一人じゃ無理!!〜一日店長〜
先日、佐渡をテーマに「KOREWOKINI」という団体が運営しているソーシャルバーの1日店長をやらせていただいた。
共創への苦手意識が強かったが、自然な共創ができた気がした。いや、共創というのも烏滸がましく、方々に助けてもらいまくって実現したイベントだった。
ひとりじゃどうしようもなかった。
スタッフ・遊びにきてくれたひと・佐渡の仲間・佐渡の生産者・調達手伝ってくれた人・デザインアドバイスくれたひと等々、お世話になりまくりだった。
ありがとう。
まず、一緒に一日店長をやってくれたみかん。「Korewokini」の運営かつ、東京にいた時代のシェアハウスメイトでもある。
https://www.instagram.com/sayumikan/
佐渡には2回くらい来ていて、夏には一ヶ月ほど暮らしていた旅好き&佐渡好きだ。
甘すぎないヴィーガン志向のスイーツという独自路線の甘味を研究していて、今回もおけさ柿のタルトを作ってくれた。今回のはヴィーガンではないが、お酒にも合うように塩味が効いた珍しいタイプのスイーツ。あまりのおいしさに、みかんを崇拝しかけている(いや、している)。
佐渡の人にも、このおけさ柿タルトを食べてもらいたいなあ🤔
今回のイベントは、みかんが声かけてくれたおかげで実現できた。運営兼パティシエとしてめちゃめちゃお世話になった。こんな素敵な機会をありがとう。
佐渡イベントやるんだーと言ったら、「手伝う」と言ってくれたパレスチナに5年住んでいた難民支援のエキスパートYoriko。内閣府の「世界青年の船」事業の同期。
こんな社会のエキスパートに会計を依頼するなんておもしろすぎる(社会のエキスパートとは、わたしが大切にしたい領域で働いてる人のこと。独断と偏見。)。
初めて使う会計ツールを使いこなすのに精一杯なはずだが、ほぼミスなく1日が終えられた。
知的活動もさることながら危機迫る現場をこなしてきたYorikoの現場力の賜物。ありがとう。最後まで笑顔で楽しんでくれてありがとう。昔から楽しみ力がピカイチ。ドタバタを楽しみ、笑い、癒しをくれてありがとう。
京都から駆けつけてくれた料理マスターのじお。料理の腕前に惚れ惚れする。内閣府「世界青年の船」事業の同期。
今回にぎってくれたおにぎりは絶品で、素材へのこだわりを持った自分の想いを完璧に形にしてくれた。絶妙な塩加減とにぎり加減で、おにぎりを握る手や海苔を巻く手はもはや職人。胃袋に染み渡った。
あっという間に完売してしまい「食べたかった」という声に応えられなかったのは悔いが残る。じお&佐渡の米/塩という最強タッグをまたどこかで実現させたい(じおがよければ)。
仕事の関係で京都にとんぼ返りする予定でも、このために来てくれたことに頭が上がらない。いつもお互い遠くにいるんだけど、困った時には駆けつけてくれる最強に信頼できる仲間。いつもありがとう。
みかんと同じKOREWOKINIの運営のさやか。Yoriko, じおと同じく「青年の船」同期。
一日店長の運営がベテランで、裏方を全面バックアップしてくれた。ありがとう。さやか無しでははちゃめちゃになってた。
さやかの通る声かけや率直な物言いのおかげで、ゆるゆるっとした空気感に「しまりの良さ」が出てくるからありがたい。
そして、初心者の集団でもこうして楽しい会が開催できるのは、運営団体のKOREWOKINIのサポートがあってこそ。設備、人材、運用ルール等が準備されてるから、不安だったけどなんとかなった。
▽
「ひとりじゃ絶対に無理」
って、当日が近くなるにつれて思った。
仲間や運営の方々にお世話になり、ただの「店長」として、魂を宿す傀儡のような存在だったと思う(仲間から伸びた糸がなければ成り立たないってこと)。
中心になっていろいろ相談に乗ってくれたスタッフの存在は精神的な支えだった。最終的な実行段階で臆病になる自分の特性は、仲間がいれば打開できると改めて知った。
自分の臆病さを克服するまでは、これからも仲間に頼らざるを得ないことがめちゃくちゃあると思うけど、少しずつ自信をつけて、余裕を持った上で巻き込めるようになったら嬉しい。
今回、食材の調達に関しても、佐渡を不在にしていた関係で、いろんなひとに助けてもらった。
佐渡旅行中の妹にお酒と柿を運んでもらったり、おにぎり関係は岩首の地域おこし協力隊の村山凛太郎くんが大急ぎで送ってくれた。無理をさせてしまい申し訳ない。
今回おにぎりとして提供した岩首集落の棚田米は、幻のお米とも呼ばれている。佐渡にお世話になるきっかけにもなった岩首集落でオンラインイベント(11月4日)があるので、どんなところか気になったひとはぜひ参加してみてほしい。
https://www.instagram.com/p/CkQCRqaJL3g/
駆けつけてくれて盛り上げてくれたみんなありがとう。楽しんでくれる人、お客さんが来ないと始まらない。(自己満足でもいいけど、やっぱり切ないから)
青年の船、POOLO、大学の仲間、ワーケーション仲間、シェアハウスメイト、佐渡関係、同僚、起業仲間、妹 など、
これまで関わってきた複数のコミュニティの友達が一堂に会するなんて、幸せでしかない。
コミュニティは別々でも何かしらで気が合いそうなひと同士が集まったのがとても不思議だった(個人的見解なら申し訳ない)。
イベントなりパーティーなりをやるときは、今回のようなオープンなクローズさが再現できるといいなと思う。
社交場って良いよね
余談だけど、こんな感じの立ち飲みパーティ的なものが、改めて好きだと感じた(今回みたいな場に名前があるなら教えてほしい。)。ちょっと積極性を必要とする社交場だからこそ「つながりたい」アンテナがたくさん立つから。
サクッといける飲み会だと、ご飯にアンテナが向いていたり、また各々別の目的にアンテナが向いていたり、そもそもアンテナが小さかったり。
形式的には一緒に呑んだり食べたりしてるけど、人同士が繋がるインフラが整ってないと感じる時があって、仕方がないけどこれはとても悲しかったりする。
自由に動き回れる立ち飲みのパーティーは、居酒屋よりも移動が自由だからこそ、興味や相性の赴くままに動いておしゃべりをすれば良い。飽き性だしじっとしてるのが苦手なので、そう意味でもとても好き。
正直、自己紹介して去るを繰り返すだけで良いとも思ってる。この場で繋がったひとたちとは、後でガッツリ呑み直すなりごはんいくなりすればいいから。
途中から会話の輪に入りにくいこともあるかもしれないけど、多様な人がいるパーティーは内輪になりにくいから受け入れ態勢を自然と持つ人が多いのでは?と思ったり。
そうじゃない時は、間接剤として双方向の情報を知ってるスタッフがやればよくて、その立ち回りが足りなかったのは今回の反省。次があったらちゃんとやりたい。
ああ、楽しかった。
ぼんぼやーじゅ⛵️