自己紹介記事~プリキュアにはまり、考察を始めたきっかけ
はじめまして。
このブログでは、プリキュアの考察や哲学関連の書籍の紹介、その他気になったことについてマイペースに上げていきたいと考えています。今回は私がプリキュアにはまり、その考察を始めるまでの過程について書いていきます。
私が幼少期にリアルタイムで観ていたのはプリキュア5からハートキャッチプリキュアまでで、その後はしばらくプリキュアに触れる機会はありませんでした。そんな私がプリキュアに再入園を果たしたのは、プリキュア5の再放送がきっかけです。新聞のテレビ欄にあったプリキュア5という文字に懐かしさを感じ、軽い気持ちで観てみると、これにどはまりしてしまいました。それこそ、最終回を迎えた時には悲しすぎて眠れないほどに没頭していました。(しかも続編のGOGOの再放送はしてくれなかったのでよけいにつらかった...)
こうしてプリキュアロスになってしまった私は、同時期に再放送をしていたドキドキプリキュア、そしてちょうどその頃始まったプリキュアアラモードを観るようになり、プリキュアの沼にどんどんはまっていきました。特にドキドキプリキュアに関しては、その後の私の人生に大きな影響を与えたといっても過言ではありません。
ドキドキプリキュアは第4クールに入った終盤から観始めたのですが、愛と自己中というテーマが自分の心にとても響きました。当時高校生であった私にとって、誰かを好きになるという感情は重要な位置を占めていたからです。(つまり彼女が欲しかったのです。)だからこそ、ドキドキプリキュアに私は心を奪われてしまったのでした。
また、高校で受けた倫理の授業も、私のプリキュア観に影響を与えました。ドキドキプリキュアに登場する、心のようなハート形の物体は「プシュケー」と呼ばれるのですが、これには魂という意味があります。私は倫理の授業でのソクラテスについての説明の中でこれを知り、「プリキュアじゃん!」と思いました。さらに、難解な問いをその身に引き受け、生き方としてそれを示すソクラテスをはじめとした哲学者たちの姿に、私は自分たちの大切なものを守るため、戦い続ける少女たちを重ねずにはいられなかったのです。
そこで、私はソクラテスとドキドキプリキュアの主人公、相田マナとの関連性について考えていきました。(後日、当時の考察も加筆修正を加えて上げたいと思います。)これを通じて私は、プリキュアの選択の根底にはいつも明確な理由があることに気がつきます。凡人の私に立ち向かえない困難に、彼女たちが臆せず立ち向か得る理由が知りたい。その想いが、私をプリキュアの考察へと駆り立てていきました。
これが、私がプリキュアにはまったきっかけです。私が哲学を学びたいと思うようになったきっかけについても、いずれ書いてみたいと思います。