿、前回の更新は昨年の6月だったようです。
ちょうどその頃から主な目的が完全に自分のためだけのプロジェクトに取り組みはじめ、まだどこにも発表していないから何も証明しようがないのだけれど、毎日毎日ひたすら曲作りをしています。
完全に自己満足のための企画なので、締め切りも、その他の制限もなく自由に取り組めるはずなのに、自分を納得させるというのがやっぱり一番難しい。かもしれない。
そんなに遠くない未来にお披露目することを目標にしています。
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アメリカに越してきてから丸3年経ちました。
もともとアメリカ生活への期待と希望に満ち溢れてたわけでもなく、逆にこれといって不安もなく、妙に自然な流れで渡航して暮らしているためか、特にどうのこうのということはなく年月が過ぎた気がします。
ライフスタイルの変化といえば毎年数回は必ず乗っていた飛行機に全然乗っていないことくらいかなぁ…
国際線で行ったり来たりして時差ボケするのは少し懐かしく思うけど(笑)、それ以外は望郷の念にかられるようなことも全くない。
たまに心配してもらったり、聞かれたりするので、探してみたけど、ない。
里心のない非情な人間と思われても否定できないけど、お刺身もお茶も和菓子も温泉も文学や歴史や寺社仏閣など好きなものいっぱいありますよ。(わざわざ言うと言い訳っぽい…)
日本、オランダ、アメリカを経験して、
フィジカルヘルスとメンタルヘルスのバランスとか、人間とか社会の本来みたいなものを考えると、 ”先進国” なんてこの世の何処にもないような気がするし、絶対何処じゃなきゃダメってことも今の私には特にないのだと思います。
色んな事情が重なって、この3年間は
自分にとって、世の中にとって作曲とは何か、アートとは何かに向き合う時間をたっぷりとれているというのが、苦悩することも含めて宝ものですね。
レッスンで生徒さんたちに “音楽を教える”ってめちゃくちゃ責任あるなぁ…という実感が年を追うごとに増し、常に強烈なブーメラン食らうようになっているのと同時に、アートとか創造の意義深さとか喜びとか、おそらく私の方が学ばせてもらっています。
毎日朝起きて、犬たちの世話が済んだらお茶を入れ、ジャーナリングをするのがすっかりルーティーンとなってから、自分のなかの混沌としていた部分がクリアになったような、一日の満足度というか、充実度があがったような感じがします。
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この2年ほどが多くの人々にとってなかなか難しいものとなっているだろうことは言うまでもなく、
今日の常識は明日の非常識かもしれないことを思えば、誰のどんな決断や行動も(ごく一部の例外を除いて)尊重されて然るべきだと思います。
日々難しい決断を迫られながら、工夫して行動を起こし続ける人も、粛々と過ごし続ける人も、みんな素晴らしいじゃないですか。
毎日生きることに必死で忙殺されることを避けられなかったりするのも、同情や共感を求めずにはいられなかったりするのも人間の自然な行動なのでしょう…
自覚なく傷を負って弱っている人もいっぱいいるんじゃないかと思います。
だからこそ、自分自身の力でコントロールできることとできないことの区別をはっきりさせて、自分を肯定するために他を否定しなきゃいけなくなったり、金,国,神,に嘆いたり、苦しくなったりしなくていいようにしておくことが(ソーシャルメディアが発達した昨今では特に)重要な気がします。
まずは自分で自分をひとりの人間として認めて、自分で自分を大切にできてからじゃないと、ほかの人を思いやるとか、信頼するとか、ましてや無償の愛なんてフィクションで終わってしまうのではないかしら…
世界平和とか、平等な社会とか、治安を守るとか、世の中で起きてる色んな “問題”に直接大きなインパクトを与えることはなかなか難しいけど、
自分の機嫌は自分でとって、愛や優しさに飢えた人間を増やさないことが結局まあまあ未来のためになるんじゃないかなぁ。
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本日も犬のみなさんは元気でなによりです。
最近美味しかったものはまさかの
マシュマロクッキー、そしてマシュマロピザ。明らかに中毒性を感じます(笑)
「え?そんなもの作るの?」と不信感を隠せずにいた夫も、出来上がってみると美味しい美味しいと食べていました。
ということで、順調に私の味覚のアメリカ化は進んでいるのかもしれませんね。。。
4年目も楽しみです。
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